閲覧有難う御座います。滋賀県に生息する淡水魚の紹介、今日の1匹はアブラハヤ。滋賀県東部で、体長8cmくらいのハヤを捕獲しました。山から山里辺りにはタカハヤが多く、アブラハヤはあまり見掛ける事が無いですね。見掛けても見分けが付き難いです。
<データ>
名前:アブラハヤ
分布:滋賀県東部、西部で確認
体長:100mm前後の採取が多い
生息:河川の上流から中流域の比較的きれいな水の川底、湖沼の岸辺
特徴:
漢字で書くと「油鮠」。形状は細長い円筒状の体でして、体表は粘液で滑りがあります。体色は油色?と良いますか、光沢のある黄褐色から緑褐色です。また、側面に黒い縦帯も持っていますね。産卵期の春~夏には、体色が金色っぽく輝き♂の吻部が少し伸長します。この吻を用いて、底砂に潜り込むようにして産卵を行うそうです。天麩羅にするとやや苦味があり美味しいらしいです(好みの問題では?)。
類似種にタカハヤがいますが、同一河川では上流がタカハヤ、中流がアブラハヤと棲み分けられていることが多い様です。
見分け方は、
アブラハヤ:尾柄が細く、黒斑が体側に不明瞭な帯状、目が大
タカハヤ :尾柄が太く、黒斑が体側全体に広がる、目が小
参考・引用文献
私見:
人の興味を惹かない彼ら、タカハヤでもアブラハヤでもどっちでもいいや~、と言う扱いですね。タカハヤほど大型個体を見ないです。
採取:
川幅がある場合タモ網で掬うのも難しいかもしれません。食欲旺盛なので餌釣りが捕獲しやすいかもしれません。川幅が狭い場合は四つ手網に追込むのが有効です。
飼育:
タカハヤと同じで良いと思います。(タカハヤより水温上昇に強い)
動画:
画像:
07.08.30追加画像。
07.08.30追加画像。アブラハヤの♀の抱卵個体
08.02.06追加画像。アブラハヤの幼魚(満腹)
よろしければこちらにもお越し下さい。
<データ>
名前:アブラハヤ
分布:滋賀県東部、西部で確認
体長:100mm前後の採取が多い
生息:河川の上流から中流域の比較的きれいな水の川底、湖沼の岸辺
特徴:
漢字で書くと「油鮠」。形状は細長い円筒状の体でして、体表は粘液で滑りがあります。体色は油色?と良いますか、光沢のある黄褐色から緑褐色です。また、側面に黒い縦帯も持っていますね。産卵期の春~夏には、体色が金色っぽく輝き♂の吻部が少し伸長します。この吻を用いて、底砂に潜り込むようにして産卵を行うそうです。天麩羅にするとやや苦味があり美味しいらしいです(好みの問題では?)。
類似種にタカハヤがいますが、同一河川では上流がタカハヤ、中流がアブラハヤと棲み分けられていることが多い様です。
見分け方は、
アブラハヤ:尾柄が細く、黒斑が体側に不明瞭な帯状、目が大
タカハヤ :尾柄が太く、黒斑が体側全体に広がる、目が小
参考・引用文献
私見:
人の興味を惹かない彼ら、タカハヤでもアブラハヤでもどっちでもいいや~、と言う扱いですね。タカハヤほど大型個体を見ないです。
採取:
川幅がある場合タモ網で掬うのも難しいかもしれません。食欲旺盛なので餌釣りが捕獲しやすいかもしれません。川幅が狭い場合は四つ手網に追込むのが有効です。
飼育:
タカハヤと同じで良いと思います。(タカハヤより水温上昇に強い)
動画:
画像:
07.08.30追加画像。
07.08.30追加画像。アブラハヤの♀の抱卵個体
08.02.06追加画像。アブラハヤの幼魚(満腹)
よろしければこちらにもお越し下さい。
きつねさんの鑑定結果もアブラハヤだったということで、このまま自身をもってアブラハヤと」して写真掲載させて頂きます。
1枚目の写真
・お腹のあたりが白い。タカハヤは小点が分布します。(一部例外あり)
・尾びれ基部が細い、アブラハヤはくびれのような感じで、タカハヤは寸胴っぽいw
2枚目の写真
・背中線(黒い線)が尾ビレまで判別できる。タカハヤは背びれあたりで不明瞭になります。
こちらにお越しの際は、網をお持ち下さい(難しいでしょうけど)。それにしても「ドロバエ,クソバヤ」って、ハヤ達は釣りの外道だからか、地方名に酷いものが多いですね。
胸鰭の付け根辺りが橙色している大体アブラハヤであることが多いと聞きます。(地方の個体によって差があらし
いですが。)
>きつねさん
私はまだ、判別に自身が無いです。この個体もタカハヤらしき魚が泳いでいない中流域で捕獲し、尾鰭、胸鰭の特徴から判断したもので、怪しい場合は御指摘を宜しくお願いします。
湖東では採集できるんですね。_〆(。。)メモメモ…
是非採集しに行きます!!(笑)
タカハヤしかいない九州ではアブラハヤを見ると、貴婦人の佇まいがあるような気がします。
地元で「ドロバエ」と呼ばれるタカハヤも好きですけれど。
本によると尾柄の太さなどで両者を見分けるようですが、混泳する場合見分けがつかない個体もいるみたいですね。
こちらのほうでは、オイカワやカワムツも含めて、「ハヤ」や「ハエ」と呼んでいました。地方によっては、「クソバヤ」、「ボヤ」と呼ぶところもあるらしいですよ。
「ドブラメ」は初めて聞きました。
地方によって呼び名が違うのかな?
または「ドブラメ」っていうときもありました。