近江フィールドワーク

琵琶湖の淡水魚を中心とした、下手の横好き素人ブログ。内容を信ずるなかれ!

日本の伝統工法2

2007年02月07日 08時55分30秒 | 建築関係
 今日は、日本の伝統工法についての話2、竿車知継ぎ「さおしゃちつぎ」。今日も、釘や金物を使わずに木材同士を接合させる継手の工法の紹介。横架材(いわゆる梁や桁と呼ばれるもので)に用いられる方法です。

<データ>

名前:
竿車知継ぎ

        
     外した状態の模型です。右側の尖っている先を”竿”と呼びます
        
     上下方向から竿をはめ込みます。
        
     最後に”車知栓”と呼ばれる板状の栓を中央に打ち込み完成

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
増築 (BALTAN(バルタン))
2007-02-07 17:40:20
只今、我が家に大工さんが毎日きます。
増築しているからです。

こつこつと、丁寧に作り上げ居てく子供部屋です。
秘密の技法は公開されていませんね?
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リフォーム (ryu-oumi)
2007-02-07 19:01:44
>バルタンさん
 しまった!バルタンさんにリフォームの営業を掛けておけば・・・惜しいことをした!(冗談ですよ)。

①大工さんと、しっかりコミュニケーションをとるのが大切です。(お金の掛かるサービスは難しいかも知れませが、技術的サービスをしてくれることがあります。)また、現場(大工さんの仕事)を見ることも大切です。

②出来るだけ化学物質の少ない建材を使う。(子供さんは、とても敏感です)

③機能性の追求だけでなく、遊び心を取り入れる。

④コンセントの位置や数の再検討。小さなことですが、後々の便利・不便を分けることが有ります。

 当たり前のこと、抽象的なことばかりですいません。



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車知栓 (懐畔泥鰌)
2007-02-07 23:22:53
楔とは言わないのですね。
釘を使わずに継手するなんて日本の技なんでしょうね。
技術は伝えねば…。
痛感します。
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ありがとうございます。 (BALTAN(バルタン))
2007-02-08 06:58:20
いろんな情報とアドバイスを、ありがとうございました。

たぶん、今、現在私のところに来ていただいている大工さんは、昔ながらの大工さんみたいです。

時間をかけて、コツコツと仕事しています。
時間がかかりすぎかもしれませんが?
適当ではないことは確かです。
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Unknown (ryu-oumi)
2007-02-08 08:05:28
>懐畔泥鰌さん
 楔を打つではなく、栓をするというようです。
最近ではこの方法を殆ど使っていません。一緒に仕事をしている大工さんは、時間のあるときに、若い大工さんに技術を伝承しているようなです。それでも、技術の伝承は難しいようです。

>バルタンさん
 時間は、早い方が良いと思われがちです。しかし、時間を掛けることで、建築中に材木の乾燥が進んで、完成後に材木が収縮してできる隙間を減らす効果もあります。
(壁紙の亀裂や隙間が出来る原因を減らす)
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