心地よい初夏の気配が感じられるようになるとハナミズキの季節だ。今年はどうも天候が不安定でなかなか寒さが去らないが、それでもハナミズキは咲いた。私はこの花が好きだ。街路樹や庭木に使われることが多く、今頃はあちこちで見ることができる。

ハナミズキ(花水木)は北アメリカ原産のミズキ科の落葉高木で、別名をアメリカヤマボウシと言う。これは日本の山地に自生する近縁種のヤマボウシに似ていることからの名称。

ヤマボウシ(Wikipediaより)
花の色は白、紅、ピンクなどがあるが、どれも良い。



4枚の花弁に見えるのは総苞というもので、実際の花は中心部にかたまっている。


ハナミズキはサクラとともに、日米の首都交流のシンボルとされている。1912年(明治45年)に当時の尾崎行雄東京市長が、タフト大統領夫人の希望を受けてワシントン市にサクラの木を贈り、今ではポトマック河畔のサクラとして名所となっている。その返礼として、1915年(大正4年)にワシントン市から東京市にハナミズキが贈られてきた。公式にはこれがハナミズキが日本に渡来した最初のものとされるが、それ以前にも園芸家などによって日本に持ち込まれていたかも知れない。


ハナミズキ(花水木)は北アメリカ原産のミズキ科の落葉高木で、別名をアメリカヤマボウシと言う。これは日本の山地に自生する近縁種のヤマボウシに似ていることからの名称。


花の色は白、紅、ピンクなどがあるが、どれも良い。



4枚の花弁に見えるのは総苞というもので、実際の花は中心部にかたまっている。


ハナミズキはサクラとともに、日米の首都交流のシンボルとされている。1912年(明治45年)に当時の尾崎行雄東京市長が、タフト大統領夫人の希望を受けてワシントン市にサクラの木を贈り、今ではポトマック河畔のサクラとして名所となっている。その返礼として、1915年(大正4年)にワシントン市から東京市にハナミズキが贈られてきた。公式にはこれがハナミズキが日本に渡来した最初のものとされるが、それ以前にも園芸家などによって日本に持ち込まれていたかも知れない。
