「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

越後駒ヶ岳  (魚沼駒ヶ岳)

2009年10月31日 19時46分47秒 | 山歩き
「越後駒ヶ岳」

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魚沼三山は水無川の上流を包んで三角形に立っている。
そのうち一番高いのは中ノ岳二○八五米、一番名の聞こえているのは
信仰登山でにぎわう八海山であるが、私があえて三山の代表として
駒ヶ岳を挙げたのは、山としてこれが一番立派だからである。

                           「日本百名山」 より。

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今日は越後駒ヶ岳に登ってきました。
新潟県にある山で、平ヶ岳と同様とてつもなく長い尾根を歩き
やっとのことで辿り着く山です。  皆敬遠する山のひとつです。

でも自分の中では新潟を代表する山は是非登っておきたいと思い
今年の目標にあげた山の一つでもありました。 実現できてよかった。

いつものように会社退社後自宅へ戻り、山準備を済ませR50経由、
関越自動車路を小出ICで降り、先のコンビニでビール買い込み
真っ暗で細く一車線のR352で枝折峠を目指しました。
枝折峠駐車場着が23時30分、僕以外誰もいませんでした。
ちょいと寂しい駐車場でビールを飲み0時就寝。。。

明けて土曜日。 5時起床。 辺りはまだ暗い。
6時登山開始。 天気快晴、この時期にしては少々暑い気温? 

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登り口から左手下に雲海の奥只見湖が見える。
周りには高級そうなカメラを持って日の出を待つ人々。

ヤセ尾根(右側が落ち込み)を過ぎ少し登れば明神様の祠があった。
明神峠から小倉山までが明神尾根と言い、幾つかのアップダウンを繰り返し
大汗をかく長い長い尾根歩きが続いた。でも夏に登った平ヶ岳よりは全然楽
だった。 真夏の登山は火鉢を背負って登るようなものだから。。

 「奥只見湖」  


 「越後駒ヶ岳」   と、遠い・・


 「越後駒ヶ岳 UP」    どこの尾根登るのかな。


 「奥只見湖に登る朝陽」



 「朝陽に染まる越後駒ヶ岳」



小倉山まで2時間ちょうど。 いいペースだ。
そこから先は越後駒ヶ岳を目の前にして段々急登になる。


 「百草の池着」  


 「振り返る」   左奥から延々と続く尾根を登ってきた。


この辺から岸壁をよじ登る。(数か所鎖) 両側はすごい落ち込みで危険
なので慎重に進む。 谷から吹き上げてくる風が気持ちよかった。


 「迫る頂上」    晴天。  真っ青な空。


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「閑話休題」

越後三山・・   越後駒ヶ岳、中ノ岳、八海山。

全国にある○○三山。  

阿寒三山・・   雌阿寒岳、雄阿寒岳、阿寒富士。 
出羽三山・・   月山、湯殿山、羽黒山。
鳳凰三山・・   地蔵岳、観音岳、薬師岳。
白馬三山・・   白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳。
etc・・    他、いっぱい。

全国いっぱいある三山だが、その中でも登ってみたいのは出羽三山である。  

スキーで数回訪れた月山。
会社の同期の実家近くの湯殿山。 
そして何故か神秘的な感じの羽黒山。    

「出羽三山」  なんだか伝説的な匂いを感じる山、いつか登ってみたい。

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 「駒の小屋着」   小屋は既に閉まっていた。  右後ろが頂上。


 「越後駒ヶ岳登頂!」    後ろが八海山。


10時前、越後駒ヶ岳登頂。   (タイム 3時間50分)

北方面には山際をクネクネ走る樹海ラインが見渡せた。 昨夜、よくあんな道を
しかも真っ暗な中登って来たもんだ。 (最近夜中の林道走行は慣れっこになった)


 「八海山の雄姿」   兼続も登った八海山。 (天地人に映っている山)


頂上でおにぎりを食べながら360°の世界を十分楽しんだ。
八海山、浅草岳、守門岳、会津駒ヶ岳、平ヶ岳、燧ヶ岳、至仏山・・
30分休憩し下山開始。 今日は本当に暑くて汗びっしょり。

 「下山時に見た肩の小屋方面」   左奥まで続く尾根をズーッと下る。


 「奥只見湖」   UPで撮ったら遊覧船が映ってた。


 「無事下山完了」  (タイム 3時間)


 「枝折峠 (しおり峠)」 
R352を桧枝岐村から小出に抜ける樹海ライン。  バイクも通行可になった。
(その昔、初代セローで通っちゃった道。  もう時効かな・・  (^^; )


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行き) 4時間。 (R50、北関東高速、関越高速、R352)
登り) 4時間。 
下り) 3時間。
帰り) 3時間。 (         〃           )

行きと帰りとで測ったような時間軸。  (狙ってはいない)

18時無事自宅着。 お風呂に入り汗を流し十分なストレッチ。

どうやら体が塩分を欲しているようだ・・ 
ラーメン太七で生ビ&大盛りラーメンで祝杯!

明日は天気悪し??   みかも山行って身体をほぐしてこようかな。。

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2 コメント

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一緒にどお? (Rヤス)
2009-11-02 23:52:50
今度どお? 一緒に行きませんか??

大汗、筋肉パンパン、左右切れた尾根歩き、
クマの気配、獣の匂い、喉の渇き、天候の変化、
もうダメ限界・・

登頂の喜び、大絶景、美味しい空気、
ストレス解消、ミルキーウェイ・・

「山」  今度行きましょうネ!!!

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う~ん (ぴろさん)
2009-11-02 16:30:41
夏と違って、昼間でも空気澄んでいてきれいですね。
かれこれ15年は登っていないなぁ・・
しちりんで話をききませう!
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