「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

ちょっと休憩

2012年10月21日 20時22分20秒 | 徒然

 最近の日曜は家事が忙しい。

 
 なので登山はもっぱら土曜の日帰りが多い。

 そんな登山も昨日でほぼ終了。   少しお休みします。。 

 悲しいかな11月の週末は会社のイベントが多く遠出不可なのです。

 そして本日、、   家事を済ませ久しぶりにMTBで佐野の街へ。

 「国際交流フェスティバル」   なるものが駅前広場でやっていた。


 楽しい文化交流イベントが盛りだくさんの催しで、ステージでは各国の歌や踊りが
 披露されます。 そして、世界の料理を楽しめるコーナーやNPO・NGOコーナー、
 文化体験コーナー、外国人のための法律相談コーナーなどが設けられます。
                         (佐野市役所広報より引用)


 僕が行った時にはサッカーの前園聖さんのトークショーをやっていた。

 家事を終わらせMTBで市内をのんびり周遊、  気持はしばし休息タイム。

 本日は暖かくいい日和、  ゆっくりできた日曜でした。

 


空木岳

2012年10月21日 08時11分32秒 | 山歩き

「空木岳」    (うつぎだけ)

 中央アルプスの北半分に 主峰 駒ヶ岳があってその南半分の最高峰が空木岳である。
 登山者というロマンティストは美しい山の名に惹かれる。 心の中にまだ訪れたことない、
 しかしその美しい名前だけは深く刻み込まれている、 幾つかの山を持っているものだ。
 空木、 空木  何というひびきのよい優しい名前だろう。

                                   深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。

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 10/20(土)    空木岳に登ってきました。 

 90座目。 

 先月 木曽駒ケ岳縦走時、 2日目に空木岳に登る寸前で嵐ため 檜尾避難小屋から撤退下山。
 空木岳、 心のどこかに引っかかっていた。   ということで今年のうちに登ってきました。

 「忘れモノを取りに・・ 」

 いつものように会社退社後中央高速で (何だか最近毎週来ている感じ) 駒ヶ根IC下り
 駒ヶ根スキー場横林道を上がり古城公園を過ぎ林道終点手前の駐車場にクルマを停め仮眠。 (23時着)

 
 (毎回そうだが登山口までの林道は真っ暗でライトの照射角度からブラインド側は見えにくく側溝に落ちそうになった)

 準備支度を整え明るくなった5時半過ぎスタート。
 
 駐車場から林道を500メートルほど下がった所に登山口がある。

 いきなりの急登をこなせば本当の林道終点駐車場に着く。
 
 途中の林道崩壊のためここまでクルマは来れない。

 この正面に登山口があり、 計画書提出の箱がある。  
 空木岳までのCT (コースタイム) は6.2時間とあった。     遠いなあ。。

 最初は緩やかな林間コースが続く。
 

 途中開けた場所から駒ヶ根市街を望む。
 

 山、 いい感じです。
 

 サイトでよく見る水場着。    スゴク冷たかったです。 
 

 
 登山口からずっと樹林帯を登って行くルートです。  
 そのため全体的に展望はなく陽も入って来ずで 谷から吹き上がってくる冷たい風と相まって寒い登山道が続く。

 それでも時折日差しがあり 少々温かくもなります。
 

 
 この辺りからヤセ尾根を登っていく。  
 鎖、 ハシゴ、 足下を見ればは深い谷がポッカリ口を開けて非常に危険な場所もありました。

 樹林が開けました。  右手(北側)の尾根の向こうに木曽駒ケ岳と宝剣岳が見えてきました。
 

 

 んんっ??    手間のあの尾根に建つ小屋は、、、
 

 檜尾避難小屋です。    懐かしいなあ。。       あんなポジションに建っていたのですねえ。

 道標は至る所に立っており道を間違えることはありません。
 

 やっと長い長い樹林帯を抜けました。    この池山ヤセ尾根登り、 両神山の尾根に似てましたよ。

 
 そして目の前に・・
 

 快晴の空木岳。   いやあこの景色を待ってました。

 左斜面には昨日までに降った雪が残っています。  
 

 振り返ります。     下方に駒ヶ根市街、  遠方は南アルプスの大絶景です。
 

 頂上直下に建つ駒峰ヒュッテ。   
 

 夏場は管理人がいるが秋冬期は無人。  今は避難小屋として土間 (4畳?くらい) を解放している。

 そして小屋北側のテラスから望むこの景色、、    もう何も言うことありませんね。
 

 檜尾岳、 宝剣岳、 木曽駒ケ岳、     ド・ド・ドーン!!

 山やって良かったと思う瞬間です。

 この時間、 もう下山者がいます。     檜尾避難小屋から来たのでしょうか。
 

 もうひと踏ん張り。   この辺が一番キツクつらい時です。
 

 そして頂上着!!
 

 今年最後の百名山登山。  ここにきて今年最高のピーカンをプレゼントしてくれました♪

 先週 下ノ廊下を歩いていた変なオヤジがいました、 神出鬼没のようです。 (笑)      足短けー (爆)
 
 
 足短く着ぶくれしてるけどこれでも体脂肪率18%、 服下は50歳にしては筋骨隆々、 脱ぐとスゴイんです。 イヤン♪

 オヤジぃ、、   何言うとんねん!!    

 ハイ、 現実に戻ります。    それでは頂上からの大絶景をお楽しみください。 

 
 
 本日 何回も登場している木曽駒ケ岳方面。   
 

 そしてこちら空木岳山頂ってこんな感じです。   右 (南西) に歩いて行けば南木曽駒へ縦走できます。
 

 そして今回のハイライト、  南アルプス編です。 
 

 
 左から甲斐駒ケ岳(摩利支天)、 北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山、 そしてこの前登った塩見岳、 以下右に南アが続く。

 甲斐駒と摩利支天。 
 

 塩見とその奥に日本一の山。
 

 白峰三山。
 

 絶景を楽しみながら おにぎり休憩。     
 ここまで行動食だけ (休憩3分?くらいをを数回)  だっため頂上でゆっくりしました。

 この時期山頂は北からの冷たい風に吹かれ じっとしていると手先や体が冷たくなってきます。

 もう標高の高い山は冬なんですね。。

 山頂にいた他の登山者二人はラーメンを作っておいしそうに食べていました。    いいなー

 しばしゆっくりしてから下りました。  
 

 駒峰ヒュッテ。     ちょっと中を覗いてみましょう。

 本当に入口土間部分のみ解放なんですね、 3人がいいとこ?   (以前市役所に確認した結果どおりだった)
 

 この30分くらい下に空木岳避難小屋があり そこには15人くらい?  泊れそうです。

 最後に、、    小屋前のテラスから木曽駒方面を目に焼き付けます。
 

 真ん中に檜尾避難小屋、 そして宝剣岳、 木曽駒ケ岳。

 また泊りに行くね。    稜線に立つカワイイ小屋だこと。
 

 宝剣 & 木曽駒。     木曽駒は雪で白くなっているのかな。
 

 さよなら空木岳。
 

 若者3人が野菜スープを作りながら盛り上がっていました。     若いっていいねー  前途洋洋ですね!

 ホシガラスかな??  全然逃げませんでした。     キミ、 カッチョいいよ。
 

 下山路です。  ここ濃霧時はちょいとヤバイかも。
 
 左に落ちたら生きては戻れない深い谷、 まるで滑り台のようだった。

 デカイ岩を越えて、、 
 

 樹林帯に入る前、 最後の最後に挨拶をしてお別れです。
 

 

 ここから危ないヤセ尾根に突入です。
 

 結構急です。
 
 ここも左側には深い谷 (下が見えない) が口を開けていました。

 林間から檜尾尾根が見えます。  先月濃霧の中あの尾根を下ったんですねえ、 完全ビビってました。 (笑)
 

 水場まで下りて来ました。   山頂付近ですれ違った団体さんに追いつきました。
 
 腕には指導員を示す黄色い腕章がありました。   山の案内人のようです。

 そろそろこの山行も終わりです。
 

 そして無事下山。
 

 ここから下の林道まで急な尾根下りが待ってます。   これが最後に最後、 太腿に効くこと効くこと。。

 
 で林道出合着。  ここから駐車場まで500メートルだらだら登り歩きです。 
 

 お疲れさまでした!
 

 この後待ってましたかのようにある場所へ移動。     ムフフ~

 ハイ、 ここです。
 

 「駒くさの湯」

 
 んんっ??    この前と男女入れ換わったようですね。
 

 湯にゆっくり浸かり冷えた体を温めストレッチをして山の疲れを十分癒します。  
 登山後の疲れたた体をほぐしてほっこりできる山合いの温泉。   いいですねー  (^^v

 そして中央アルプス百名山、  最後の〆はやっぱりこれでしょう!
 

 これにて  「宿題完了」  です。

 これで百名山中央アルプス編  完登しました。   
 そしてこの空木岳で90座目完了、  やっとここまできました。

 これで今年の百名山は店終いとします。  
 今後は好きな山、 登りたい山に行くことにします。   冬山の準備もしなきゃ、 ですし。。

 以上です!


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 山ちゃんからのメールをソースかつ丼食べながら確認。 (笑)

 「空木から木曽駒まで縦走しないと宿題を終わらせたことにならない」  と。

 あちゃー、、  言われてしまった。    実は自分でもそう感じていた。

 「なーんか不完全燃焼だなー」 って。。

 まったくおっしゃるとおりで、 心のどこかに引っかかっていた。  
 やはり未踏破の波線部分である檜尾岳から空木岳まで歩かないと本当の意味での宿題を
 終わらせたことにはならない。  ということでここに訂正をさせていただきます。

 「宿題2/3完了、  残りは来年以降に持ち越し」 

 残コース候補は 檜尾尾根登り檜尾小屋泊、翌日空木岳縦走下山 or 最初の木曽駒からやり直し??
 クルマを下山口にデポし中央アルプス一泊縦走。  その時は山ちゃんに付き合ってもらおう。  (^^v

 山、 全然終わらないですねえ、  今後もずーっと空木 (続き) そうですわい。   嬉しい悲鳴です。

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