9/17(土)
「蔵王山」
同じ東北の山でも、蔵王には、鳥海や岩手のような独立孤高の姿勢がない。群雄並立といった感じで、
その群雄を圧してそびえ立つ盟主がない。 もし最高点を盟主とするならば、それは熊野岳であって、
その細長い頂の一端に、斉藤茂吉の歌碑が立っている。
「西吾妻山」
一口に吾妻山と呼んでも、これほど漠然としてつかみどころのない山もあるまい。福島と山形の両県に
またがる大きな山群で、人はよ く吾妻山に行ってきたというが、それは大抵この山群のほんの一部に
過ぎない。
深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。
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遠刈田温泉無料駐車場で目を覚ます。 (20時前就寝、 4時起床)
木曜会社退社 ~ 移動 ~ 仮眠 ~ 早池峰山登頂 ~ 遠刈田への移動の疲れもあってか、
昨夜は遠刈田温泉駐車場で爆睡(寝る前の足湯も効いた?)だった。
神の湯前の空き地に見つけた水道で水を汲み出発。
蔵王エコーラン、 ハイライン(17時~7時?まで通過無料)を経てレストハウスへ。
ここに来るまでに見た朝焼けがキレイだった。。
準備して出発。
コースはレストハウス裏手から始まり、お釜を右に見下ろしながら馬の背をダラダラと登っていく。
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“お釜” と登ってきた方向を見下ろす。
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広大な斜面一旦避難小屋まで登り、熊野十字路で頂上の熊野神社目指す。
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この山はホワイトアウト時は危険かもしれない。 これといった目標物が無いので・・。
強いて言うなら途中途中に立っている方向を示す棒を見落とさないように進むこと。
360度の景色を楽しんだ後、神社にお参りし風が強かったので早々に下山開始。
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レストハウスの先にある刈田岳にも登る。
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北西からガスがモワーっと湧き出し稜線を滑りながらお釜を埋め尽くす。
が次の瞬間にはすぐにガスが取れ。。 その繰り返し。 何とも神秘的な光景だった。
天気悪くなるのかなあ。。 空気は湿気たっぷりでこの日を境に東北地方の天候が崩れてきた。
7時、無事下山完了。
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「蔵王山」 この山も八幡平と同じで、遠刈田温泉か蔵王温泉に数日投宿し、いくつかある縦走コースを
じっくりと縦走するのもいいかもしれない。 ただし各山の景色に違いは無くあまり感動は得られないかな。
ありがとうございました。
時間的に余裕だったので、ここから50キロ離れた福島県にある西吾妻山に向かうことにした。
(西吾妻山は来年の7月、会津野YH開所パーティーの日に登ろうと思っていた)
蔵王温泉を抜けR13へ。
この辺の道はバイクでよく走った道。 スゴク懐かしかった。
米沢街道で南陽高畠から米沢市、 そこから県2号で白布温泉を目指した。
“県道2号線” 山間の道を田んぼを眺めながら気持良く走れる。 何回走ってもいい感じ。
そんなこんなで白布温泉街着。 そして温泉街の上にあるロープウエイ乗り場へ。
準備し出発。 ロープウエイとリフトを乗り継ぎ登山口目指す。
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「ロープウエイとリフトに乗りじっくりと景色を楽しみながら登る」
いつも早々の山登りスタイルなので、ここ西吾妻山へのアプローチはこの形で良しとした。
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かもしか展望台から飯豊連峰(いいでさん)を眺めた。
しかしその頂上(たぶん)周辺は厚い雲に隠れていた。
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木道を進み岩場を抜けた先にある梵天岩(ぼんてんいわ)へ。
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ガスが出てきて視界が悪い。 マークを見落とさないよう進む。
広い岩原を天狗岩を横目に見ながら真っすぐ行くと吾妻神社に辿り着く。
ここから左に折れ最後の斜面を登り切れば頂上だ。 足の調子もよくスイスイ登れた。
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頂上は木々に囲まれ狭く視界も皆無だ。 ジ○バ○軍団が来たので早々に場所を移動した。
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さっきの広い岩原まで下りて休憩。 たまにすれ違うご夫婦連れ。
「こんにちは。 この先もガスです、 気を付けてくだい」 と声を掛ける。
かもしか展望台を過ぎ森林の中を10分くらい下ればリフト乗り場着。 無事下山完了。
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西吾妻山。 ありがとうございました。
この後はここ、吾妻スカイバレーを通る度に気になっていた宿屋の立ち寄り湯へ。
重厚なかやぶき屋根が目を引く昔ながらの宿屋、 「西屋」 でのんびり湯に浸かりました。。。
ここの温泉はもちろん源泉かけ流し。 打たせ湯もあり、 もう言うことなしでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_goo.gif)
以上です。
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【後記】
吾妻連峰。
今回はロープウエイとリフトで済ませてしまったが、ここも時間があればじっくりと縦走したい山のひとつだと感じた。
初回は単なる山行、それで次回?への課題とコース取り、時間、宿屋の有無もわかってくる。
これも今後の楽しみにとっておきたい。
会津、喜多方、裏磐梯地域は好きな場所なので、将来ここへも足を延ばすことになるだろう。
以前入った姥湯、滑川温泉、野地温泉、幕川温泉、早稲沢浜、、 そして東吾妻山、一切経山、他。
将来、 じっくりと向き合ってみたい山域になりました。
蔵王山、 西吾妻山。