「快走爛漫Ⅱ」

アウトドア大好き人間です。 (since2005.10) 

雨飾山  Vol.2

2011年09月11日 17時45分08秒 | 山歩き


 9/10(土) 雨飾山。

 しかし、それは街道のすぐ左手に立ち並んだ後立山連峰の威圧的な壮観に眼を奪われる旅行者にはほとんど気付かれぬ、
 つつましやかな、 むしろ可愛らしいと言いたいような山であった。  私はその山に心を惹かれた。
 雨飾山という名前も気に入った。
                                   深田久弥 「日本百名山」 より抜粋引用。

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 金曜退社後の西日眩しい高速道路。    夕闇迫る秋の高速、 至福のひと時。

 「湯の丸IC ~ 三才山TN ~ 松本・大町・白馬八方 ~ 小谷温泉 ~ 雨飾山キャンプ場P」

 R148、 もう何十回目かのいつもの知った道。   
 静かな木崎湖・青木湖・塩の道、 白馬の街を越えた先のトンネルを抜けた所で右折。
 真っ暗闇の山道を上がり小谷温泉集落へ。
 
 一度は泊ってみたい山田旅館前を過るといよいよ急坂細道になる。 
 雨飾荘とその先のキャンプ場まではもう少しだ。  (雨飾荘は場所も建物も新しくなっていた)

 キャンプ場Pでは数台のクルマが停まっていた。 皆さん車中泊のようだ。
 国道沿いのコンビニで調達したビールを飲みしばし寛ぐ。 そして22時過ぎに撃沈。。


 9/10(土)  晴れ。  でも空気は湿気タップリ。    「天気崩れるのかなあ」

  登山口。
 
 左奥がキャンプ場、  登山道はその右側(建物の左)を行く。   綺麗なトイレ、 水あり。

 朝のうちは暑いくらいの日差し。 そんな天候の中出発。  最初は湿地帯の林道を行く。

 

 頂上まで400メートルおきに設置されている指標。   親切だし道迷いもない。  ありがたいです。
 

 湿地を抜けると2/11の指標があり、 ここからいきなりの急登となる。
 ブナの網の目のような根っこ階段をずっと上がっていく。  一気に汗が噴き出してくる。

 「ブナ平」   一帯にブナの巨木が立ち並ぶ。
 

 ここの登りはキツイ。  ほとんど直登。   尾根への斜面を登りやっと開けた場所に出た。

 左奥の頂きの向こう側が雨飾山の頂上だと思う。  
 一旦下の沢まで下り、そこから真ん中の尾根を登っていく。

 

 荒菅沢(アラスゲサワ)で一休み。     冷たい水で頭を洗う、 キモチいい。。(笑)
 

 有名な布団菱(ビシ)を眺め、  そして左奥のトンガリくんが雨飾山かな。 (違うかな?)

 

 ここからも急登の尾根登りが続く。    この山は下から上までホントずっと急登だ。

 開けた場所で振り返る。   
 中央ちょい右下の白点が駐車場。  左奥に火打山、奥に妙高山。  そして頸城(くびき)山群の原生林。

 

 ここから細い尾根の岩礁帯を這い上がっていく。  直射日光で後頭部や背中が暑い。 フラフラだ。

 

 笹平を過ぎれば最後の登り。   雨飾山だけに、 頂上できっと誰かが雨乞いしてるに違いない。 (笑)

 

 テッペンから日本海を見たかったのに・・    これじゃ無理かな。。

 

 ハイ、 了解です。     
 
 (画像時間順不同。 この看板が上にあったので・・)

 「おおーー!!!    アラッ~、  スゲーー!!!」      すまぬ。。  m(__)m
 

 頂上までの最後の岩場急登りを慎重に登る。

 この山は双耳峰だった。  稜線に出た。   向こう側(南峰)頂上だ。
  

  「雨飾山山頂」     (向こうの頂き(北峰)が双耳峰の片方)
 

 コンビニおにぎりと水を飲みしばし休憩。

 北峰から南峰を望む。     こんな位置関係です。
 

 オオ!!  雲海の下に糸魚川の街並みと遠くに日本海が!!    見える、、  ハズ。。。

 

 頂上にいた名古屋からきた方としばし歓談。   
 ひと度山行に出ると、 20日間くらいは各地で車中泊しながら登山を楽しむそう。
 会社リタイア後の楽しみの一つですね。 なんとも贅沢な時間の使いようだこと。   
 自分も早くそういう “おいしい時間” を使う山スタイルになろうと思いました。
 (年配の方で車中泊しながら山行脚している人は殆んどそういった方たちばかり)

 その時は軽ワゴン駆(買)って全国山行脚の旅。  そう、 住所不定無職。   キ、 キケンだ。。 (爆)

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 人との会話は疲れを癒します。  そろそろ下山します。

 笹平をのんびり歩きます。
 

 下からどんどん上がってきます。  この辺が一番キツイ所、 ガンバッテください。。  
 

 

 荒菅沢まで下りました。  ここで大休止。   ハイ、 水浴びです。(笑)

 

 最後に雨飾の山並みをしっかり目に焼き付け尾根を下っていきます。 

 

  一際立派なブナ。    幹に抱き付き耳を当て目を閉じた。
 
  (白神山地奥にあるブナの巨木、  “マザーツリー” でも同じことをやりました)

 「ブナ平」
 

 

 無事帰ってきました。   お世話になりました。    キツカッたけど楽しかったです。
 

 ただいまー。
 

 「久しぶりの山、 やっぱりいいもんです」     大満足。

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 その後は 下にある雨飾荘の露天風呂に直行しました。  
 若い頃バイクツーリングで抜けた林道妙高小谷線、 その時に入った露天風呂。 懐かしいです。

 露天風呂(昔と造りが変わっていた)後、 雨飾荘で蕎麦を食べ一休みしてから林道を抜け
 毎度お馴染みの、、  笹が峰、 妙高高原、 野尻湖を過ぎ今回は上信越道で帰ってきました。

 妙高、 黒姫、 高妻山は雷雲で真っ黒。   途中の浅間山周辺を走っている時に雷ドシャ降りでした。


 以上です。




スーパーとりせん

2011年09月11日 11時32分29秒 | 佐野通信
 
 今朝4時30分自然起床。   ラジオ、 ベイFMのスイッチON。

 登山の翌日は自宅休養。   今日も残暑か、 蒸し暑くなりそうな日曜日。

 毎週日曜9時から10%引きのスーパーとりせんで買い出し。  (たまには家事を)

 その後はジムニーの窓全開にして大小山駐車場まで軽くドライブ。   そして帰宅。


 11時からは東京FMの  “ハートオブサンデー” 


 それにしてもこの番組 (by NONA) はいい曲ばかり流すなあ。

 クリストファークロス   「ニューヨ-ク・シティー・セレナーデ」

 ビリージョエル   「ストレンジャー」

 そしてノラジョーンズの   「ドント・ノー・ホワイ」   へと続く。。

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 週末の夜中、 山へ向かうクルマの中でたまに聴いているノラジョーンズ。
 
 月灯りに照らされた山奥の道を淡々と走りながら聴くノラの歌声。   グッドです。 

 先の(その先も)カーブを抜ける時の道の傾斜と想定スピード、 ギアの選択、 ブレーキング&微妙なアクセルワーク。

 真夜中の山間ルート、 車泊前の楽しいひと時。    こんな時間も楽しんでます。。。

 「たかがジムニー  されどジムニー」