8月3日のこと。途中降り始めた雨の中、南砂町東口の北側へ出ると、そこは、南砂三丁目公園。
木の下に、白く散り敷く花。
エンジュ公園と呼びたいほどにエンジュが多いです。
今までもエンジュの花は見ていました。
葛西橋通りの歩道ぞいに2本くらいあり、歩道にたくさん花を散らせ、主張していましたが・・・。
ほとんど感動もなく眺めておりました。
しかし、この公園で、今日初めて、エンジュの花の美しさを知りました。
ハリエンジュ(ニセアカシア)には郷愁もあり、甘い香りとともに、白い花房は大好きでしたのに。
それに比べて、ああ、なんというそっけなさだったことか。
このしっとりとした美しさはどうでしょう!
中国原産のマメ科の落葉高木。古い時代に渡来したようです。
派手ではないけれど、しっとりと品を感じさせる花。中国では、高貴な木として尊ばれていたそうです。
エンジュは、古名の「えにす」が転じ訛ったもの。 えにす⇒ えんじゅ
花が終わると、マメ科らしく莢の豆が数珠のように膨らみ、
たれさがります。
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