7月2日、目黒で、
「タスマニアの7弦ギターリスト・ケアリと日本のミュージシャンのコラボレーション・ライブ」
を聴くチャンスに恵まれた。http://www.arts.australia.or.jp/events/0507/tasmania/
日本の奏者は、琴の酒井悦子さん、声楽の古渡智江さん、ピアノの中村理恵さん。
清川妙先生の最新刊のエッセイ集のなか、”チャンスの前髪をつかむ”にご登場の酒井悦子さんは、筝演奏家で、先生を、豪華客船「にっぽん丸」の船上講師にスカウトされた方だ。
それはさておき、突然、さしのべられた”素敵なチャンスの前髪”を、しっかりとつかませていただいた。☆♪
酒井さんとケアリとの曲目は、季節にちなんで、「七夕」。 琴と7弦ギターが、どのようにコラボレーションするのだろうかと、楽しみだった。
開放的な琴の調べに、7弦ギターの柔らかな包容力のある音色がとても、引き立てあっていて、美しかった。酒井さんの琴には、細やかな表情があった。
桜色の着物姿の、落ち着いた華やぎも素敵でした。
声楽では、オペラなど、何曲か歌ったなかで、なぜか、「ゆりかごの歌」が、じーんと胸に沁みてきました。それは、心のひだの奥深く眠っていた、原風景、母なるものから与えられた想いを呼び起こしたからだろうか。(育った時代がすぐにわかる?)
後で、古渡さんに伝えると、「ケアリが入れてほしいと言ったので」とおっしゃった。ケアリは、CDにも、人間性あふれる心癒される作品がならんでいて、特に私は、子どもの誕生にまつわる曲”Jack's Tune”が好きだ。 <under the some moon>
わが娘たちは、彼女らの遥かな記憶の中の子守唄にどんな反応をしめすだろうか。
*酒井さんのグループのページで、演奏が、視聴できます。(コメント参照)
http://www4.ocn.ne.jp/~coda/neko/neko_info.html