昨日につづき・・・・・不思議な木の実②
同じ場所を通り、
名前のわからない木の、葉柄をちぎってみました。
切り口からは白い乳汁が盛り上がりました。
うわっ、これは、やっぱり!
イヌビワの仲間であること間違いなし。
イヌビワと言っていますが、ビワの仲間ではありません。
バラ科のビワの仲間ではなく、クワ科でイチジクの仲間です。
雌雄異株です。
あまり役に立たないものの総称のように、
植物の名前に「イヌ」がつけられていることが多いのですが、
犬にはまったくもって失礼な話。
落ちていた実です。イチジクのように内側に花をつける果実は、「花嚢かのう」と呼ばれます。
雌株の花嚢の中
落ちていた花嚢を割ってみました。
この花嚢の中で行われているいのちのドラマの不可思議さ。
一生を花嚢の中で過ごすイヌビワコバチの♂ーー種をつなげていくということの
神秘を思います。
☆とっても詳しいイヌビワのサイトです。イヌビワとイヌビワコバチのことなど。
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