午後4時近く玄関ホールの〒受けを見にいくと、上の階の年配の女性の方が、
所在なさげに立っていらした。近くには中国人の一家がいたが、話しかけられても
所在なさげに立っていらした。近くには中国人の一家がいたが、話しかけられても
ことばも通じず、エレベーターに乗り込んで行ってしまった。

「家は●号棟なんですけどね。どうしたらいいか、わからないの」
「ここは、●号棟だから、ここでいいんですよ。何階ですか?」
一緒に乗り込み●階を押す。
「こんな便利なものがあるんですね」
いままで、何度となくこれを繰り返して生活してきたはずなのに・・・
すっかり忘れてしまっている。
降りると、彼女はそれらしきドアの前に行き、バッグから鍵を探しだし、
開けようとしている。ホールからそっと見ていると、
時間はかかったが、ドアが開き、中から
「おかえりなさい」
女の人の声がした。
ああよかった、一人暮らしではなかったんだ。
お名前も部屋番号も知らなかったけれど、
ずっと以前には、お仕事もなさっていて、道で見かけたこともあり、
きちんとした上品な方だった。
住宅の花畑で、きれいな花を育てていた。
その方が、今、途方にくれている…どんなに心細いことだろうか。
老齢化がすすんで、他にもきっとそんな方はいるはず。
途方にくれるのは、
誰にも、自分にも無関係なことではないでしょう。
途方にくれる。。。。。
一緒に乗り込み●階を押す。
「こんな便利なものがあるんですね」
いままで、何度となくこれを繰り返して生活してきたはずなのに・・・
すっかり忘れてしまっている。
降りると、彼女はそれらしきドアの前に行き、バッグから鍵を探しだし、
開けようとしている。ホールからそっと見ていると、
時間はかかったが、ドアが開き、中から
「おかえりなさい」
女の人の声がした。
ああよかった、一人暮らしではなかったんだ。
お名前も部屋番号も知らなかったけれど、
ずっと以前には、お仕事もなさっていて、道で見かけたこともあり、
きちんとした上品な方だった。
住宅の花畑で、きれいな花を育てていた。
その方が、今、途方にくれている…どんなに心細いことだろうか。
老齢化がすすんで、他にもきっとそんな方はいるはず。
途方にくれるのは、
誰にも、自分にも無関係なことではないでしょう。
途方にくれる。。。。。

ただ老いて行くだけでも大変ですが、、
母は最早、何も解りません。
3ヶ月前程に入院して居ましたが、、
姉から連絡を受けて見舞いに行った処....
「ばかやろ〜〜」と一言言ったきり・・・
認知症は怖いです・・・
なんか書込みたく成りました。
すみません。。。
ご近所の方の姿を見て、これからの社会を思うと他人ごととは思えず・・・つい。
せめて私たちは、今を精いっぱい愛しんで生きていかなければと。