”窓を開けてごらんなさいませな。
素敵な世界が広がっていますョ ”
昨夜10時過ぎ隣の号棟のMさんからメールです。
早速ベランダのサッシを開けると、外はしんしんと降り積もる雪。
1時間ほど前には隅の所からうっすらと白くなってきたなあ、と思っていたのが、
辺りはすっかり白く覆い尽くされていました。
東京にとっては、初めての雪らしい雪(!?)です。
日々雪と格闘している北国の方には申し訳ないのですが、
ふと明日の交通の混乱などが頭をよぎります。
いやいや、”今日が入稿締切日でバタバタしている”と昼にメールのあった娘は、
無事に帰れるのだろうか・・・と卑近なことばかりに・・・。
お訪ねするブログでは、各地の雪の記事がたっぷり。
雪の日に雪の写真も撮らなかった無粋さを、兼好さんに諌められそうなこのページですがーー
大好きな 仁藤さくら さんの雪の句を。
昇降機ひらくと雪のあふれたり
世にありしすべての隅に雪ふれり
ひとをおもふこころ雪のけはひに似む
『光の伽藍』 より