胸といふ字に月光のひそみけり 仁藤さくら (9月14日 増殖する俳句歳時記(清水哲男)より) 初めて遇った仁藤さくらさんの「ひかり」の世界、好きだなあーーと。”二十間年の沈黙を経たのち俳句を再開”と、三宅やよいさんが紹介していらっしゃいます。(知りたがり病がうずきます。)ご興味ありましたら、こちら ←をクリックして、お読みください。ふらんす堂から、第二句集『光の伽藍』が出ています。 ☆
かげろふのなかの希望にさはるかな 早春のああなんといふあかるい奈落 父帰るゆふがほいろの死をまとひ さびしくて鮟鱇海をうらがへす つぐみつぐみ死ぬほどの青知らないか 『光の伽藍』(ふらんす堂・新刊紹介より)
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