行船公園、源心庵の庭にカヤの実がなっているのを発見。
♪かやの実 かやの実~♪ の? と、
歌うように I さん。
実際に生っているのを見たのは、遙か昔、
長野県佐久市で見てから、2度目です。
軽井沢では出会ったことがなかったので、
細長いドングリのような実を炒って食べるなどしたことがありません。
他のナッツから想像するに、きっと美味しいんだろうな。
雌雄異株。イチイ科の常緑高木で、樹高が20メートルにもなります。
実は香りがいいそうです。高級碁盤などの材としても有名。
♪歌曲として歌われていましたね。北原白秋の詩、作曲は山田耕作。
途中までは歌えるんですが。
かやの木山(きやま)の
かやの実は
いつかこぼれて
ひろわれて
山家(やまが)のお婆(ば)さは
いろり端(ばた)
粗朶(そだ)たき 柴たき
燈(あかり)つけ
かやの実 かやの実
それ 爆(は)ぜた
今夜も雨だろ
もう寝(ね)よよ
お猿が啼(な)くだで
早(は)よお眠(ね)よ
このような世界は、遠くなって・・・・
☆小野小町と深草少将の<百夜通い伝説>にも、カヤの実が登場します。