少し前の話になりますが、清川 妙先生の講演会のお話の中で、「荷葉」という言葉を知りました。
荷葉・・・・読めませんでした。恥ずかしいことに。
でも、荷風ならば読めます。永井荷風。
けれど、そこからの発想に思いが広がらない貧しさです。
http://www.euzim.net/piece/piece.html#
荷葉は・・・・かよう と読みます。ハスの葉のことです。そして、
荷風とは、ハス(蓮)の葉を渡る風のこと。
ちなみみに、仏像のおわします台座は蓮華座で、蓮の花の形ですね。
薫きものにも、、荷葉のイメージのお香があります。
ハスは、仏教の西方浄土、極楽の象徴。
なにやら、やんごとなき存在なのでした。
そこで、ハタと思い出しました
友人のFさんが教えてくれた、サンカヨウという花の名前を。
白い花がお好きというFさんに相応しい、品のある山の花です。
カタカナだけでは、よく分かりませんが・・・、
漢字で書くと、ほらっ! 山荷葉。
山にある荷葉(ハス)という意味だそうです。
「荷葉」という言葉に繋がれて、Fさんのサンカヨウは、グーンとズームアップ。うれしい印象の花になりました。