赤い靴で 街あるき

横浜の波止場から~♪函館に。
街の散策やキッチンの片隅から。見たり聞いたりの「ひとかけら」を綴ります。

白子のムニエル

2008-01-28 | Buon Appetito(召し上がれ)

タラの白子のムニエル 
   

「ル・マンジュ・トゥー」のオーナーシェフ、谷 昇さんの
レシピで作ってみました。

白子をムニエルにして外は香ばしく、中まで熱々に
カリッとした香りと熱さに触れ・・・
かむと内側のとろりとした熱い汁があふれる

調理意欲&学習意欲が満々になる、素晴らしい表現!!
10日ほど前の新聞に載っていたのですが、
これは作ってみるっきゃない・・と思い、昨日決行。

白子をオリーブ油でかりっと焼いて、茹でてソテーした
ホーレン草の上にのせ、ペシャメル・ソースをとろ~りと
かけていただきます。

調理自体は、難しい作業もなくシンプルですが
ん??このあたりの詳しいコツが書いてないぞ・・と
思ったところも、少々あり。
(たとえば、ソースをどの程度の濃さにするかetc)
たぶん、プロなら普通にサクッとこなす場面なのでしょうね。
そして、そのあたりは自分で思考&試行すべき場面でも
あるのかな・・・
ソースの濃さなんて、自分の感覚で覚えるしかないですものね。

このペシャメルソースは、使用する牛乳を基本より少し多くして
そこにロックフォールチーズを加えます(我家は普通の
ブルーチーズ使用)

いつもは近くのスーパーで買物をしていますが
今回は、素材に・・ちょっとだけ・・こだわりたかったので
白子もブルーチーズもクイーンズ伊勢丹で購入。

それと、レシピに書いてあったスパイスも。エルブ・ド・プロバンス

Hを発音しない仏語。プロバンス地方のハーブと言う意味で
バジル・タイム・ローズマリー・セージなどが入っていますが
自分でブレンドしても、もちろんOKでしょう。

以前、イタリアンハーブミックスを買ったことがありますが
中身はほとんど同じじゃないかしら?
でも、去年の暮れに、香りが薄くなったスパイス類は
処分したので、そのイタリアンハーブも今はありませんが。

さて、北海道産のプリプリした白子とフランスからきた
個性の強いブルーチーズは、良い相棒だったようです。
エルブ・ド・プロバンスも、この<マリアージュ>の良い仲人役

本当に、ほんとうに美味しい一皿となりました。

上の写真を撮っている間(私の分)、先に食べていた夫は
「今までの人生で食べたものの中で、何番目かに美味いっ!」
・・・と大絶賛
はぁ~??

<最近食べたものの中で、何番目かに美味しかった>を
誉め言葉マックスにすると、<今までの人生>に
なるのでしょうか(笑) 
誉め上手に、改めて感謝です


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3 コメント

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どちらの・・・ (えみり)
2008-01-29 20:17:12
レストランのご馳走かしら?って思いきや、
ご自宅ディナーですかぁ。
素敵~。。。さり気なく白子を料理するなんて。

ハーブを使いこなしていらっしゃる様子にも
頭が下がる思いですぅ。
私がいつも家族に食べさせているモノ、
あれは一体何なんでしょう(/∇≦\)アチャ-!

>「今までの人生で食べたものの中で、何番目かに美味いっ!」
どんどん、深みが増していく褒め言葉ですね
んもぅ、ご馳走さまでした!!
返信する
このかたのレシピ (赤い靴~えみりさん)
2008-01-29 23:57:35
朝日新聞に載っているのですが
レシピ文章に哲学があるようで好きなんです。
(谷シェフの言葉を記者が書いたレシピだと
思いますが)

白子って外見だけで嫌いとうかたも多いですが
この頃は横浜あたりでも新鮮な白子が入手しやすくなっていてうれしいです。
>ハーブを使いこなしていらっしゃる様子にも
頭が下がる思いですぅ。
使いこなしてなんていませんってば
でもハーブってそれっぽい味にしてくれる
一種の詐欺師じゃないですか?
この詐欺っぽさが好きなのかも(笑)
返信する
ハーブの使い方 (チーズ好き)
2014-06-28 17:09:28
今日、ブリオッシュにロックフォールとペシャメールソース固めたソースを挟んだ前菜食べて、あまりにうまいので検索してレシピないかなと思ったらこちらに当たりました。笑 白子でやるとご馳走ですね。ハーブはどのように使うのでしょうか?
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