うまさいと

お馬さんは好きですか?

素晴らしき週末は終わりを告げて。

2005-10-03 03:19:47 | 競馬
どーでもいい現実世界がやってくるなぁ。

というわけで、Prix de l'Arc de Triomphe(FR G1 T2400m)の回顧。
きっちりとWyndyaが仕事をしてレースを引っ張ったなぁというのが一番の印象。レース途中にMotivatorが内で苦しそうかなと思って観てたわけですが、直線でうまく内を突いてて一安心。Hurricane RunがMotivatorのすぐ外の窮屈なところを抜けようとするも、MotivatorのMurtaghは右鞭をくれてたようです。ってことは突っ込もうとするその瞬間に進路が若干狭くなったのかもしれず(前からのスローリプレイ映像ではそういった感は無かったけど)、咄嗟に進路を内に変えたFallonの好判断だったのではないかと。お馬さんにも余力があったしねぇ。そして内を力一杯突き抜けて快勝。

ここからはレースには関係ないですが、勝ってからのウイニングランは馬服を着たままでちょっと面白かった。そして、Fallonはサインに愛想よく応えてたと思ったら、綺麗なおねーちゃんにちゅーしてた。やるな、色男。そういえば、表彰式でFallonの右の右(勿論こちらから観て)にいた綺麗な女性は誰なのかが気になりました。勝負服を観てると、ちょうど6年前を思い出してうっとりとしてしまったなぁ。競馬ってやっぱり血統の成せる業なんだなぁとあらためて思った。Hurricane Runはオーナーサイドのコメントだと、どうやら来年も走ってくれるようで嬉しいのです。このレースで、Coolmoreの12fの手駒として残せるのがScorpionでは心許ないということになったんでしょうかねぇ。今後はBreeders' Cup Turf(USA G1 T12f)に行くかもしれんということです。

外から来てたWesternerとBagoが2, 3着なわけですが、Good to Softの馬場でも何とか走ったBagoもなかなか頑張ったわけです。が、それ以上にWesternerやったねぇと言いたい。やっぱりPeslierは凄いなというのを観た感じもする。個人的に好きなVinnie Roeが03年のこのレースで5着に入った時もちと感動したのですが、幾ら絶頂期と言えど、Westernerが2着に突っ込んでくるとは驚いた。Prix du Cadran(FR G1 T4000m)をやめてこっちに来たのは大正解だったと思うわけです。

WesternerはWildenstein氏のお馬さんなので、Boeufが乗ってたわけですが、Vallee Enchanteeの件で降ろされちゃって、Peslierにスイッチ。MARLさんのとこを読ませていただくと、どうやら前走で乗ったPasquierが今回もWesternerに乗りたかったそうなのですが、前走はかち合ってPasquierにお鉢が回ってきただけだもんねぇ。でも、そのPasquierもShiroccoできっちり4着してる辺り、何とかチャンスを逃さないタフさ、みたいなのはあるのかな。Grosser Preis von Baden(GER G1 T2400m)ではふいにしてしまった気はしますが。そしてWesternerが次にどこに行くのかは非常に興味があるわけですが、この調子で12f路線で一つでいいから勝ったら種牡馬になれるかもなぁ。Danehill×Troyってのもまた何とも言えない配合なのですが、この距離適正はTroyから来るものなのかしらねぇ。Danehillは今年のTattersalls Yearing Saleでラストクロップが売りに出されるみたいですが、どれくらいの値段が付くのかねぇ。今年だけでもOratorio, Westerner, George Washingtonと、全く異なるカテゴリでチャンピオン級のお馬さんを輩出してること自体、とんでもないよなぁと思う。今年は英・愛リーディングを取れそうだしねぇ。

BagoはBreeders' Cup Turfになるのかな。Classicもいいよなぁとか思ったり。ところで5着に負けちゃったMotivatorはもうBreeders' Cup Turf勝たないとまずいというところまで来たかなぁと。アメリカの芝が合うのかなぁ?

Shawandaは6着だっけ。そんなものなのかなぁ。むー。Warrsanはいつも通りだから驚かないけど、Scorpionが案外だったなと。

そんな感じで軽い回顧しかしない自分。詳細な成績その他はどこにでも落ちてそうなのでその辺りでよろしく。