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タリバン政権・・・戦場カメラマンのtweet

2021-08-24 10:37:05 | 世相雑感

渡部陽一氏、まるでアフガニスタン国内にいるようなtweetで話題になっている。が、日本で発信している。

彼は、アフガニスタンに情報をもらう人がいるのだろう。それも都市部に。米国の恩恵を受けてきた人たち、開明的な、非イスラムとまではいわないが、ゆるい気味のイスラムの掟に従ってきた人たち(多くは都市の住人)には、タリバーンの原理主義は恐怖でしかないだろう。

全土において「恐怖」で忌むべき集団なら、タリバーンが都市に侵攻できるわけもなく、一定の支持者がいる、それは確かだ。上の返信コメント「忍冬は冬に負けない」さんのコメントを私は支持する。

(話横道→忍冬・・スイカズラ。つる性の植物、白い繊細な花を咲かせて黒っぽい実をつける。漢方薬の原料の1つ。翻訳小説を読んでいると、この花、よく出てくるので調べたことがある)

多分米国は、20年以上アフガニスタンに駐留したはずだ。米国に限らず、欧米諸国にとってアフガニスタンはおいしい国。原油も含めて資源の宝庫、正義の味方みたいな米国の長い駐留にも裏事情もある。

中共がタリバーン政権にいい顔しているのは、こういう資源狙いもあるだろうし、あとで述べるアヘン栽培の巨利も魅惑的なのだろう。もっとも、中共はすでに、新疆ウイグル自治で栽培して巨利を得ているという話あるけど。

その裏事情の1つ、今回tweetでつかまえた。私が裏を取って研究したわけではないので、「噂」的な位置づけでお読みください。

アヘン。

これが「裏事情」のようだ。「噂」といえども、ここに紹介しようと思ったのは、何となく「合点、合点、合点」とボタンたたきたい気分だからだ。

このアヘンを米軍に護衛させて運び出していたというのも、別のところで読んだ。

共和党ブッシュ以降、民衆党政権が続いたが、大統領はどの人も深く関わっていたようだ、巨利を得ていたわけである。このケン以外にも、原油輸送のパイプライン問題もあったようだ。

話横道だが、米国が占領して自分らの価値観と勝手な都合を押しつけて大成功を収めたのは日本だけ、というのはよく言われることだ。ベトナムに続いて、アフガニスタンでも失敗しているわけで、米国。民主主義は相対的な価値(ですかね?)で、すべての世界の国に通用することではないのだってことをいいかげん認識した方がいい。

またまた話横道ですが・・・

ここまで生きてきて、私の人生はこの米国的な価値観や、民主主義のおかげで自由で充実したものになったとは思っている。

トルコを旅した時、夜行バスに乗ったときに隣の女の子と例の如くに片言英語で話した。女性があなたのように一人で旅できるのはうらやましい・・といわれたが。私は、イスラムの国だから、こうやってお隣が女性(女は女同士、女席エリアがあったはず)で外国人の女としては安心して旅ができる、有り難い、みたいなけっこう的外れな会話をした記憶がある。

 

アーロン大塚さんが言われているようにまともな政権が必要なのだ。

タリバーンは、果たして「まともな政権」なのか。なれるのか?国内の論調では無理っぽいなあ・・・

 

さて、バイデン大統領の究極の大失敗は、米軍だけさっさと引き上げたこと。

トランプさんの計画では、まず民間人を引き上げる。米軍のブツ(兵器など)も引き上げるか、破壊する。最後に、基地の破壊。その後に、米軍が引き上げる。

がプランされていたという。

しかし、バカだわ・・・バイデンさんとその周辺。

いまだに米国籍民間人が1万人あまりアフガニスタン国内にいるんだとか。他の外国人も在住する。さっそくドイツ人記者の家族が殺されたとか報道があった・・・このあたりでタリバーンは、トランプさんを交渉の相手にしたってことなんだなろうな・・・

 

 


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