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蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

筆順について  (bon)

2014-03-19 | 日々雑感、散策、旅行

 今、小学校などで教えられている筆順は、昭和33年に刊行された “筆順指導の手引き” が基準となっている
という。 これが基になって “文部省初等中等教育局初等教育編” が刊行され、多くの辞書や参考書などに
転載されているのですね。

 しかし、この本の冒頭にある “本書のねらい” には、「学習指導に混乱をきたさない配慮から定められた
ものであって、ここに取り上げていない筆順について、これを誤りとするものでもなく、また否定しようとする
ものでもない。」 とうたわれているそうです。

 阿辻哲次氏(京都大学大学院教授)によれば 、“もともと、この手引きに載せられている筆順は、
書道で漢字を書く立場から決められたそうで、それは書道での文字の美しさを求めるところにあったというから、
これをそのまま小学生が学ぶ漢字の筆順として決めつけるには無理がある”  と述べられている。

 漢字の筆順が試験問題にも出され、国語の成績として評価されるというのは、以上の事から言えば
少々的はずれのような気がしないでもありません。 教えられた通り “記憶しているか?” を評価するのであれば
もっともですが・・。

 阿辻氏が言うには、たとえば “上” という漢字の筆順は、先の手引きでは、“縦・横・横” と示されていますが、
一般に “横・縦・横” と書く人もかなりいるのではないか。 実は私は後者であり、試験されたら狭い見方では “×” であります。 また、“右” と “左 ”の筆順について、これは私は手引き通りの筆順
(はらい→よこが右で、よこ→はらいが左)
ですから大丈夫ですが、氏は、“上” も “左右”も別に“正しい” 
とか “間違い” とかと決めつける問題ではないのではないかという。
実は、手引きにもこれら “上” “左右” の他にも、いくつかの漢字については “
どちらでもOK” とされているのです。

 もうひとつ面白い例題を述べられています。 それは、“必” という漢字の筆順です。
手引きでは、図のように “上の点” から書き始めるのです。(ネット漢字筆順字典より)

 

 

 私などは、心 を書いて、それにタスキをかける・・という風に書いていました。
しかし、これもどちらでもいいということです。 
また、“”(リッシンベン)は、先に “点” を両側に書いて、縦棒を書くのが正しいのだそうですね。
“万” はどうですか? 横は、そのとおりですね。次は、カギを書いて、最後に丿 なんですね。

 ネットを検索しながら、筆順をいろいろと調べてみると、なかなか面白く、普段何気なく使っている漢字が
改めて新鮮に感じてきました。 普段は、パソコンが多いから漢字はなかなか書かなくなっていて、
筆順どころか、漢字そのものを正しく書けなくなっているかもしれないのですね。

 

 

バッハ「G線上のアリア」 Bach "Air on G String"

 

 

 

 

 

 


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