大型で強い台風11号は、奇妙な動きの末、各地に暴風雨の被害を残しながら日
本海に入るや猛スピードで北上し消滅しました。昨日あたりは関東でも風が強く
吹いていました。
日中の陽射しは、まだまだ強さを残していますが、どこか秋の気配がする中で、
ベランダではプランターに白い花が一斉に咲いてきました。 少し前から咲き始
めていますが、このタマスダレは見ていていつも元気を感じるのです。
(写真はいずれも9月6日撮影です。)
しばらく、咲いてこなかったので、一昨年に適当に間引いて(それらしい球根
を掘り上げて)おきましたら、昨年は少しだけ咲いて、今年は次々と沢山咲いて
きています。 掘り上げた球根も別の鉢で、花を付けています。
タマスダレは、ヒガンバナ科タマスダレ属の球根で、丈夫な草花で、道端など
にも良く咲いているのを見かけます。 そんな、ありふれた花ですが、まとまって
咲いていると元気そのもので、なんだか愛おしくさえ感じられるのです。
(別鉢に移したタマスダレ)
タマスダレの由来は、“白い小さな花を玉に、葉が集まっている様子を簾に例
えたことによる。” とあります。 この仲間には、ゼフィランサス、ハブラン
サスがあり、総称としての別名を“レインリリー”などというそうです。 雨後
に一斉に花径を伸ばし開花することから、そう呼ばれるそうです。
ベランダでは、このタマスダレの横の鉢に、ゼフィランサス(レインリリー)
も時々ピンク色のタマスダレよりやや大きめで優しい感じのする花を咲かせてく
れます。
これらは、真夏の猛暑が続いている間は、じっとしているのでしょう。朝夕が
涼しく感じられてくると、忘れていてもきちっと咲き始めてくれるのです。
拙ブログにも、何度かお目見えしており、記事アップの日を見てみますと、8月
下旬から10月中旬頃まであり、花そのものは2~3日で終わりますが、全体には
比較的長い期間楽しめているのです。
タマスダレの花言葉に、清純の愛、慎重、期待、繊細な心 などがありますが、
手間をかけず、放ったらかしのままでも、強く元気に生き、足元で白い花びらを
パッと開いて凛とした姿は、心和む思いがするのです。
ベニー・グッドマン 素敵なあなた
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