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蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

あの市民農園は・・  (bon)

2020-08-27 | 日々雑感、散策、旅行

 今や、私とは全く関係がなくなっているのですが・・。

 10年ほど前から、区画(15㎡)を借りてささやかな菜園を楽しんでいました、
目の前の市民農園(1500㎡)が、2年前に閉鎖され、そこには、マンションが建設
されることになったのです。
 2018.11月末が返納期限でしたが、その後しばらくは周囲をかこったまま放置さ
れていました。年が明けて 秋風が吹くころ、ようやく大きな重機やトラックが来
て建設工事が始まったのです。

 私の部屋からはすぐに見渡せるところでしたから、工事の一部始終が観測でき
たのでした。 4月には、それの向こうに毎年楽しませてくれた公園の桜並木は、
今年限りで見納めとなりました。

   市民農園の頃
       2017年4月 公園の満開のさくら(手前の空地が市民農園)        
            

  2018年6月頃の菜園(この後、返納の話が来たのでした。)
    

      返還後
           2019年4月  周囲は囲いがされて整地されています。
          


 時折、工事模様を手持ちカメラでスナップしてきましたので、まったくよそ事
ながら、記録してみました。

    2019年11月頃から工事が始まりました。
       

  囲いの中では、鉄板を敷き、大型掘削機で2mほどの地下を作り基礎固めを
しています。
鉄板(H型鋼)を打ち込むのも、昔のようにハンマーでたたくやり方
でなく、油圧装置のようなのを使って、押し込む式で騒音をなくしている工法で
した。

     ほぼ中央に円柱が立ち、上部には大型クレーンが(1月)
       

  基礎が出来上がると、鉄筋を組みながらそこにコンクリートを流し込む・・
そのような工程を繰り返しながら、階高が積みあがってゆくのです。 ほぼ中央
に直径1mくらいの円柱が30mほどの高さに建てられ最上部には大きなクレーンが
設置されていました。いろんな機材や建材などが吊り上げ、下げするのです。 
 昔は、最上部に人が乗って、操作をしていましたが、ここでは、リモコン操作で、
作業中の人がどこかで操作している便利なものとなっていました。 玉掛けもい
ろんな形があり、工法も改良されてきているんですね。

       2階部分を建設している (2020年3月)
       
          (赤いのは、コンクリートを流している)

 上階部分のコンクリート流しには、カマキリのカマのような長い手にパイプが
添えられて、地上のコンクリートミキサー車から直結して、吸い上げらえてコン
クリートが流し込まれていました。 その日その日の工程がキチっとネットワー
ク工程表やパート図、ガントチャートなどで管理されているのでしょう。

  多い時には30人以上の人たちが活動していました。

      かなり出来上がってきました(4月、もう公園の桜は見えません)
       

      6階部分が出来上がってきました。(2020年6月)
       

 今現在は、躯体が立ち上がったところで、外観としては一応整ってきました。
最終の完成はまだ、来年の春ということで、これからは躯体の外壁や内壁の仕上
げなどから水回り、電気関係工事さらには内装やその他の工程に入ってゆくので
しょう。
 施主は野村不動産で、一部7階建て総戸数46戸とあります。

      現在の姿(2020年8月 見えているのは6階、7階はその上奥)
       

 建設途上の姿は2度と見ることはできませんが、たまたま近場の工事でよく見え
ましたので、他事ながら記してみました。
 工事は一昔前に比べると門外漢ながら、かなり洗練されているように感じました。

 

【タンゴ Tango】オレ グァッパ Ole Guapa/マランド楽団 MALANDO/レコード復刻/高音質

 

 

 

コメント
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