goo blog サービス終了のお知らせ 

蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ビーガン料理  (bon)

2019-09-09 | 日々雑感、散策、旅行

         台風が関東を直撃しました。あちこちで被害が出たほか、交通機関の乱れで
     混乱しました。 明け方が、最高の暴風雨で、我が家のベランダの木たちは  
     大鉢も移動して全部倒れていました。(台風15号)


 全く、聞いたこともなかったのですが、少し前にテレビでチョコット言っていたので、
調べてみました。 広い意味で、ベジタリアンに含まれるそうですが、少し違うようです。

 恥ずかしながら、そもそも、“ベジタリアン”というのも、ベジタブル主義?みたいな
感覚でいましたが、全く違っているのでした。
 ベジタリアンの“ベジ”というのは、ラテン語の vegetus(ベジェトゥス)が語源で、
「健全な」「新鮮な」「活力のある」という意味なんだそうです。 で、ベジタリアンとは、
日本ベジタリアン協会によれば、「19世紀中ごろに、イギリスで、肉や魚は食べずに卵や
乳類の摂食は本人の選択により、穀物・野菜・豆類などの植物性食品を中心にした食生活を
行なう運動が展開され、これがいわゆる近代ベジタリアン運動の始まりである。」とあり、
アレルギーや病気など健康のため、自身の考え方、環境のため、宗教、スピリチュアルな
理由など、さまざまな背景からベジタリアンになるのだそうです。

       (日本ベジタリアン協会HPより)

 ベジタリアンには、さまざまなタイプがあり、この中にビーガン(Vegan)もふくまれて
いるのです。

ベジタリアンの種類、
 ・ビーガン(植物性食品のみを食べる)

 ・ラクト・ベジタリアン(植物性食品と乳製品は食べる)
 ・ラクト・オボ・ベジタリアン(植物性食品と乳製品、卵は食べる)
 ・ペスコ・ベジタリアン(植物性食品と魚、卵、乳製品は食べる)

 この他にも、あるようですが、一般に、ベジタリアンは、肉、魚を食べないのに対して、
ビーガンは、卵、乳製品、はちみつなども口にしないというのです。 つまり「完全菜食
主義者」ともいえるのですね。
 さらに、食だけに限定するのではなく、身の回りのものからできるだけ動物由来のものを
避けることで動物の命を尊重する「エシカル・ビーガン」の人たちがいるそうです。エシ
カル・ビーガンの人は、例えばレザーや毛皮などの動物性製品全般の使用を避けるのだそう
です。

  ベジタリアンは体の健康に、ビーガンは心の健康にウェイトを置いている、そんな印象もあるようです。 そして、いきなりビーガンになる人よりも、ベジタリアンから徐々に
ビーガンになる人も多いそうです。

 Cookpadから、いくつかビーガン料理を拾ってみました。

  〇唐揚げ丼  大豆ミート、醤油、みりん・・
     

  〇ビーガンカレー  海苔(無調味の焼き海苔)、オーガニック生ひまわりの種  

           生姜、味噌、赤ワイン、自家製梅干しの果肉(大きめ)・・

     

  〇豆腐酢豚  木綿豆腐、ニンジン、タマネギ、パプリカ、ジャガイモ・・
     


 日本には、精進料理というのがありますね。 かって、鶴見の総持寺で半日コースの
座禅をした時、お昼にこの精進料理が出て、食べ方なども指導されたことがありました。
 精進料理は、大体、野菜類、穀類、海藻類、豆類、木の実、果実などで、生臭物(肉、
魚介類)を使用しない料理ですから、ビーガンに似ているところがあるかもしれません。 
 明治維新以前までの、庶民の食生活は、米飯に一汁一菜のようなシンプルなもので、
お祭りや、祝い事がある時には、魚を食べる・・ そんな習慣であったのではないでしょ
うか。

 素人考えですが、肉や魚などを好んで食べるのは、パワーやスタミナをつけるには良い
のでしょうが、生命の維持からいえば、菜食の方が健康に良いのかもしれません。

 まあ、バランスの問題ですよね。

 日本ベジタリアン協会のページに、世界のベジタリアン人口がありましたのコピペします。

  世界のベジタリアン人口

   英国    16% (2006)英国ベジタリアン協会(VSUK)
   ドイツ   11% (2015) JETRO
    フランス  2.0% (2012) ガーディアン調査
      オランダ  4.5% (2008) ベッカー・サンダ―調査
      スウェーデン  10% (2014) アニマルライツ・スウェーデン報告
      オーストリア  9.0% (2013) VGT(VEREIN GEGEN TIERFABRIKEN)報告
      米国  13.7% (2008) Vegetarin Times
      オーストラリア  10% (2013) ロイ・モーガン調査
      日本  9.2%  (2003) 日本ベジタリアン学会(JSVR)

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする