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蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

スマホ  (bon)

2018-08-13 | 日々雑感、散策、旅行

      昨日の甲子園 第3試合、済美(愛媛)と星陵(石川)の試合は凄かったですね。
       星陵は、初回5点をとり、7対1でリードしていた8回裏、3ランなどで一挙8点をとり
       逆転、9回表星陵は2点をとり同点に、そのまま延長12回、済美が塁に出て、1死
       の時満塁策を講じた星陵が、2人のバッターをフルカウントで三振に打ち取るギリ
       ギリの場面。13回、タイブレイクで星陵が2点を先取しましたが、その裏、済美は
       逆転サヨナラ満塁本塁打で、劇的に勝利しました。  ハラハラする いい試合でした。

 
 スマートホンのことです。
 私の家では二人住まいで、それぞれが専用にガラケー1台ずつとその他に、持ち運びしな
いスマホが1台あります。 普段外出などの時は、ガラケーを使用しています。
 1台
の家庭内専用のスマホは、娘、孫たちとの連絡用です。 ラインでメールや時々電話、
そし
て写真、動画などの受信です。

 そろそろ、スマホにすべきなのかなぁ~ と思っているような状況て、「スマホ」に関し
て何かを述べる資格?などないかもしれませんが、ちょっとだけ・・。
 すでに、この分
野で先進的な方々には、お耳障りかもしれず、また、見方が違っている
とかの点がありま
したら、ご指摘など賜れば幸いです。

 今や、電車などで、周りを見回せば、その時間帯にもよるかもしれませんが、7~8割
くらいの人が、何やら黙々と手元の端末とにらめっこしている光景にあり、まさしくスマホ
時代である
ことがわかります。
 総務省のHPから、いくつかのデータを見てみます。

 情報機器の推移 (総務省HPより)           
   
               (赤い線がスマホ、オレンジはタブレット)


 スマホ個人保有率推移 (総務省HPより)

   

 

  総務省記事には、概ね次のような分析がなされていました。すなわち、
「日本では、2004~5年からスマートフォンが販売され始めたが、当時は依然としてフィー
チャー・フォン(今でいうガラケー)が主力であった。しかし、2008年
にソフトバンクから
iPhone 3Gが発売されてからは国内でもスマートフォンに対
する関心が高まり、各キャリア
がAndroid搭載のスマートフォンを投入し、2010
年からはフィーチャー・フォンからスマー
トフォンへのシフトが鮮明になった。」

 2010年のスマホのシェアは、22.7%であったが、その翌年は56.6%に達し、2015年には
79.7%成長しているという。つまり、ガラケーは、今やスマホにとって代わったのですね。  
 しかし、ガラケーにも根強い需要があるようです。 つまり、月額基本料金がはるかに
安いのと、通信料の少ないユーザーや通話料定額プランを必要としないユーザーには、今
なお こちらの方が使い勝手がいいということなんですね。また、1回の充電で電池の持ち
が良いのも魅力であるそうです。  

 また、スマホにしかできない以下のサービスなどのため、ガラケーとスマホの2台所有す
る人もいるそうです。

  • スマートフォン向けコミュニケーションアプリの普及など、コミュニケーション手段
    の変遷。
  • 相次ぐフィーチャー・フォン向けのwebサービスの終終了、もしくはそもそも最初から
    対応していない。
  • イベント参加や特典の享受など、ある一定の行動においてスマホアプリの利用が必須
    条件となる。

 総務省HPには、『スマートフォンの普及状況は、2017年に入り、全世界での利用台数
は40億に達していると推計されている。 スマートフォンは、地域・世代・収入等による
差異はあるものの、今や世界中でインターネット接続に最も使われている機器といえる。 
 ただし、スマートフォンがそのような位置付けとなったのはごく最近のことだ。代表的な
機器に挙げられるiPhoneが初めて米国で発売されたのは2007年のことで、わずか10年前の
ことである。」と。

 そうなんですね。 蓼科農園のメンバーでも、半数がスマホですから、先の統計グラフ
からすれば、年齢的には異常な普及率です。 道中の車の中での会話から、調べ物があれば
たちどころにネット検索によって答えが見つかるし、メンバーたちの走行具合も確認でき、
果ては、今夜のレシピまで入手できるのです。 手のひらサイズの機器から・・。
 すごい時代になったものだと思います。 ある意味、我々の日常行動のためのインフラ
みたいな存在であるかのようです。

  キャリア別スマホ普及率 (ネット画像より)
  

 
 ところで、読売新聞(8.11朝刊)の解説に、「グーグルの無償戦略に綻び」というテー
マで、このスマホに関する独禁法違反の記事がありました。

 何かといえば、スマートフォン向け基本ソフト(OS)のアンドロイドOSは、オープ
ンソースで誰でも無償で使え、改変も自由と公開されていて、2008年頃にスマホが出始め
たころには、さまざまなOSが競争していた、そんな状況の中、このアンドロイドOSが
無償で自由に使えることから、アンドロイドを搭載した端末が急拡大してきたのです。
 この状況は、下図で明らかです。アンドロイドがダントツで、i-phonのOSがそれに
次いで、ほぼ2極状態ですね。

  スマートフォンOS別シェアの推移 (ウイキペディアより一部加工)
  

 

 欧州委が、グーグルをEU競争法違反とした点は2つあり、その一つは、アンドロイド
端末で使えるゲーム等 様々なアプリは原則、グーグルの仮想店舗「プレイストア」から
しか入手できない仕掛けになっていて、これが各メーカに義務付けられ、独占禁止法違反
ということに。 そしてもう一つの違反は、自由に改変したアンドロイドフォークと呼ば
れる発展した独自OS(例えば中国などの大市場で)上で、独自に開発したアプリで運用
できるのですが、グーグルは、アンドロイドのスマホを製造するメーカに、このアンドロ
イドフォークを使った端末の販売を禁止した点を挙げています。

 記事の主旨は、無償OSの普及をベースにして、別の儲け口を、無償OSを使用する
端末からアプリを使用する場合(必ず使用する)に制限を課して、利益源とする戦略が、
今回欧州委により、違反と認定された・・との論調でした。

 デジタルの時代、ITC,ネット社会では、極めて短い期間にたちどころに世界を席巻
してしまう、これまでには想像出来なかったような現象が起こり得るということなんです
ね。  つまりこの分野での栄枯盛衰は、猫の目のように変わる可能性があるということ
かもしれません。

 ネットを見ていましたら、いわゆる携帯(モバイル)端末に関して、いろいろな機能的、
形態的な変化から、さまざまに呼ばれていることが出ていました。

 上記文中の、フィーチャーフォンというのも、その一つかもしれませんが、もともと
通話とSMS機能だけの 第2世代携帯電話時代に、より高度な 電話帳、ブラウザ、メッ
セージ通信機能などを搭載した携帯電話を、より機能の特徴を備えたという意味で「フィー
チャーフォン」と名付けられているようです。
 日本では、最初からほとんど今のガラケーからのスタートですね。(2010年代初頭に
スマートフォンが各キャリアのラインナップに載り始めた頃には、静電式タッチパネルを
搭載したスマホのような風貌のフィーチャーフォンが一部メーカで販売されたことがある。)


 で、その他に、何があるかといえば・・(総務省HPより)

  • ガラスマ:スマホにおサイフケータイやワンセグ等のガラケーの機能を取り入れた
    もの(ガラパゴス化したスマホ)
  • スマケー:ガラスマの中でもテンキー付きで折り畳み型やスライド型等、形状をガラ
    ケーに似せたもの(ケータイ型スマホ)
  • ガラホ:ガラケーを作るにあたり、OSを含むスマホの技術・部品を転用したもの
    (ガラケーの機能・表示・操作感の再現などを目的に、スマホにある機能が一部削ら
    れている。いわゆる擬似スマホ型ガラケー)

 ガラホとは、スマートフォン用のOSや半導体部品を転用して開発された、日本国内向け
フィーチャー・フォン(いわゆるガラパゴスケータイ)の一種を指す新造語だそうで、
2015年より、KDDIが「ガラホ」という商標名で販売を始めた「SHF31」を皮切りに、厳密な
意味でスマートフォンではないが、スマートフォン向けの技術の転用によって開発された
新型フィーチャー・フォンが各キャリアに登場するようになった、とあります。
 ガラホはKDDIの登録商標で、NTTドコモは「spモードケータイ」、ソフトバンクは「4G
ケータイ」と呼んでいるそうですが、通称としてはそれら全般をガラホということが多い
とありました。
 

 ドコモは2016年末にガラケーの出荷を終了し、同業他社も2017年にガラケーの生産を
終了したため、それ以降に「ガラケー」と呼ばれている物は、厳密にいうと、全てOSに
Androidを搭載した、内部的にはスマホと全く同一のアーキテクチャを持った「ガラホ」
(ガラケー型スマホ)である、のだそうです。  ややこしいですね。

 最後に、こんな記事もありました。
『サムスンの最新モデル「Galaxy Note9」ではCPUに新たな冷却機構を採用。それに先駆
ける形のシャープも夏スマホの「AQUOS R2」で冷却性能を大幅に強化しています。』 
 スマホを長時間使用していると、端末が熱くなってくるのだそうです。 だから冷却
機能が売りの一つになっているのですね。

 で、ネットには、熱くなったスマホを、保冷剤や、冷やしたタオルなどで冷やすのは
厳禁だとありました。その理由は、急激に冷やすと、内部に結露が生じ、機能的に不具合
を生じるからだそうです。

 スマホにも熱中症が・・?

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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