兎に角、泣かされます。
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【TBS】家族の愛の物語...『とんび』第6話(2月17日)予告
どうしようもなく不器用な父が僕をただ一つ愛してくれた30年の物語。
内海に面した街、備後市。二十八歳のヤスは、待望の長男アキラが誕生し、生涯最高の喜びに浸っていた。
愛妻、美佐子と、我が子の成長を見守り、幸せを噛みしめる日々。
それは、幼い頃に親と離別したヤスにとって、ようやく手に入れた「家族」のぬくもりだった。
しかし、その幸福は、突然の悲劇によって打ち砕かれてしまう――。
困難に直面するたび、不器用に戸惑い、悩みながら、それでも我が子の幸せ第一に考え、息子を育てる父親の、喜びと哀しみ。
さびしい父親と息子の生活。げんこつと愛でまっすぐに育てていく。優しい言葉を掛けなくても、毎日カレーライスの粗末な食事でも二人は一体となって生きていく。
トンビから鷹が生まれたように、息子は収集に育ち、親から離れて早稲田大学へ、寂しさをやせ我慢でこらえる親父に「元気で長生きしてくれよな」と言葉を残し家を去っていく。
大学卒業後、出版社に就職する。何かの時に親父の写真に相談し、昔の二人が過ごしたころを思い出す。
魂が涙する、30年の父親物語の最高傑作!