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ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2023年ルーキー回顧26 森山 暁生(阿南光3年年)投手

2023-12-16 11:56:16 | 状況説明

森山 暁生(中日3位)投手 (阿南光出身)

蔵の入団前評価:☆☆(中位指名級)

 

下級生の時に見た時には、スケール型の左腕といった感じでした。しかし、最終学年では、球速よりも実戦力を重視したスタイルに変わっていました。そういった意味では、あまり最終学年での成長が感じられず、そこまで高い評価はできないでのプロ入りとなった記憶があります。そんな森山投手の一年目は、二軍で 4試合(23回) 0勝1敗0S 防 3.13 といった成績です。高卒ながら、4月から二軍のローテーション入り。その後、肩を痛めて戦線離脱、またリハビ中に足首を怪我をするなど、順調さを欠いた一年でした。

もう少し数字を細かく見てみると、23イニングで被安打は24本。被安打が投球回数を上回っており、まだ二軍レベルの打者相手だと、投球が苦しかったことが伺えます。通常一軍を意識するのであれば80%台、一軍定着を考えれば70%台ぐらいで圧倒することが求められますが、高卒ルーキーだったことを考えれば致し方なかったように思えます。四死球は8個で、四死球率は 34.8% 。四死球率の目安は、投球回数の1/3(33.3%)以下となります。ただし、三振が多く取れているのであれば、40%以内ぐらいが二軍での目安でしょうか。その三振は7個であり、1イニングあたりの奪三振は 0.30個 と極めて少ないです。そのため決め手がないだけでなく、制球の意味でも少々アバウトだったことがわかります。防御率こそ 3.13 と悪くないのですが、内容が伴っていたかは微妙です。

この数字を見る限り、まだ二軍でローテーションを張らせるほどのレベルには至っておらず、そうでありながら無理して投げさせて故障をしたというのは、確かに責められても致し方ない案件だったようにも思えます。また、そういった起用をしたにも関わらず、1年で育成落ちさせるというチームの方針にも疑問を持たざるえません。怪我で能力を発揮できなかったのは残念ですが、それなりにはやれていたことを考えると、余計に残念な一年目だった気がします。それでも、そういった起用されるだけのものがあり、僅かながら経験を積めたことも評価して、及第点だったとは評価します。

蔵の印象:△ (立て直して見返して欲しい)