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ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2023年ルーキー回顧38 山浅 龍之介(聖光学院3年)捕手

2023-12-28 11:01:30 | 状況説明

山浅 龍之介(中日4位)捕手(聖光学院出身)

蔵の入団前評価:☆☆(中位指名級)

 

攻守に粗っぽいところはあったものの、打撃能力も高く、スローイングも1.7秒台と抜群に速かったりとポテンシャルの高さは目立っていました。捕手として適正等は多少気になる部分もあったものの、ディフェンス全般に適度なレベルでまとめられていた好素材でした。そんな山浅捕手の1年目は、高卒捕手ながら、1軍で7試合(2打数)に出場、無安打で終わったものの、期待の高さが伺えます。二軍では、67試合(148打数) 0本 5点 0盗(0失)打率.169厘 と内容でした。

特に、高卒の捕手ということで、打席に入るよりも多くの投手の球を受けることを重点的にやっていたと思うので、経験としてはこんなものかと。高卒ルーキーの目安である打率2割は満たさなかったのですが、まだまだ打撃まで意識がゆくほど余裕がなかったのかもしれません。捕手としては61試合で失策3個 と、そこまでキャッチングミスが多かったわけでも無さそうです。

打撃成績をもう少し詳しく見てみると、148打数で26三振。三振比率は、17.6% と、一軍目安の20%以下となっています。この三振比率なのに打率が1割台ということは、バットにボールは当たるけれど、ヒットにつながらないということ。これは、技術的な部分に問題があったのか、打ち返すだけの筋力が無かったのではないのでしょうか。四死球は11個で、四死球率は 7.4% と平凡。ただし、そこまでボールが見えなかったというよりも、技術・筋力の問題のような気がします。そういったものが備わってくれば、打撃成績も向上してゆくかもしれません。

数字的には特に光るものがわからないのですが、首脳陣の評価はすこぶる高い。その期待の高さは、一軍起用からも伺えます。そういった印象を周りに植え付けただけでも、意味のある一年だったのではないのでしょうか。2年目は、その期待を結果として残す段階に入ってくるのだと思います。

蔵の印象:△ (あとは結果を残すのみ)