六畳間の中心で涙を流す NEW

ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2023年ルーキー回顧36 澤井 廉(中京大)右翼

2023-12-26 17:33:07 | 状況説明

澤井 廉(ヤクルト3位)外野 (中京大出身)

蔵の入団前評価:☆☆(中位指名級)

 

下級生の時に、別の選手を観に行っていたら、一人だけ別格の打撃をしていたのが印象的な選手でした。なかなか気合の入ったナイスガイだったのですが、守備・走力の部分がかなりマイナスなのと、本質的にスラッガーというよりもポイントゲッターかなという感じもしたので、少し控えめの評価に留めました。そんな澤井選手の1年目は、一軍では 16試合(32打数) 0本 1点 0盗(0失) 打率.156厘 と、結果を残せませんでした。一方で二軍では、90試合’(321打数) 18本 56点 2盗(1失) 打率.262厘 という、圧倒的な破壊力を魅せます。

まず、一二軍合わせて 106試合(353打数)の経験を、無事できたことは評価できます。また、走力は元々期待していなかったので、こんなものでしょう。二軍での守備は、87試合で4失策と、やはり外野手としては安定感を考えると、若干気になる数字ではあります。もう少し打撃成績を細かく観てみると、321打数で76三振 。三振比率は、23.7% 。一軍に対応するのには、20%以下を望みたいところですが、彼のように長打を売りにする選手であれば、25%以内ぐらいが許容範囲でしょうか。そういった意味では、クリアできています。四死球は44個で、四死球率は 13.7% 。これは、10%以上が一つ目安なので、この点でも充分優秀です。そのため、出塁率に至っては、.345厘になるなど、良くボールを見極められていたことになります。

こうやってみると、地方リーグの選手でも、そこまでボールだと思った球がストライクとカウントされたり、打てると思って振った球が当たらなかったといったギャップは感じなかったのかもしれません。出塁率も伴っているので、来季はさらに成績を伸ばして行けることが期待できます。とりあえず1年目は、プロスペクトに値する成績を残したという点では高く評価できます。その一方で、一軍での出番は少なく、また出場した試合でも対応できなかったことを考えると、合格点ではありますがそこまで高い評価はできないかと。いずれにしても来季は、一軍での出場を増やし、成績を残す段階に入ってきていると言えるのではないのでしょうか。

蔵の印象:◯ (あとは一軍で持ち味を発揮するのみ)