フューチャーズレポートもこれが最終回。今日の夜は、フレッシュオールスターもあり楽しみです。
5番 山本 光将(6年目・24歳・巨人)中堅 (熊本工出身)
高校時代は「九州のカブレラ」と云われ、非常に注目されたスラッガーでした。ただどうも脆いと云う感じがあり、私は評判ほど好い選手だと思ったことがありませんでした。またあまり動けるタイプではないので、打ててなんぼの打撃重視型の選手でした。
その脆さは災いして、育成枠変わりました。今年もファームで、17試合に出場し、打率.118厘とあまりに醜い内容。この試合では、明らかにタイミングが合っておりませんでした。やはり周りの意見に惑わされず、自分の直感・感覚を大事にすることを強く学んだ選手でした。今後70人枠に戻るのは、厳しいだろうなと云うのが率直な感想です。
6番 伊集院 峰弘(2年目・20歳・巨人)捕手 (鹿児島実出身)
柔らかいキャッチングと好く動くフットワークで、高いディフェンスセンスを感じさせてくれた選手でした。ただ如何せん打撃が弱く、その点で指名リストに載せなかった選手です。
相変わらずキャッチングも柔らかいですし、地肩も中々強く好いスローイングをしておりました。イースタンでは、11試合に出場。僅か10打席ですが、打率.300を残しております。まだまだ実戦の場を、殆ど与えられていないのが現状のようです。
この試合では6番で起用されておりましたが、やはり打撃は少々弱いかなと。ただ以前ほど違和感はなくなってきたので、身体もだいぶ出来たのかもしれません。センスは好い選手なので、どんどん実戦経験を積んで欲しいですね。
7番 斉藤 彰吾(1年目・19歳・西武)右翼 (春日部共栄出身)
下級生の時から、大型のスラッガーとして注目されてきた選手です。ただ残念ながら、私自身、最後の夏は確認出来ませんでした。
大型で非常に打席での雰囲気がある選手です。ファームは、36試合に出場し、打率.133厘と対応力に課題を残します。高卒ルーキーの一つの目安として、2割を残せるかが、一つ大きなポイントになります。
試合では、当たれば強烈な打球を放つなど、強打者の片鱗は魅せてくれました。ただ脆い印象は、あまり変わらず。ただ中々の強肩ぶりを確認出来たのは収穫でした。ただこの脆さを、今後の改善して行けるのか注目したいですね。
8番 関口 雄大(1年目・23歳・横浜)左翼 (滋賀大出身)
テスト入団ながら、07年度の入団選手の中で、最も横浜ファンの期待の高い選手だったのが、この関口だ。私自身もプロ入りまでは、一度も観たことのない選手だった。
ファームでの試合を何度かみたが、いずれも代打などで1試合丸々出場したのを観たのは、これが初めて。ガッチリした体格から、とにかくパワーは並大抵ではない。少々差し込まれても外野の頭を越す打撃は魅力的。
ただ打てるポイントは、極限られている印象。またスイング自体も、まだまだシャープさに欠ける印象がある。この日も差し込まれながらライトオーバーのツーベースを放っていた。そしてごつい体格には似つかわしく、非常に加速してからのスピードのある走力も確か。ただトップスピードに乗るまでに時間がかかるので、盗塁をバシバシ決めるタイプの打者ではないような気がする。
ファームでは19試合に出場し、打率.250厘。まだスタメンなどで、起用されるケースは殆どないようだ。ただ楽しみな選手であり、来年あたりは我慢して起用された時に、どんな数字を残すのか期待したい。
9番 梅田 尚通(1年目・19歳・西武)一塁 (鯖江出身)試合前ノックでも、一際目立つ体格の持ち主。打席での威圧感も中々のものだった。甲子園にも昨夏出場。北信越屈指のスラッガーとして期待されたが、結果を残せないまま一回戦か何か敗退したと記憶している。
個人的には、少々脆さがあり、スイングに鋭さに欠け、守れない・走れないなどの課題もあり、指名リストからは外した選手。ただやはり生で観ると、スカウト達を惹きつけただけの存在感とパワフルさがあるのはよくわかった。
ファームでは、24試合に出場。打率.143厘とやはり、斉藤同様に、プロの球に苦労している印象がある。ただこの選手、印象は悪くなく、時間をかければ、その脆さを解消して行けるかもしれない。これからファームの試合を観るときは、注目してみたい選手だった。
普段中々ファームでも観られない若手選手とアイランドリーグの選手達。非常に、目新しく個人的には興味深い試合であった。試合自体は、フューチャーズ投手陣の乱調で、3時間を超える試合となり、アイランドリーグの圧勝。しかし個々の魅力は、やはりドラフトを指名されてきた選手達の素材の良さが際だっていた。
何が足りないから、プロに入れないのか。何が出来ないから、試合で活躍出来ないのかなど、非常に明確に意識出来る試合であり、私にとっては非常に刺激的な試合だったといえよう。ぜひ今後も、こういった試みを続けて欲しいと強く願う!
5番 山本 光将(6年目・24歳・巨人)中堅 (熊本工出身)
高校時代は「九州のカブレラ」と云われ、非常に注目されたスラッガーでした。ただどうも脆いと云う感じがあり、私は評判ほど好い選手だと思ったことがありませんでした。またあまり動けるタイプではないので、打ててなんぼの打撃重視型の選手でした。
その脆さは災いして、育成枠変わりました。今年もファームで、17試合に出場し、打率.118厘とあまりに醜い内容。この試合では、明らかにタイミングが合っておりませんでした。やはり周りの意見に惑わされず、自分の直感・感覚を大事にすることを強く学んだ選手でした。今後70人枠に戻るのは、厳しいだろうなと云うのが率直な感想です。
6番 伊集院 峰弘(2年目・20歳・巨人)捕手 (鹿児島実出身)
柔らかいキャッチングと好く動くフットワークで、高いディフェンスセンスを感じさせてくれた選手でした。ただ如何せん打撃が弱く、その点で指名リストに載せなかった選手です。
相変わらずキャッチングも柔らかいですし、地肩も中々強く好いスローイングをしておりました。イースタンでは、11試合に出場。僅か10打席ですが、打率.300を残しております。まだまだ実戦の場を、殆ど与えられていないのが現状のようです。
この試合では6番で起用されておりましたが、やはり打撃は少々弱いかなと。ただ以前ほど違和感はなくなってきたので、身体もだいぶ出来たのかもしれません。センスは好い選手なので、どんどん実戦経験を積んで欲しいですね。
7番 斉藤 彰吾(1年目・19歳・西武)右翼 (春日部共栄出身)
下級生の時から、大型のスラッガーとして注目されてきた選手です。ただ残念ながら、私自身、最後の夏は確認出来ませんでした。
大型で非常に打席での雰囲気がある選手です。ファームは、36試合に出場し、打率.133厘と対応力に課題を残します。高卒ルーキーの一つの目安として、2割を残せるかが、一つ大きなポイントになります。
試合では、当たれば強烈な打球を放つなど、強打者の片鱗は魅せてくれました。ただ脆い印象は、あまり変わらず。ただ中々の強肩ぶりを確認出来たのは収穫でした。ただこの脆さを、今後の改善して行けるのか注目したいですね。
8番 関口 雄大(1年目・23歳・横浜)左翼 (滋賀大出身)
テスト入団ながら、07年度の入団選手の中で、最も横浜ファンの期待の高い選手だったのが、この関口だ。私自身もプロ入りまでは、一度も観たことのない選手だった。
ファームでの試合を何度かみたが、いずれも代打などで1試合丸々出場したのを観たのは、これが初めて。ガッチリした体格から、とにかくパワーは並大抵ではない。少々差し込まれても外野の頭を越す打撃は魅力的。
ただ打てるポイントは、極限られている印象。またスイング自体も、まだまだシャープさに欠ける印象がある。この日も差し込まれながらライトオーバーのツーベースを放っていた。そしてごつい体格には似つかわしく、非常に加速してからのスピードのある走力も確か。ただトップスピードに乗るまでに時間がかかるので、盗塁をバシバシ決めるタイプの打者ではないような気がする。
ファームでは19試合に出場し、打率.250厘。まだスタメンなどで、起用されるケースは殆どないようだ。ただ楽しみな選手であり、来年あたりは我慢して起用された時に、どんな数字を残すのか期待したい。
9番 梅田 尚通(1年目・19歳・西武)一塁 (鯖江出身)試合前ノックでも、一際目立つ体格の持ち主。打席での威圧感も中々のものだった。甲子園にも昨夏出場。北信越屈指のスラッガーとして期待されたが、結果を残せないまま一回戦か何か敗退したと記憶している。
個人的には、少々脆さがあり、スイングに鋭さに欠け、守れない・走れないなどの課題もあり、指名リストからは外した選手。ただやはり生で観ると、スカウト達を惹きつけただけの存在感とパワフルさがあるのはよくわかった。
ファームでは、24試合に出場。打率.143厘とやはり、斉藤同様に、プロの球に苦労している印象がある。ただこの選手、印象は悪くなく、時間をかければ、その脆さを解消して行けるかもしれない。これからファームの試合を観るときは、注目してみたい選手だった。
普段中々ファームでも観られない若手選手とアイランドリーグの選手達。非常に、目新しく個人的には興味深い試合であった。試合自体は、フューチャーズ投手陣の乱調で、3時間を超える試合となり、アイランドリーグの圧勝。しかし個々の魅力は、やはりドラフトを指名されてきた選手達の素材の良さが際だっていた。
何が足りないから、プロに入れないのか。何が出来ないから、試合で活躍出来ないのかなど、非常に明確に意識出来る試合であり、私にとっては非常に刺激的な試合だったといえよう。ぜひ今後も、こういった試みを続けて欲しいと強く願う!