田村 丈(DeNA育成3位)投手 (関西学院大卒)
蔵の入団前評価:未確認
関大北陽商時代は、大阪屈指の素材ということで大阪まで観に行ったことがある選手。しかし関西学院大に進んでからは伸び悩み、卒業時にはDeNAのプロテストを落選。しかしトレーニングジムなどに通い、一年後テストを経て合格という苦労人。
そんな田村の1年目は、二軍で 8試合(22イニング) 2勝1敗 防御率 4.09 ということで、二軍よりもフューチャーズに派遣されていることの方が多かったのではないのでしょうか。高校時代のスケール型というイメージとは違い、今は適度に使い勝手の良い投手という感じになっていました。
もう少し数字を詳しく見てみると、22イニングで被安打は22本と同数。これを80%以下にできるようだと、一軍も意識できるようになるでしょう。四死球21個もあり、そこまでコントロールが悪い感じはしていませんでしたが、コントロールを気にするあまり四死球を連発していたのでしょうか? これもイニングの1/3以下ぐらいに抑えないと一軍は見えてきません。奪三振は14個で、1イニングあたり0.64個と平均的。これもリリーフで決め手があるとなると、0.9個以上取れていないと決め手不足になります。各ファクター隔たりがあり、防御率が4点台だったのも致し方ないでしょう。
今年はすでに7試合に登板(19イニング)で、防御率1.89 と大幅に改善。確かに3月ぐらいに見たときは、ボールの勢い・安定感なども悪くありませんでした。相変わらず四死球が多めなのは気になりますが、昨年に比べればかなり改善。何より被安打が10本しかなくなり、被安打率が52.6% に収まり、ファームレベルでもかなり優秀なのがわかります。こういったピッチングを続けて行ければ、支配下登録、一軍も見えて来るかもしれません。今年でクビかもと思っていましたが、嬉しい誤算になっています。ことルーキーイヤーとしては、育成3位にしては使えていたものの、大卒+1年浪人の年齢を考えると、やや物足りない内容。そういった意味では、及第点ぐらいの1年目だったのではないのでしょうか。
蔵の評価:△ (2年目の活躍を維持して欲しい)
蔵の入団前評価:未確認
関大北陽商時代は、大阪屈指の素材ということで大阪まで観に行ったことがある選手。しかし関西学院大に進んでからは伸び悩み、卒業時にはDeNAのプロテストを落選。しかしトレーニングジムなどに通い、一年後テストを経て合格という苦労人。
そんな田村の1年目は、二軍で 8試合(22イニング) 2勝1敗 防御率 4.09 ということで、二軍よりもフューチャーズに派遣されていることの方が多かったのではないのでしょうか。高校時代のスケール型というイメージとは違い、今は適度に使い勝手の良い投手という感じになっていました。
もう少し数字を詳しく見てみると、22イニングで被安打は22本と同数。これを80%以下にできるようだと、一軍も意識できるようになるでしょう。四死球21個もあり、そこまでコントロールが悪い感じはしていませんでしたが、コントロールを気にするあまり四死球を連発していたのでしょうか? これもイニングの1/3以下ぐらいに抑えないと一軍は見えてきません。奪三振は14個で、1イニングあたり0.64個と平均的。これもリリーフで決め手があるとなると、0.9個以上取れていないと決め手不足になります。各ファクター隔たりがあり、防御率が4点台だったのも致し方ないでしょう。
今年はすでに7試合に登板(19イニング)で、防御率1.89 と大幅に改善。確かに3月ぐらいに見たときは、ボールの勢い・安定感なども悪くありませんでした。相変わらず四死球が多めなのは気になりますが、昨年に比べればかなり改善。何より被安打が10本しかなくなり、被安打率が52.6% に収まり、ファームレベルでもかなり優秀なのがわかります。こういったピッチングを続けて行ければ、支配下登録、一軍も見えて来るかもしれません。今年でクビかもと思っていましたが、嬉しい誤算になっています。ことルーキーイヤーとしては、育成3位にしては使えていたものの、大卒+1年浪人の年齢を考えると、やや物足りない内容。そういった意味では、及第点ぐらいの1年目だったのではないのでしょうか。
蔵の評価:△ (2年目の活躍を維持して欲しい)