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私、Rohi-taの映画の感想(ネタバレ有り!)と日常を報告するページです。

M:i:Ⅲ

2006-07-02 23:58:58 | 映画 その他(数字・英語など)
映画館で、出演:トム・クルーズ/ヴィング・レイムス/ケリー・ラッセル/ローレンス・フィッシュバーン/フィリップ・シーモア・ホフマン/サイモン・ペッグ/ミシェル・モナハン/マギー・Q/ジョナサン・リス=マイヤーズ/原作 ブルース・ゲラー/脚本・監督:J・J・エイブラムス/作品『M:i:Ⅲ』を観ました。

●感想
 ・それほど期待していた作品でもないのですが、前2作を観ているので、その流れで先行上映を観て参りました。

 ・いきなりイーサン・ハント(トム・クルーズ)が窮地に追い込まれているシーンから始まり、爆破、侵入、銃撃、肉弾戦と畳み掛けるようなアクションシーンの連続に、嫌が応にも映画の世界に引きずり込まれてしまいました。

 ・私生活でも女優のケイティー・ホームズと結婚し、超ハッピーなトム・クルーズが劇中でも、ケイティー・ホームズと良く似たジュリア(ミシェル・モナハン)と結婚し、初めて守るものが出来た男の強さや弱さを見せてくれ、これまでとは一味違ったイーサン・ハントを演じています。

 ・でも、このイーサンが結構おマヌケで、武器商人のオーウェン・デイヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)を素顔で拷問に遭わせた為に、自分の素性が知れ(仲間に何度も「イーサン!」と呼ばれ名前までバレちゃってます。)ジュリアを拉致されたり、自分で電気ショックを起こして死ぬ寸前になっている時に、本作の黒幕をジュリアが撃ち殺して助けられたりと、自分で自分を窮地に追い込んで行く様は、まさにトム様の一人芝居でした。

 ・フィリップ・シーモア・ホフマンが悪役を演じているのですが、流石にオスカー俳優らしく演技に迫力と重みを感じました。彼が『カポーティ』でどんな演技を見せてくれるのかが、益々楽しみになりました。

 ・ストーリーは中盤まで、右肩上がりに盛り上がっていくのですが、悪役のオーウェンの死に方があまりにも呆気なく、オチも弱すぎるので、典型的な尻すぼみ作品だと感じました。

●採点
 ・私的評価……70点(この作品を楽しむ為には、何も考えずに『24』のジャックばりに頑張っているトム・クルーズを観るのが一番です(独特の走り方を含めて)。スクリーンの中が一番似合う彼は、やっぱりハリウッドスターですね!私生活でのニヤケ顔と違うイーサンの引き締まった表情は、カッコ良かったです。)

 ・と言う訳でこの作品は、本作のテーマ曲を聞くと無条件にワクワクしてしまう方と敵から逃れる為に高級車を惜しげもなく爆破した事のある方におすすめ致します。

 ・最後にどうでもいいことなんですが、チームでミッションを遂行しているはずなんですが「トム様一人だけが目立ってしまうのは、彼のオーラのせい?」って誰かに聞きたくなってしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みます。