
実は個人的に想うのは、
ラーメン愛好家にも「卒業」って存在するのでは?
どういう意味かと言いますと、
もう夜中の背脂系は卒業だなあ~とか、
最近こってりよりも、あっさりが良い(歳のせい)。
こんな言葉ってありますよね。
このラーメンの卒業を自分に当てはめると、
2006年頃までは積極的に食べ歩いていた「ラーメン二郎」。
たまに夢にも出てきましたっけww
でも最近はご無沙汰~な二郎。
久しぶりに同窓会をしたいなあ~と思い、営業店を探すも、三田本店もどこもサンデー休日の二郎が多いですね。
多くは学生街などにあるからでしょうか。
そういった訳で、サンデーも営業している亀戸のラーメン二郎(2001年創業)へGO!
蔵前橋通り沿いにある二郎。
列は少な目でラッキーと思ったら、
中でもお待ちでした。
10名以上の待ち。
厨房は店主さんと、スタッフ2名の計3名体制。
最近のラーメン屋さんではトッピング全部知りで1,000円を超えるラーメン店が目立つ中で、
なかなか良心的な価格設定が二郎の特徴。
券売機のボタンも実にシンプルなんです。
2月の19、20日は臨時休業。翌21日の火曜日は定休日なので3連休です。
ラーメンが一杯600円。
私は豚入り小ラーメンをセレクト。
チャーシューメンが今時700円とは安いなあ。
食券もシンプル。お札見たい。
待っている時に厨房の店主に、札を見せて麺の量を伝えるのも二郎流。
この時点で太麺を茹で始めます。
そう二郎は、薄利多売なのでお客さんの「回転」が命。
お客さんから見ると、長い行列がドンドンススム、それも二郎の魅力の一つ。
席に着くと、札をカウンターに置いて、更に注文を聞かれます。
コールタイム!
店主「ニンニク入れますか?」
私は「野菜マシマシ(=野菜の量をダブル)、ニンニク(入り)で」にしました。
いろんな方がいまして、
ニンニク無しで、
野菜増し、味濃い目、ニンニクダブル、
ヤサイマシマシ、アジコイメ(カラメ)、ニンニクダブル、アブラオオメ、など。
なんか呪文みたいにも聞こえます(笑)
そうやってお客さんのその日の体調や気分で、オーダーをカスタマイズ出来るのも、二郎の大いなる魅力のひとつ。
これらは全て二郎の無料のサービスなのです。
分厚いチャーシュー(=豚)が5枚で700円。
しかも野菜マシマシ、ニンニク入りww
このハイ・コスト・パフォーマンス~二郎は止められませんねえ!
ワンポイント:二郎ではチャーシュー(焼豚)を、ぶた(豚)と称します。私が思うに、二郎の豚は寸胴でスープに入れて、煮豚で焼いていないからかな?と勝手に想像してます。なので肉の旨みはスープに溶けています。
真正面から見ると、軽くマウンテンしてますよ~!
このボリューム感が、二郎・イズ・ナンバーワンの定義のひとつ。
脂身の殆どない分厚いチャーシュー、いえ豚は、食べ応え充分!
カウンターが高めなのも、二郎の特徴のひとつ。
そして食べ終わったら、ドンブリをカウンターに乗せるのも二郎流の作法のひとつ。
亀戸の二郎は、特に厨房から客席に通じる出口が、客席で開かないので、この作法は必須。
厨房と客席の「密着プレイ」「一体感」も二郎の特徴ですね。
背脂はこのボリュームでノーマル。
結構な量ですね。
醤油スープ自体は意外とあっさり、さっぱり。
なのでこれだけのボリュームでも飽きることなく食べ切れます。
あとスープの温度も若干ぬるめ。
だから意外とスピーディに食べ進む事が出来ます。
隣を見てごらんなさい、熱くてフーフー言ってるお客さんは誰もいませんから。
この野菜マシマシ、単体では味がないので、麺との天地返しを実行!
天地返し、リバース完了!
これで食べ易くなりましたww
小ラーメンでも他の普通のラーメン店の麺量の大盛り近い分量w
醤油スープを良く吸った太い麺。
これが美味いっすねえ。
無事完食。
ちょい「汁完」はご勘弁~!
午後1時チョイ前で、麺が終了。最後に並んだお客さんが残念ながら「麺切れ、御免なさい」コールをご主人から頂いておりました。
ご馳走様でした!
*「ラーメン二郎 亀戸店」の紹介HPはこちらです。