
【千葉県最先端の冷し中華を訪ねてシリーズ】「らーめん処 彩蓮@千葉市・大森台」前回の醤油に続き、今回はゴマだれの特製冷し彩蓮盛りを頂く!
*前回の彩蓮のブログ記事はこちらです。
【千葉県最先端の冷し中華】「らーめん処 彩蓮@千葉市・大森台」アップルでスレンダーな日笠店主渾身の彩豊かな進化版冷し中華
2017年6月24日の土曜日。
この日は梅雨の中休みで、ピーカンな快晴のお天気。暑い!
ランチタイムに、千葉市・京成線の大森台に到着。
今回は、「粋や」と蓮食のため、車でゴー!
2014年に創業したらーめん処 彩蓮(サイレン)。
フェイスブックのファンページの写真は、新しかった看板。
その看板も、今回リニューアル。
なかなか天候に恵まれずに、定休日の水曜日に工事が出来ずに、今回はわざわざ木曜日に1日臨時休業しての工事。
でもこの字体、なかなか味わいがありますね。
書道家の先生にでもお願いしたのでしょうか。
あるいはグラフィックな奥様の手書きとか?
ご自宅を改装してオープンされただけのことが凄くありますね。
営業時間。ただし食材切れで早終いの場合もあります。お気をつけください。
夏の限定メニュー、冷製まぜそば、冷し中華の醤油を既にいただいております。
すると残りは、胡麻タレのひやちゅう。
テーブル席とカウンター席の店内は満席。
店外に5名ほどの行列、と思いきや、駐車中の車の中に赤ちゃんを連れたお母さんもいらっしゃいました。
胡麻タレの冷し中華の特製彩蓮盛り。980円。
今年2回目の冷やし中華、厨房での店主さんの盛り付けをカウンター席で見ていると、
高速スピーディーで正確な盛り付けに思わず唸りました。
事前に仕込みでカットされた野菜たちは、半透明のボックスに入り、順番に盛り付けが上手く出来るように工夫されています。
これだけ人参も細くスレンダーにカットされると、小さなお子さんから、お年を召した方でもとっても食べやすいと思います。
僕は逆に、食感重視で、スティックサラダみたいな人参も大好きです。でもバランスが悪いかも。
キンキンに冷やしたストレートの細麺(山田食品製)。
これがとっても啜り心地が滑らか。
冷し中華の王道ですね。
綺麗にスレンダーに均一にカットされた人参。店主さんの包丁技。
豚と牛スジのあいのこ煮。辛子は奥様の担当。
比較的あっさり目の胡麻タレ。
店主さんが、「うちの自家製のラー油を混ぜるとまた、担々麺風になって味変で美味しいですよ〜」と差し出してくれました。
早速実践。
確かに胡麻風味の担々麺的なまぜそば。
これはまたピリッとした辛さで、とっても旨い。
個人的にはこの彩蓮の冷やし中華、醤油と、胡麻タレの合わせ技で、千葉県ナンバーワンなのかもしれない。
もう少し、食べ歩いて見ないと!
あとがき:彩蓮の「ひやちゅう」は、神保町の元祖ひやちゅうと比較すると、タレに熟成した深みは要求していません。逆に、さっぱりと、キレのある醤油たれ、胡麻タレになっています。このために麺は細麺ストレートで啜り心地重視、野菜も出来るだけ職人技で、細く均一に揃えてあります。店主さんから聞いて感心したのが、錦糸卵の製法。通常中華の世界では、キレやすくならないように水溶き片栗粉を使用しますが、すると固くなり卵本来の風味がなくなってしまうので、彩蓮では、片栗粉は一切使用せず、卵本来の風味を生かし、塩と酒のみで味付けをして、毎日仕込みで50枚の薄焼きを作り、それをミルフィーユみたいに重ねて、細かく均一にカットするそうです。50枚の卵焼き、それだけで気の遠くなるような仕込み。わたしも真似しましたが、5枚でダウン(爆笑)。 食材の一つ一つに店主の魂がこもっていると私は思います。厨房でもTシャツではなくて、真っ白いシェフの姿。中華鍋を振る姿を見ても只者ではないのに、いたって謙虚。その謙虚が毎年美味しいラーメンを提供する原動力なのかもしれません。愛する家族に、恋人に食べさせたいお店、それが彩蓮ですね。
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