iPad 用の ICOM トランシーバのコントロールソフト「SDR-Control for Icom」
本ソフトは、IC-705、IC-7610、IC-9700、または IC-R8600 レシーバー の他、IC-7300(USB経由)のリモートコントロールを行うアプリです。
今回はリグ操作以外にどのようなツールが実装されているのか、概要を紹介します。
1.ツールメニュー
2.バンドプラン
アマチュアバンドの使用区分を登録することで、スキマー上に色分けして電波型式や帯域が表示されます。その設定画面です。
3.CWキーヤー
CWキーヤーのマクロ設定です。リグ内蔵のマクロも使えますが、アプリ独自での設定も可能となっています。
4.DXクラスタ
DX Summit が表示されます。フィルターなどのセッティング機能も用意されています。
クラスタレポートのマップ表示
5.PSKレポーター
6.MIDIコントローラー
マニュアルによるとチューニングダイヤルを外付けできるようです。
7.Logbook
iPadで動作するログが実装されています。データはクラウド上でももてるようになっています。
8.Network Stats
ネットワークの診断ツールが用意されています。
9.FT8・FT4
これが注目の機能です。もちろん交信もできますが、多バンドのワッチツールとしてFBです。
10.Call Lookup
QRZ.COM をはじめとする、コールブック紹介機能が組み込まれています。
iPad アプリということもあり、どれも、直観的かつスムーズな操作が可能です。8,000円ではありますが、iPad をアマチュア無線で活用するということを考えると価値はあるかなって感じです。