無線のムに濁点

アマチュア無線・BCL・ユーティリィティー受信などなど デジタル絵日記

DXにまつわるエトセトラ <Web活用編>

2023-06-17 07:52:16 | アマチュア無線

夏枯れといいつつ、VU7, VP6, CE0 などなど、そこそこのペディションも敢行されております。また、SSN の割には 6Mオープンにパンチがない今日この頃です。今回は、いまや DXing において「カラダ」の一部のようになってしまった、Web というか、Net の活用についてまとめていきたいと思います。

 

<その1 ADXO>

Announced DX Operations ・・・ むこう1年くらいのDXペディションの予定がわかりやすくまとめられており、このページから、QRVの状態(スポット)や本家のホームページにも飛べるのでたいへん重宝します。時々、なぜか、このリストに載ってこないペディもあります。おそらく、メイビー、パハップス、世のDXサーと呼ばれる御仁はこのページをこまめにチェックされているのではないでしょうか。僕なんかも1日1回は見に行っている感覚があります。

アドレスは https://www.ng3k.com/Misc/adxo.html

 

<その2 LoTW>

ARRL's Logbook of the World ・・・ 米国の無線連盟、ARRL が運営している、電子QSLシステムです。画像でのQSLカードのような形式ではなく、単に、交信のマッチングをリスト形式で行うシステムです。本人確認やマッチングのシステムは厳格に管理されています。世には、他にもいくつかの電子QSLシステムがありますが、唯一、DXCCに有効なログシステムです。DXCCという意味合いでは、紙QSLを得るか、LoTWでマッチして初めて「コンファームできた」ということができます。LoTWはさらに、DXCCそのものの管理も行っており、DXCCを申請して「クレジット」までこぎつけることが電子的にできます。

詳しくは https://www.cqpub.co.jp/cqham/loTw/

 

<その3 CLUBLOG>

Club Log: Amateur Radio League Tables and Most-Wanted Lists ・・・ 運営され始めた頃は、LoTW の二番煎じ的なものなのかな~?くらいにしか思っていませんでしたが、今や、ペディションなどにおいてなくてはならない強力なツールとなっています。LoTW との役割分担もはっきりしていて、「交信する→CLUBLOGで交信を確認してQSLをリクエスト→LoTWにQSOがアップされる」という流れが最もメジャーとなっています。さらに、DXランキングや、各種統計も充実しており、実に頼もしいシステムとなっています。

「CLUBLOG 使い方」で検索するといろいろな解説ページがヒットします。

 

<その4 QRZ.COM>

Callsign Database QRZ.com ・・・ 今や世界標準となった、アマチュマ無線局のコールブックです。僕なんかは、https://www.qrz.com/db/JH8RZJ という感じで、自分を登録しています。当局は、交信相手や、JAでも耳がいい局なんかの「アンテナ情報」を見るのが大好きです。他局のシャックやアンテナは大いに参考になります。また、QSL に関する情報も貴重です。

自局の登録はボランティアを通じて行うことが必要です。LoTW も、CLUBLOG も、QRZ.com も最初の登録にひと手間かかりますが、それをクリアしてしまえば実に頼もしいアマチュア無線運用の友となってくれます。

 

<その5 Solar Activity>

朝起きたら、まず、何をおいても見るページです(病気 hi)。他にも SSN 等を把握できるページはたくさん存在していますが、当局は、ぱっと見でコンディションのなんとなくがわかるこのページを参照しています。

アドレスは http://www.dxscape.com/solar/ で、SFI, SSN, A, K を参照できます。

今現在の伝搬状態を最も端的に表す「K index」について参考までに・・・

* K = 0 Inactive
* K = 1 Very quiet
* K = 2 Quiet
* K = 3 Unsettled
* K = 4 Active
* K = 5 Minor storm
* K = 6 Major storm
* K = 7 Severe storm
* K = 8 Very severe storm
* K = 9 Extremely severe storm

K が 6 を超えたら、無線以外で遊ぶのが御為です。hi

 

<その6 Twitter>

最初、ツイッターを始めた頃は「いったい何をするんだろう??」って、頭の中でハテナマークが飛んでいました。が、リアルタイムの「生生しい情報」は、このツイッターを通して入ってくることが多いです。突然のレア・ペディション、クラスターにアップされる前のQRV情報、パイルアップでどのへんをとっている、ロングパスかショートパスか、ペディ局がどこにQSYしたとか・・・ 実に貴重な情報を得られることがあります。DX World 等のDX情報系のアカウントに加え、DXサーの皆さんのアカウントや、ペディション局ご本尊のアカウント等をフォローするのがお薦めです。気軽にツイッターで「会話」してくれたりするペディ局も多いです。

 

 

 

<DXにまつわるエトセトラ・・・過去の記事です>

まずは右のページをチェック! -> 病気かどうかをセルフチェック

DXにまつわるエトセトラ <パイルアップ編>

DXにまつわるエトセトラ <QSL編>

DXにまつわるエトセトラ <コンディション編>

DXにまつわるエトセトラ <DXサーの条件編>

DXにまつわるエトセトラ <モチベーション編>

DXにまつわるエトセトラ <DXCC編>

DXにまつわるエトセトラ <FT8編>  

DXにまつわるエトセトラ <ペディション攻略編>  

コメント
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VP6A - Ducie I QRV中

2023-06-14 21:20:27 | アマチュア無線

昨夜、20M/FT8 でQSOできました。あとは気長に 6M を待ちます。

VR6 - ピトケアンからセパレートしたエンティティです。

なんと! 現地OP + Star Link を使ったリモート運用、

あくまでも同じ場所からの送受信なので、DXCC は有効のはずです。

 

【VP6/D との QSO】WANTED 6M

 

【VP6/P との QSO】同じく WANTED 6M です。

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近着QSL(LoTW) VP2MKP, Z21ML, S79KW ...

2023-06-04 18:52:40 | アマチュア無線

表記の局のデータが LoTW にアップされています。

VP2M MONTSERRAT は、 Asia far east では、意外に高目で、ランキング #32 となっています。昔はメジャー・コンテストで割と簡単に出会えるエンティティーでした。確かに USA の壁で、けっこう苦労させられるところですが、今回は精力的に JA を相手にしてくれているようです。

 

【過去の VP2M との QSO】 80M WANTED です。

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