四万人の邦人を救った将軍
軍司令官根本博の深謀
小松茂朗
たとえ逆賊の汚名を受けようとも
管轄下の在留邦人四万人の生命を守るためソ連軍と戦い、
その責任を果たした指揮官の波乱の道のり
と言う事で人事失敗の日本軍で珍しく機能した人事です。
関東軍とは大違いで駐蒙軍は根本将軍がいたので、
ソ連の進行を食い止め、邦人を無事に日本へ戻せたのです。
配下の部隊は続々転出され、戦力も無い中でのやりくり。
終戦後は北支軍の司令官として終戦処理に辺り、
最後の船で帰国と言う人を守り続けた将軍は、
戦後75万の邦人の命を助けてもらった蒋介石への恩を返すために、
身銭を切って渡航費を捻出し台湾に渡り、
中共軍を撃退し、台湾を守って帰国。
まさに世界の歴史を変えた人です。
こんな人が多くいれば・・・