泣かずのカッコウ
手嶋龍一
公安調査庁は警察や防衛省の情報機関と比べて、
ヒトもカネも乏しく、武器すら持たない。
そんな最小最弱の組織に入庁してしまった漫画オタクの青年は、
ある日ジョギング中に目にした看板から
中国・北朝鮮・欧米の組織が入り乱れた国際諜報戦線に足を踏み入れることに。
と言う事で今度は一転して現在の話です。
中国の空母の艦番号がどうして16なのか?
ウクライナと交渉を始めて就役するまで苦節16年
我々はそんな手強い相手と対峙している。
この小説の中でウクライナから中国へ空母が渡った経緯が書かれています。
手嶋さんの本は小説と言っても現実の話が多々入ってるので、
実話として読んだ方が良いでしょう。
インテリジェンスはこの世界を生き延びるための唯一の武器である。
これが全てを表していますね。