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Real Jeans & McCOYSTA Millennium Special

トラッドブーム??

2007年10月19日 | Fuku-Shirts
【Fuku】

こないだのメンズクラブとか、今月号のHUGEとか見てると、このところ本家アメリカでもトラッド回帰とかなんですってね。まあもともとそういった流行スタリとは無関係なところがトラッドたる所以なんですが、其のブームが日本にも飛び火してきたのかどうかは知らないですが、結構このトラッドベースのブランドが好調なようですね。

ここでもちょろっと触れましたが、銀座のSHIPSが開店30周年ということで、ちょっと銀座を通りかかったので、私も先日行ってきました。新しい銀座店って初めて行ったのですが、アノ辺りはBEAMSもあればUNITED ARROWSもあるし、なんか凄い一帯になっていました。昔はこじんまりとしたSHIPSと其の先にかなりのボリュームある店構えのポール・スチュアート、其の先にSHIPSが出したヨーロッパモノがメインのGABLEがあるくらいでしたが、今は完全に様変わり、いやあ驚きました。

でっ、其の久々というか初めて入ったSHIPS銀座店ですが、3Fにはオーダー専門のルームもあったし、WINEレーベルというちょっと高年齢向けの新しいラインもあって、昔と同じで丁寧な接客と落ち着いて商品を見てまわれる雰囲気の良さを感じました。

今月末には、かのシャツの魔術師ことIke Behar氏本人が来日して、セミオーダーシャツのフィッティングをしてくれるそうです。凄い店になりましたねえ。まあ、もう30年も経ったのだから当然なんですけどね。

やっぱトラッドには、流行とか流行りってのは無関係なものだなあということを痛感してSHIPSを出て、久々に銀座をブラブラしてみました。ちょっと良い30周年記念のお土産も買ってしまっていい気分でした。


ジャケット

2007年10月18日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

そろそろこんなトゥイードのジャケットも着る時期となりました。昔っからトゥイードは大好きなので、いろいろと持っていますが、多いのはやはりヘリンボーンですね。ネップがごちゃごちゃに入った豪華なホームスパンなんかも好きなんですが、やはり基本のヘリンボーンが一番多いです。

そういえば、こないだ久々に渋谷のネペンテスに行ったら、これまたかなり品の良いトゥイードのジャケットがあってヤバかったです。

おろし履き

2007年10月17日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

また靴の話ですが、私は昔っからなんですが、新品の靴を最初に履いて外に出る時ってなぜか異常に緊張します。それはいまでも同じで、いくら購入時に散々試着してサイズが足に合うのはわかっていても、それを履いて何分か歩いてみないと本当に自分の足に合っているかどうかがわかりません。歩いてみて初めてわかるソールの微妙な硬さとか、試着時にはわからなかった微妙な足への当たり具合とかは、何分か歩いてみないと判らない場合が多いので、最初は本当に緊張します。

ただ、さすがにもう長年修行したせいか、ここ最近は歩いてみてハズレってことはなくなりましたね。ブーツでも短靴でも大体正解が殆どです。メーカーによっては、このラストでこのサイズならば間違いない、という経験則も出来てきたので、その場合には最初っからそれほど緊張しないで履くことができます。

ただ、一つ厄介なのは、レザーソールの場合なんですが、雨の日にタイル調の路面の上を歩いた場合に、異常にすべる靴ってがあります。これは困りますね。最近は地下鉄の駅でも階段とかにタイルを使っている場合が多いので、特にそういう場合が多く、異常にすべることが判った場合には、後から滑り止めを付けたりしてそれなりの対策を施すようにしてます。

まあ、普段緊張することがもうあまりないので、たまにはこういう緊張もいいのでは、最近は思っています。

画像は最初から足にピタリだった70年代のネテルトンです。いい皺も出来てきました。

秋とブーツ

2007年10月16日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

一年のうちで今が一番好きな時期です。暑くもないし寒くもない。外でコーヒーも飲めるし、散歩しても汗かかないし、何より、東京のど真ん中であっても一杯に空気を吸うと結構ウマイんですよ。
ということで秋本番で、我々にとってもこれからがトップシーズン・インということで、いろいろと準備してます。ブーツもいろいろと用意しましたが、今回はコレが一番この季節に合っているブーツだと思います。詳細はまた後日。

今週の一枚:「Early Southern Guitar Sounds」 2007

2007年10月15日 | Fuku-music
【Fuku】

今週の一枚:「Early Southern Guitar Sounds」 Mike Seeger 2007

また珍しく新譜です。このコーナーでも何度も登場しているアメリカのオールドタイムミュージックの偉大なる発掘者ことマイク・シーガー(Mike Seeger)が、自分自信のライフワークとも言うべき、アメリカ南部に伝わる伝承的音楽の中から特にギターを使った音楽を、当時使われたオールドというか超ヴィンテージとも言える数々の芸術品とも言うべきギターを実際に使ってこの2007年の現代に我々に聴かせてくれた珠玉の作品集「Early Southern Guitar Sounds」です。9月に彼のホームグラウンドとも言うべきSmithsonian Folkwaysから満を持してリリースされた新譜、秋の夜長にじっくりと伝統的なギターの音色と戯れるという超贅沢な一枚。

マイク・シーガーについては、もうこのコーナーではなんども取り上げたのでご存知かと思いますが、1900年代から1930年代までのアメリカの地域伝承的な音楽、本当の意味でのフォーク・ミュージック、カントリーやブルーズの起源とも言うべき音楽を自分達で実際に録音収集したり、古いSP盤レコードから採譜して、自分達で演奏して歌うことによって、1960年代前半のアメリカの若者達に古くて奇妙なアメリカを伝えてくれたグループ「ニューロストシティ・ランブラーズ」のリーダー格としての活動から、最近ではここでも取り上げたRy Cooderの新作「My Name Is Buddy」における兄ピート・シーガーとの夢の共演まで、非常に息長く、しかも常に真摯な姿勢でアメリカの伝統的音楽の伝承に其の人生を注いできた偉大なパフォーマーです。

彼は、バンジョーからフィドル、ハンマーダルシマー、オートハープなどなどあらゆる弦楽器をどれも他の追随を見ないほどに非常に巧みに操り、殆ど自分で演奏して歌うというスタイルを貫いてきましたが、ここでは彼が長年に渡って自分で収集してきたオールドのギターを十数本持ってきて、当時の演奏スタイルに忠実にかつサウンドまで忠実に再現するという非常に贅沢な試みを見事にこの現代に成功させてくれました。

使用しているギターは1850年代製作の殆ど博物館級のガットスタイルのギターから、1930年代のナショナルのリゾネーター付きギターまで、どれもこれもマニアには涙ものの超がつくヴィンテージギターばかりで、ヨーロッパの香り漂う非常に甘い音色から、これぞアメリカの音とも言うべきエレキの起源ともなったリゾネーター付きギターの大音響まで、様々なギターサウンドをこれまた当時のスタイルに非常に忠実に再現した超技巧のテクニックで聴くことができます。

ルイヴィルのギタリスト兼シンガー"Sylvester Weaver"のスライドギターを再現したTrack9「Guitar Rag」のワイゼンボーンの1920年代のオールド・ハワイアン・ギターの超甘い伸びのある音色や、もろにオリジナル・カーターファミリーの独特のフラットピックスタイルのギターを当時と同じGibson L-10を使って再現したTrack
23「Black Jack David」などなど、もう珠玉の名演ばかり。添付された豪華なブックレットには、使用したギターの画像や、各曲のチューニングからカポタストの位置まで克明に記載されています。

秋の夜長に琥珀色の熟成したギターサウンド、まさにピッタリの一枚。ギター好きには絶対にお勧めします。

Early Southern Guitar Sounds Mike Seeger

1 Wildwood Flower
2 Old Chisholm Trail
3 Spanish Fandango
4 Shakin the Pines in the Holler
5 Weary Lonesome Blues
6 White Oak Mountain
7 I'm Crazy Over You
8 Can't Get a Letter from Home
9 Guitar Rag
10 Smoketown Strut
11 Big Kid's Barroom
12 Fishing Blues
13 After All Has Been Said and Done
14 Joe Lee's Tune
15 Carroll County Blues
16 Birmingham Tickle
17 Worried Blues
18 Kenny Wagner's Surrender
19 Arizona
20 Pearly Dew
21 Risselty Rosselty
22 Johnny Doyle
23 Black Jack David
24 John Henry
25 Buckdancer's Choice
26 Riley and Spencer
27 When This World Comes to an End
28 Leaning on the Everlasting Arm

Smithsonian Folkways Recordings - SFW40157 2007/9




BDシャツ

2007年10月14日 | Fuku-Shirts
【Fuku】

昨日の続きですが、MIURA&SONSや初期のBEAMSでよく買っていたのはBDシャツでした。SHIPSやBEAMS Fネームのオリジナルのシャツが出た時には即買いして、へヴィローテーションで着てました。自由が丘のキニックやワンズ、下北沢のSpooky、原宿のリトル・アイランドやプレッピィなんかでも同じようにBDシャツばかり買いました。昨日のアイク・ベーハーにギットマン、セローにゴードン、ホルブロックなどなど、今でもまだまだ現役のシャツもあります。90年代に入ってちょっとヨーロッパ系のシャツ(主にイギリス、フランスもの)にも手を出したこともありましたが、やはりアメリカものに戻ってきましたね。SHIPSやBEAMSのオリジナルは国産でも非常に丁寧に作られていましたが、形はやはりアメリカンタイプの伝統的なスタイルだったので、自分には一番しっくりきたシャツでした。今のオリジナルシャツはどうなんですかねえ。またちょっと買ってみないといけないですね。

MIURA & SONS

2007年10月13日 | Fuku-Shirts
【Fuku】

またメンクラのSHIPS特集の話ですが、アメ横のMIURAの旧店舗の画像も涙出ましたね。私は渋谷のMIURA & SONSが先で、アメ横は後からだったのですが、あの狭さとアノ狭さの中にうず高く詰まれた、まさに当時の我々にとっては憧れのグッズの数々、凄かったですねえ。LEEの200番なんて新着入荷の時にサイズも選び放題でした。

渋谷のMIURA&SONSはあの3階建て(2階建てなんですが、階段の途中に中2階があって、大体そこにスニーカーとかブーツが置いてありました。メンクラの画像にもあったあの互い違いのスニーカーのディスプレイはまさに其の当時のものです。)のまさに秘密の花園に溢れるアメリカの匂いに心ときめいたものでした。メンクラに登場していた現銀座店店長の雨宮さんは、当時は渋谷にいた方でしたね。懐かしい顔です。

ということで、これも確か最初に買ったのはSHIPSだったと思います、のアイク・ベーハー(IKE BEHAR)のボタンダウンシャツ。襟の形状が抜群に綺麗でした。

サドル

2007年10月12日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

以前にも紹介したCOLEHAANのサドルシューズですが、このところ結構ハマッてます。名品WalkOverのサドルと同様にオレンジのクッションクレープソールが弾む感じで歩きやすいです。最近はこういう明るめ系サドルってあまりウケナイようですが、私はやはり昔からの縁で抜けられませんねえ。そういえばメンズクラブの今月号見てたら、SHIPSの特集がすっごい面白かったんですが、ALDENのSHIPS別注でサドルがありましたねえ。欲しいなあ。

#メンクラのSHIPS特集、あの渋谷のMIURA & SONSの写真見て、あまりの懐かしさに泣いた人は私だけではないはず。

Red River Valley Boys

2007年10月11日 | Fuku-Shirts
【Fuku】

昨日の続きみたいなもんですが、今の陽気にピタリなのが、この赤いカラーデニムのWestern Ranchmanです。ご存知のとおり結構タイトなシルエットなんですが、すごく触りの良い生地なので、心地良さ満点です。

Green Forest

2007年10月10日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

ということでちょっと郊外の空気の良いところに行ってきたんですが、日中は晴れているとちょっと革モノでは暑かったので、こちらのカヴァーオールが重宝しました。この時期出番が多い、DoubleDiamondシリーズのギャンディー・ダンサー・コートのオリーブグリーンのカラーシャンブレー生地別注。絶妙な生地の薄さでみどりの風が抜けていきます。

革ジャケット出動

2007年10月09日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

昨日、今日と結構涼しかったですね。郊外に出かけていたので、昨日の夜なんてちょっと肌寒いくらいでした。でっ、今シーズン初の革ジャケット出動。カゼインの擦れ落ちがかなり目立つようになったフォアマンズ・ジャケットのブラウンのほうです。オイルを入れていなかったので、帰ってきてからオイルを入れてやりました。もう8年経過してますから、かなり脂分が抜けてきました。

秋の連休

2007年10月07日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

秋の3連休です。遠出する予定はないので、ちょっと近所でウロウロしてたのですが、リヴァーシブルTシャツにこのカヴァーオールを羽織ってました。暑くもなく寒くもなくで丁度良かったです。この時期お馴染みのキンモクセイの香りがほのかに匂ってきて、イイ季節になりました。足元は最近に入っているコンバースのジャックスターの復刻版でした。

そろそろ西部の男

2007年10月06日 | Fuku-Jacket
【Fuku】

まあ、ここでは何度も出てくるけど、Westernerの季節ですよ、今が。こないだのちょっと肌寒かった日曜日にも着てましたが、今の時期は重宝します。でっ、ちょこっと着ると必ずジャブジャブ洗ってます。洗いこむことで、あのコットンサテンが締まってきます。着てるとまた少し緩むんですが、その洗いざらしのシャキッとした風合いがWesternerの真髄だと勝手に思っています。

ハード系

2007年10月05日 | Fuku-Shoes
【Fuku】

季節も秋、そろそろこういったロング系というかハード系のゴツものブーツの出番です。とはいっても始動前にはオイルぐらいは入れておいたほうが良いですね。おっと、厚手のソックスも忘れずに。ウエアハウスのブーツソックスなんか良いですね。蒸れないし。