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Real Jeans & McCOYSTA Millennium Special

L.L.Beanの魔力

2009年03月19日 | Fuku-others
【Fuku】

なんか凄いんですよ、L.L.Beanの魔力。このちょっと頼りない筆記体ロゴのタグを見ちゃうともう駄目。特に黒地なんてもう最高。黒地に金文字で囲みのブロック体なんていったらもう踊っちゃいます。赤地に円形ロゴなんていったらもう気絶もんですよ。なんなんですかねえ。フツウが一番ってことなんでしょうか。

最近はスウェーター

2009年02月16日 | Fuku-others
【Fuku】

結局はまた少しづつ寒くなってきましたから、今日は夕方から例によってのスウェーター登場。休みの日はシャンブレーとかネルシャツの上にスウェーターというのが最近は多いです。このL.L.BeanのノルウェージアンとかPeterStormの未脱脂じゃないほうのやつとか、Donnachieのカシミアとかが登場回数が多いです。

スウェーターはEngland

2009年01月25日 | Fuku-others
【Fuku】

スウェーターってどのカテゴリに入れるのか迷ってしまいますが、まあothersってことで、こちらもL.L.Beanのアウトドア向けのスウェーター。肩のパッチがなんともアメリカ的ですが、こちらはれっきとしたEngland製。70年代中期ぐらいの名品。

ハリス帽子

2009年01月22日 | Fuku-others
【Fuku】

ここで帽子ってのはかなり珍しいと思うのですが、寒いとやはり帽子が手放せません。とか思ってたら、トビッきりのやつを手に入れました。HarrisTweedとゴアテックスにプラスでL.L.Beanという最強コンビ。ゴアテックス使用ですからそんなに古いものではないのですが、伝統的な素材と最新鋭の素材の絶妙の組み合わせ。こういうところはL.L.Beanは上手いですな。

BEAMS +

2009年01月10日 | Fuku-others
【Fuku】 

ついこないだですが、ちょっと所用があって原宿を歩いていたら、BEAMS+の前を通ったので、"Sale"の4文字についついフラフラと入ってしまったら、これまたついついでいろいろと買ってしまいました。ご存知のとおり、今は結構いろんなブランドを扱っているんですが、結構安くしてくれるんですね。知らなかった。あっ、でもALDENは全くSale無しですね。

去る人

2008年12月30日 | Fuku-others
【Fuku】 

年末ですが、いろいろと区切りをつける時期でもあり、人の移動もいろいろとある時期ですね。
先日ですが、これまでいろいろとお世話になっていたあるお店の名物店長が新たな世界に旅立ちということで、丁重なるご挨拶をいただきました。当方のいろんな無茶な要求にもイヤな顔一つせずに対応していただいたし、これまでの経験に培われた独自の世界を持ったそのセンスにはいろいろと参考にさせてもらったことも多く、非常に貴重な人材がいらっしゃらなくなる、ということで一抹の寂しさを感じました。
しばらくはちょっと充電ということでした、まあ、ああいう方はこの世界では貴重な人材ですから、どこか他のお店やメーカーでまた活躍されることと思います。

年末ですね。

第53回有馬記念

2008年12月28日 | Fuku-others
【Fuku】 

今年は28日が有馬記念、翌29日が大井で東京大賞典、で年明け早々4日には中山金杯と競馬ファンは休む暇なしで嬉しい限りです。余力をちょっと大井に残しておいて、まずは恒例の有馬記念予想を軽めに。

有馬記念のポイントは、毎年書いてると思うんですが、秋シーズン連戦してきた馬達で余力が残っている馬が勝つということで、昨年はJCをパスして得意の中山まで力を温存していたマツリダゴッホの快勝で、天皇賞からJCと連戦した組はメイショウサムソンを含めて揃って惨敗でした。
そのポイントから今年を見てみると、マツリダゴッホは不慣れの府中のJCに挑戦して善戦の4着。1度は先頭に立っての惜しいレース。フランス帰りのメイショウサムソンはまだ本調子一歩手前という感じで差の無い6着、歴史に残る天皇賞で一番強かったダイワスカーレットはJCをパスしてここ一本に絞ったローテーションでまだまだ余力十分。
となるともうダイワスカーレットが不動の中心で、あとは中山が圧倒的に強いマツリダゴッホが相手で、引退レースとなるメイショウサムソンが単穴でもうなんにもない予想になりますが、そう簡単にいかないのが有馬記念。これまで何度見込み違いしてきたことか。

まず、マツリダゴッホは8月の札幌記念から始動で一ヵ月後のオールカマー楽勝と珍しく短いインターヴァルで勝ちましたが、これは全くの試走に徹した札幌記念が余力十分だったためだと思います。この馬は基本的には間隔を空けて使ったほうが良い結果が出るタイプで、鉄砲も走りますから、あの激走のJCから一ヶ月ではやはりちょっと苦しい。中山巧者は認めますが有馬記念2連覇できるほどの超A級とも思えないので、ここは無印。

メイショウサムソンはこれで引退ですから、オグリキャップやトウカイテイオーの例もあるとおり狙い目アリなんですが、JCを見る限りでは今期はどうも少し実力が落ちたのでは、という疑問と、骨折復帰してからの武騎手の騎乗がどうもイマイチ(昨日のリーチザクラウンの騎乗はちょっとボーンヘッドでした)なのが気になり、こちらも無印。

秋の天皇賞終了時から、ダイワスカーレットの実力はこれまでの歴代の名牝の中でも特筆ものと思っていて、牝馬には分が悪い有馬記念のジンクスを打ち破ってくれるのでは、と思っていました。ただ、昨年2着とはいえ、やはり2500mでは2000mよりは一枚割り引いて考えないといけないでは、ということで、こちらは連軸としては堅いものの、やはり何かに差されて2着というパターンが思い浮かびます。近年でもヒシアマゾン、エアグルーヴ、ファインモーションという名牝でも有馬記念の牝馬受難のジンクスに敗れ去ってきましたから、この時期の牝馬の2500mは少し割引です。

となるとナニがダイワスカーレットを差すかということですが、JCをパスしての中山得意の差し馬がいました、のドリームジャーニーが今回は面白いと思います。メンバーが弱かったとは言え、小倉記念と朝日CCは全くの楽勝、府中の天皇賞は大外枠が響いて最後方追走で直線だけの競馬でしたから差の無い10着も仕方ないところ。一発ハマればダイワスカーレットを差すのはこちら。

取捨が難しいのはJCを差しきった超上がり馬のスクリーンヒーロー。約1年休んで今期は夏の札幌から始動でここが六走目ですから、これまでの例から言うと全く買えないのですが、なにせ何年に1度出るかという驚異の上がり馬なので、勢いでここもアッサリということがあっても不思議はありません、ということで単穴。

着穴は、勢いある3歳馬で今度はルメールがまた思い切った騎乗をやってくれそうなフローテーション。前走で逃げて脚質に自在性が出たのは好材料。もう一頭有馬記念男鞍上ペリエが魅力のアルナスライン、一発のドリームを買うならばこの2頭。

ということで、

◎ドリームジャーニー
○ダイワスカーレット
▲スクリーンヒーロー
△フローテーション
△アルナスライン

でももちろんダイワスカーレットの単勝も買います。夢のレースですから。
さて、どうなりますか。

#画像は例によって関係なし。まあ馬ですから。

[さて、レースを終わって]

低く垂れ込めた鉛色の空のもと、突如襲ったインフルエンザ騒動で有力3頭(アカネテンリュウ、メジロアサマ、カミタカ)が出走取り消しで僅か6頭立てという異常な雰囲気の中で、直線粘るコンチネンタルを余力十分で並ぶまもなく差しきった"女傑"トウメイが制した昭和46年の第16回有馬記念から37年、ようやく牝馬には鬼門とされた有馬記念のジンクスが、まさに現代の女傑ダイワスカーレットによって打ち破られました。
あのメジロラモーヌ、ヒシアマゾンといった超弩級の牝馬でさえあっさりと軍門に下っていた有馬記念の牝馬の壁を、いとも簡単に余力十分で逃げ切った彼女はもう超を超える弩級の牝馬として後世に名を残します。それほどの大快挙。37年前もこの眼で見ていた関係もあり、今日は本当に身体が震えて熱くなりました。

レースは全く文句のつけようのない正攻法の逃げ切り。ペースも前半1000mで1分を切ってましたからスローに流れたわけでもないんですが、直線に入ってアンカツが軽く気合をつけただけでもう勝負ありでしたから、本当にこの馬一頭だけが抜けて強かったということでしょう。秋の天皇賞同様に真の実力を発揮しての結果、見事というしかありませんでした。

道中最後方で直線だけの競馬、馬場の良い大外を伸びた最低人気のアドマイヤモナークが2着、同じく人気薄のエアシェイディが3着と馬券的には荒れましたが、まあ完全にダイワスカーレットの独演会の添え物って感じで、無欲の2着3着。

2番人気マツリダゴッホはやはりJCを使っての中3週はきつかったんでしょう。追い切りでもイマイチの評価が多かったのですが、4コーナーでマクリ気味に上がっていったところで脚を使い尽くした感じの12着大敗。やはりこの馬はローテーション泣きするタイプです。
JCの覇者スクリーンヒーローもダイワスカーレットを捕まえに早めに動いて2着はアリかと思ったら直線上がったところでバッタリ。やはり今期6走目で余力がありませんでした。

私が狙ったドリームジャーニーは最後猛然と追い込みましたが勝負は決した後でした。今回は相手が悪かったってところで、やはり右回りは走ります。フローテーションは役者2枚落ちました。

引退レースとなったメイショウサムソンは、武騎手が勝負をかけて早め2番手からの競馬でしたが、直線でやはり力尽きました。全盛期の力は既になかったのかもしれません。これで引退ですが、今の日本には馴染みが薄い重厚なる欧州一流の血脈を日本に根付かせてくれることを期待します。

ダイワスカーレットは来年も現役続行で、海外遠征を視野に入れているそうですが、個人的には早めにスタッド入りしてイイ仔を出してもらいたいです。

天気も良く、いい有馬記念でしたが、惜しむらくはディープスカイやオウケンブルースリなどの3歳馬の強いところの参戦があったら、さらに盛り上がったのでは、と思いました。

ついでに明日の大井の東京大賞典、こちらも参戦予定ですが、JCダートでオイシイ思いをさせてもらったカネヒキリの連勝濃厚で、興味はウチパクに乗り代わったサクセスブロッケンがどこまで迫るか、とJCダートでは脚を余していたブルーコンコルドの差し脚に期待。

ブラタモリ

2008年12月15日 | Fuku-others
【Fuku】

いつもお世話になってる町田の"粋人のジャンパー"ことCosmicJumperさんに教えてもらって楽しみにしていたNHKテレビの「ブラタモリ」、ようやく放映されました。
もともと古地図を持って街歩きってのは、金曜日のいこいの時間「タモリ倶楽部」で何度もやってる企画だったのですが、さすがにNHKではあのダラダラのノリではNGなようで、共演もなぎらやタスクじゃなくて、もっとちゃんとした空間プロデューサーとまじめそうなNHKの女子アナと一緒に、明治神宮からブラームスの小路(とか言ったってどこだかわかんないですよね、我々にはフェイクαに行く道といったほうが判る)、NICEな"キャットストリート"、表参道はポール・スチュアートの石垣、そして"ことぶきや"と並んで表参道交差点のランドマークとも言うべき老舗"山陽堂書店"までブラブラ歩くという番組。さすがにぶらぶら歩くだけではNHKでは許されないようで、古地図から見えてくるそこに刻まれた歴史の数々をご紹介、という番組。
私にはタモリ倶楽部のほうが似合っているのですが、こちらもなかなか面白かったです。
明治神宮の森が大正時代の植林だという話は、小学校の時に学校で聞かされていたし、原宿(穏田といったほうが似合いますね)は、渋谷川が横切るように流れているので(今もキャットストリートの下は流れています)、そこに流れ込む用水路のような小さい川がいくつもあるというのもよく知られた話なんですが、さすがにあのポール・スチュアートの石垣が表参道開道の唯一残った名残であったとは知りませんでした。
都電が走っていた頃のフルサイズの山陽堂書店はさすがに記憶にありませんが、薄くなってからのあの書店には学生の頃から大変お世話になりました。狭い空間を非常に綿密に計算して非常に効率よく整理整頓された店内は今も変らずで、まさかもうお孫さんが店番をするようになったとは驚きでした。

また続編がありそうですね、「ブラタモリ」。

#画像はポール・ステュアートってことで。

重ね着

2008年12月08日 | Fuku-others
【Fuku】

まだひきずりますが、Popeye OilyBoy(あまりイイネーミングではないとと思ってますが)のファッションページのでは今回の渾身の企画である"WILDCHIC"再び、ですが、重ね着の妙というか、配色の妙というか、北村勝彦御大の真骨頂を見た感があります。オルデガのラグベストの上にホッファーのチロリアンジャケットなんて斬新だなあ。ただ、残念なのは靴がクレジットされていないのがあって、L.L.BeanのBeanブーツとかなんですが、ちょっとボリュームが弱いかなあって感じで、もうちょっといろいろと捻ってくれても良かったかな、って思いました。ジャケットonジャケットってのも新鮮ですね。真似してみようっと。

#画像は意味なし。

第9回ジャパンカップダート

2008年12月07日 | Fuku-others
【Fuku】

まだ有馬記念が残ってますが、私にとっては今年一番楽しみな一戦、今年から舞台を阪神に移して時期も一週遅くなった第9回ジャパンカップダート。いいメンバーが揃いました。

ここ2年間の日本のダート路線の情勢は、国内ダートG16連勝のヴァーミリアンの独壇場でしたが、其の前にダート王として君臨したのが、長期休養を経て今回出てきたカネヒキリで、2005年のJCダートから翌年のフェブラリーS連勝をはじめ、国内には敵無し状態で、同年齢ですが当時ヴァーミリアンはカネヒキリには全く歯が立ちませんでした。そして今年は恐るべき3歳のダート王のサクセスブロッケンに、本場アメリカで3戦2勝、GIIも楽勝した国際レベルのカジノドライヴが登場し、さらなる新たな世代への鼓動が聞こえてきてるというのが現状。

フツウに考えれば、前走のJBCクラシックで好勝負したヴァーミリアンとサクセスブロッケンで今回も鉄板というところなんでしょうが、そんな簡単ならば今年一番楽しみなレースとは言いません。

カネヒキリが往年の力を取り戻せば、ヴァーミリアンとは好勝負、前走はスタートでトモを滑らしてしまったサクセスブロッケンが、今回まともにスタート出来れば、これもまたヴァーミリアンとは好勝負、全く未知の魅力のカジノドライヴがこれらの既成勢力を遥かに超える怪物だったら、それはまた新しい時代の到来。まさに国際レベルのダート王の誕生となるでしょう。

いろんな切り口があって、なかなかまとめきれないのですが、JCはやはり夢を買うレースと割り切って考えると非常に簡単。世界に挑戦したカジノドライヴに、来年は共に海外に行ってもらいたいサクセスブロッケンの3歳馬2頭の新しい力に賭けてみます。カジノドライヴは前走勇躍挑戦したBCクラシックのドン尻負けが評価を下げているようですが、それを言ったらヴァーミリアンだって4月のドヴァイではカーリンにまったくの子ども扱いされて惨敗してますから、それは世界最高峰レベルに挑戦した結果であって、国内のG1ならば十分に通用する力量を持っていると信じてます。
今回は自分で引っ張らなくても好位でレースを進められるサクセスブロッケンもまともならば好勝負、全盛期の力が戻れば鞍上のルメールが今度こそなんかやってくれそうなカネヒキリがまとめて負かしてしまうことももちろんアリ、今はマイルから1800mぐらいが一番力を発揮できる古豪ブルーコンコルドが着穴。ということで

◎カジノドライヴ
○サクセスブロッケン
▲カネヒキリ
△ブルーコンコルド

カジノドライヴはぶっちぎりで楽勝か、ドン尻近くの惨敗のどっちかだと思いますが、まあそういう夢に賭けてみるのもいいじゃないですか、たまには。
さて、どうなりますか?

[さてさて、レースを終わって]

やはりディープインパクトと同じ世代の今の6歳ってのは強力なんだあ、というのが第一に出た言葉でした、のカネヒキリの復活劇、見事でした。間2年間置いて、同じG1を勝つなんて、この世代交代が激しい今の日本の競馬サークルでは絶対に不可能と思ってましたが、まさに競馬史上に残る快挙、今年の秋の天皇賞にも負けない史上に残る名勝負でした。カネヒキリの単勝をかなり厚めに持っていましたが、そういうことを抜きにしても、心が熱くなる見事な復活。やはり、ルメールは先週ではなくて今週でした。
4コーナー前で外からヴァーミリアンとメイショウトウコンがマクリ気味に強烈に上がっていった時に内でジッと我慢できたのが勝因、そこで勝負アリでした。粘るサクセスブロッケンを交わしたところでまだ余裕がありましたから、やはり1世代前のダート王にはヴァーミリアンは絶好調の今でも敵わないと言い切って良いと思います。メイショウトウコンは鞍上藤田の絶妙のまくりと渾身のムチで僅差まで迫りましたが相手が悪かった。ヴァーミリアンは実力通りの力は発揮しましたが、やはり手代わりが少し響いたかも。
期待した新勢力の3歳勢ですが、結局目標となってしまったサクセスブロッケンはちょっと距離が長いんでしょうか。ペース自体はそんなに早いわけではありませんでしたから、展開と距離適正と最後に競った経験がまだ不足というところが敗因でしょう。ちょっと底が見えてしまった感があります。
期待したカジノドライヴですが、直線に入ったところでは、絶対に外から一気に伸びてくると思わせたところで、止まってしまって、最後はサンライズバッカスとブルーコンコルドにも交わされて6着、こちらも揉まれたレースを経験していないことが響いた感じでした。ただ、もうちょっとレース経験を積めば間違いなくG1級。雄大な馬格の素晴らしさは完全に他馬を圧倒してました。

3年ぶりにダート王に復権したカネヒキリですが、不治の病の屈腱炎との闘いが続きますからこの先がどうなるかはわかりません。無事ならば再度のドヴァイ挑戦を実現してもらいたいです。

さて、国際招待競走ですから海外からの招待馬がいないことには話にならないレースですが、日本に来て直前でスクラッチではもっと話になりません。超一流どころが揃って来ない理由とか二流馬を招待する必要があるのかどうか、今後JRAはよく考えたほうが良いと思います。レース自体が素晴らしかっただけに、招待馬の酷さがやけに目に付きました、先週も今週も。

#年末の大井の東京大賞典は面白そうです。今度はフリオーソかなあ。

パンコウ

2008年12月05日 | Fuku-others
【Fuku】

オイリーボーイっていうから、なんかベタベタした脂くさい中年のことかと思ってましたが、ちょっと違った「Popeye OilyBoy」。目次だけ見たらやはり買ってしまいました。白洲さんのニックネームのことだとは知りませんでした。
内容としては、日本が誇る4大セレクトショップ+BrooksBros.+ネペンテスのカタログ本かなって印象ですが、私にとっては、あえて敬称略ですが、松木直也、綱島理友、泉麻人、寺崎央、吉成伸幸、小倉エージ、木村東吉、そして松山猛、小林泰彦、安西水丸、北村勝彦、なんといっても後藤健夫に木滑良久、30数年前に我々をあれだけ楽しませてくれたライター、イラスト、編集の面々が再度キラ星のごとく揃い踏みというのがとにかく嬉しかった。
巻頭のお馴染み"Popeye"に巻末近くの"PopeyeForum"、何度となく元気づけられた巻末の"From Editors"まで、当時のリメイクと言ってしまえばそれまでですが、あれから30数年経った我々用にアレンジした"スグレもの"の情報の洪水には涙が出ました。

不定期刊のようで、次の発行は来春だそうですが、このままの姿勢でイカレたら、こっちもイカレてしまいます。

#読み物はどれもこれも珠玉でしたが、なんと言っても一番笑ったのは、永遠の"69"少年の二人、大貫憲章と伊藤政則のグダグダの70年代ロック自慢合戦。"花巻のジェームス・パンコウ"には笑った笑った。最高でした。

画像はあまり関係ありませんが、BrooksBrosに敬意を表して、ということで。

第28回ジャパンカップ

2008年11月30日 | Fuku-others
【Fuku】

外国馬の顔ぶれがなんとも寂しいですが、3代におよぶダービー馬と2代の菊花賞馬が対決という夢の顔合わせとなった第28回ジャパンカップ。やはりスルーはできないので、こちらも夢の予想をば。

歴史に残る天皇賞から中2週、ダイワスカーレットは有馬記念一本ということで回避しましたが、最初からここが目標のウォッカとディープスカイは予定どおり出てきました。なにも考えなければ今年最高のパフォーマンスを魅せたこの2強で決まりなんですが、問題は、あの激戦を戦った消耗度と2400Mという距離でしょう。

ウォッカはやはり気性面から折り合いが問題で、今年はマイルの安田記念と2000Mの天皇賞を含めて使ったレースは全て2000M以下、ダービーは勝ちましたが古馬となった今ではやはり適距離はマイルなのでは、と思います。同じことはディープスカイにも言えて、2400Mのダービーと神戸新聞杯は楽勝でしたが、3000Mを嫌って天皇賞に向かったとおり、やはり適距離は2000Mなのでは、と思います。
それに、ウオッカは希代の女傑と言えどもやはり牝馬ですから、天皇賞の激走の反動が気になります。

となると、府中の2400Mという舞台が一番似合う馬という視点で見ていくと、凱旋門賞から戻ってのぶっつけですが、鞍上が石橋守騎手に戻ったメイショウサムソンと、距離だけならば一番似合うマツリダゴッホ、菊花賞は全くの楽勝だったオウケンブルースリ、試走に徹した天皇賞を叩いて今回が本番のアサクサキングス、ってところが挙がります。

これまで、なんだかんだ文句つけて外して、いつもしっぺ返しをくらっていたメイショウサムソンを鞍上の石橋守騎手に敬意を表して、今回だけは押したいところなんですが、今の力量比較ではマツリダゴッホもひけをとらずで、左回り実績無しということを除けばほぼ互角評価。
マツリダゴッホは昨年秋もそうでしたが、間を空けて使うことが基本の馬ですから、今回のオールカマーから目標を一本に絞ったローテーションならば力を出せるのでは、と思います。ただ、やはり未知の左回りはなんとも走ってみないと判りません。
今年の3歳馬の世代評価ってのがまだ定まっていない感がありますが、ディープスカイが抜けて頂点で其の後はかなり開きがあるという評価が一般的で、天皇賞後には私も同じ考えでした。ただ、今回に限り、父ジャングルポケット、其の父トニービン、と続くJC所縁の血統と、夏からの驚異の上がり馬でまだ伸びしろがありそうなオウケンブルースリの破壊力にかけてみようかと思います。メンバーが弱かった菊花賞のみの評価だけではちょっと弱いし、現実に9月にはディープスカイに子ども扱いされているので、ここでJC制覇まで一気に出世できるかどうかは全くの未知数ですが、鞍上のウチパクがJCでどう乗るかが非常に魅力ありで、年に一度のお祭りですから、夢を買うということで本命。

対抗も鞍上評価でメイショウサムソンに今回は賭けてみます。
左回りさえ克服できればまとめて負かせるマツリダゴッホを穴にして、あとはこちらも鞍上のルメールがなにかやってくれそうなアサクサキングスを着の穴にします。

ということで、

◎オウケンブルースリ
○メイショウサムソン
▲マツリダゴッホ
△アサクサキングス

ここでもしウォッカが楽勝したら、文句無く日本競馬史上の最強牝馬の称号を得ることと思います。さてどうなりますか。

#例によって、画像は関係ありません。まあ馬革つながりってことで。

[さてさてレースを終わって]

僅か7戦でG1を制した驚異の上がり馬の遥か上を行く超絶の上がり馬がまだいたってことで決着の第28回ジャパンカップでした。先月まではまだ条件馬ですよ、のスクリーンヒーロー、デムーロがとにかく上手かった。ジャパンカップは外国の騎手で買えっていう勝手な法則があったので、私はルメールのアサクサキングスが穴を開けると思っていたのですが、もっと別なところに穴馬はいたって感じ。
前走のアルゼンチン共和国杯でも2着のジャガーメイルは今後伸びていく馬として注目していたのですが、スクリーンヒーローはスルー。今回も得意の府中コースとはいえ、超一線級の揃ったこの舞台ではちょっと役者不足としてしまいました。穴馬というのはこういう時に突如として出現するんですよね。
2着ディープスカイは全力を出し切っての結果ですから仕方ないでしょう。やはりこの馬が今年の3歳では抜けてます。
3着に粘ったウォッカも見事でしたが、やはりこの馬は後方から追い込んだほうが持ち味が行きます。距離もギリギリでした。来年も現役だそうですが、使うレースが難しいですね。
4着マツリダゴッホは左周りも問題なしでしたが、仕掛けが早かった。中山ならばあれで十分なんですが、やはり府中ではあのタイミングではちょっと早い。でもまあ次走は主役でしょう。
本命に推した上がり馬オウケンブルースリも力は出したと思います。枠順と道中の位置取りがディープスカイとの明暗を分けた感じです。まだまだこれからの馬って感じで来年は主役をはれる馬となるでしょう。
メイショウサムソンは内一杯をついたところがやはり本調子ではない感じで、ちょっと力も落ちているのかな、と思わせる敗戦。最後の一走有馬記念でこの馬らしさを魅せてもらいたいです。

ということで惨敗でしたが、まあいいでしょう。毎年のことですが、見物料だと思えば安いもんです。

70年代アウトドア

2008年11月27日 | Fuku-others
【Fuku】

今年になってですが、完全に70年代アウトドアにハマッてしまってます。もちろん、L.L.BeanとかEddieBauerとかはもう学生時代から30年以上もハマッたまんまなんですが、一時期忘れていたGerryとかWoodsとかCAMP7とかEMSとか、70~80年代に一時代を築いたアウトドアメイカーのグッズが今また新鮮ってことでハマッてます。我々はこれらは皆リアルタイムで経験した世代なので、ただただ懐かしさってことで最初は興味を引いたのですが、よくよく見てみると懐かしさというよりも、当時は気付かなかった新たな発見のほうが多いです。あらためて、その機能性の高さに驚いている次第。まだまだはまりそうです。

2008年になって、まさかBanana Equipmentに再会することになろうとは思っていませんでした。の、70年代Outdoorの先鋭的メイカー「バナナ・イクイップメント」。

Duxbak

2008年11月18日 | Fuku-others
【Fuku】

昨日の続きですが、狩猟服調査本「Hunting Jacket Research」に掲載の珠玉のハンティングジャケットの中でもかなりキタのは、この20年代のDuxbakのノーフォークジャケット。簡素なバックルがついたベルトに皿型の大きめのナットボタン、ウエストをシェイプしたシルエット、もう満点です。

ということでこれと似た(というか年代違いで同じなんですが)、Duxbakの50年代のノーフォークジャケット。バックスタイルが泣かせます。