リリーの備忘録

日々の生活の記録を綴ります。

八番熊谷寺、九番法輪寺、十番切幡寺

2016-01-15 16:58:42 | 歩き遍路
4月12日は、先月バスを降りた場所を8時前出発し、八番熊谷寺をめざします。

1687年建立の仁王門は和洋唐様折衷で四国霊場の中で最大級です。
天井に極彩色の六体の天人が描かれています。

仁王像

熊谷寺は、この地で修行されていた弘法大師が熊野権現より金の観世音菩薩を授けられ、自ら霊木に彫像しご本尊とされましたが、1927年の火災で焼失しました。
本堂まで遠そうです。

左に多宝塔を見ながら

石段を登って中門



極彩色の

鐘楼

本堂

本堂を左に36段登った大師堂には室町時代の作の大師坐像が安置されている。

熊谷寺から約40分で九番法輪寺に到着。
弘仁6年大師が釈迦涅槃像を彫像しご本尊として開祖。

仁王像

本堂

大師堂

何の野菜かしら。黒マルチに透明シートをかけて早めに出荷のようです。

約50分で切幡山の中腹155mに境内がある十番切幡寺に到着。
切幡寺は弘仁年間(810~824)弘法大師が開祖。

仁王像

山麓から本堂まで800m

333の石段を登る。

本堂

大師堂

切幡寺大塔・不動堂は初重と二重の間が方形で日本唯一の構造様式。
豊臣秀頼が秀吉の菩提を弔うために建立。

はたきり観音は乙女が即身成仏して観音様に化身した銅像。
左手にハサミ、右手に長い布を持っている。

吉野川が流れ遠方に四国山脈を見ながら

昼食

蕾を膨らませ、今にも咲きそう

寺をあとに振り替えると大塔。けっこうしんどかったな~


続きは明日









蕾をつけ咲き始めた白菜と手作りキムチ

2016-01-15 15:56:55 | 料理
昨日は寒くて家に閉じこもっていましたが、今日は暖かで庭の草取りをしました。
年初から咲き始めた水仙の花も萎み始めています。






菜の花が咲き始めて


初めて白菜の種を撒いたけど、撒く時期が遅くて葉が巻かない。
葉が巻かないのは紐で縛るそうだけど、そのままにしておいたら花が咲き始めました。


近所のTさんにキムチをいただきました。
見た目は悪いけどすごくおいしい。


83歳の叔母さんの手作りだそうで昨年も頂いてTさんのご主人が「おいしい」と伝えたら今年はレシピまで添えて下さったそうです。




ほんとにおいしいから、皆さんも作ってみてください。
私も巻いていない白菜で(笑)試してみるつもりです

番外椿堂

2016-01-14 22:23:41 | 歩き遍路

四月九日の続きです…。
三角寺を出て眼下に伊予三島市街が見ながら

ミツマタ

春のせせらぎ

桜と紅梅の競演

見晴らしのいい場所に旅籠屋島屋跡の石柱

平山地区は土佐藩主山内公の参勤交代のために造られた街道と遍路道と合流する地で金毘羅参りの人たちと共ににぎわったそうです。

平山からバスで伊予三島駅に出たかったのですが、時刻表では数時間?に一本。
椿堂まで歩くことに。

遍路道の道しるべに沿って

石段を降りると小さな滝壺

左に鳥と亀のトピアリーときれいに剪定された松のお庭の民家前を通り

高知自動車道の下を潜ると左にきれいに手入れされた段々畑

のどかな里の道

石垣の間に組み込まれた煉瓦の焼却場

常福寺(椿堂)に到着

815年に三角寺で修行した弘法大師が地蔵堂に立ち寄り、熱病に苦しむ人たちを救うために椿の枝を土に刺し病魔を封じ込めた。その杖から出た芽が成長して大きな椿が茂っていると伝えられる。
本堂

大師堂










三角寺から椿堂を通って次は雲辺寺なのですが、「区切り」なので帰宅のためJR川之江駅に向かう。
標高100mから北に向かって約6km。
薄暗くなってきたのでバスは通ってないし、そろそろタクシーを呼ぼうかなと思っていたら、高知道の下のあたりで南に向かって来るリュックを背負った男性が見えた。
すれ違う時挨拶をして「この辺バスはないのですね」と一言こぼした。お互いバスがないから歩いているんだから。
しばらく歩いてなんとなく後ろを見るとさっきの男性の前に軽トラックが止まっている。バスがないからお迎えの車かなと思っていたら、その軽トラックが私の横に止まり70歳半ばくらいの男性が顔を出し、「さっきの男性からあの人を乗せてあげてと頼まれた」と。
お遍路コースだと歩き遍路なのでお断りするのだが、帰宅への道外なのでお言葉に甘えて乗せていただいた。
マニュアル車で帰宅ラッシュの中、30分くらい楽しい雰囲気で会話しながら乗せてもらって川之江駅近くになって気まずくなってしまった。
原因はお礼にお金をお渡ししようとしたから。受け取ってもらえなかった。
あとで気が付いたのだが、お接待をしてくださったのだ。私個人ではではなく御大師様に。お遍路になりきっていなかった。
今でも「尋ね人」で捜してお礼とお詫びを伝え、納め札を頂いてほしい気持ちで心に残っている。






65番三角寺

2016-01-13 22:53:09 | 歩き遍路

昨夜のも止み厚いの下何とかができました。

前日4月8日は徳島、次の日4月9日は愛媛県です。
10月に40番観自在寺から月一の歩き遍路ツアーに参加したのでツアーのみんながすでに終えた1~39は自分で歩くしかありません。月一で5年近くかかるところを5月末までに終えようとしているのだから日程的にとてもハードです。

4月9日、JR伊予三島駅で下車、八幡神社前を通り

山口県の中務茂平さんが建てた道標。施主(スポンサー)は大阪の人。

戸川公園

桜の下でお花見やイベントやおだんごを販売したりにぎやか


お遍路さんのための案内図がとても助かる

花を愛でながら春を満喫

写真左中ほどでピクニックをしていた女性二人に話しかけられた

祠が見える


もうすぐかな


開けたところに出た

地面に垂直に伸びた木々が美しい


三角寺山門に到着

色鮮やかな仁王像

本堂


中の島に弁財天がある三角池



樹齢300年の満開の桜にお遍路さんが絵になる


大師堂





もっとゆっくりしたいけど、まだ歩かないといけないので満開の桜に名残を惜しみながら三角寺をあとに。




 


立江寺までの遍路道

2016-01-12 21:15:46 | 歩き遍路
今日はの日でしたが、の車検で慣れない代車で走るのが嫌でお休みしてて、庭の草取りやケヤキの根切りなどをして過ごしました。
明日も別のコートでなので明日頑張ろう。

4月8日の続きです・・・。
井戸寺を10時ごろ出発して一時間ほどして雨が降り始めました。

鮎喰川の川幅も河口に近づくにつれて広くなってきました。

阿波踊りの欄干飾り

桜をバックに踊る姿もまた楽しい

ロープーウェィが見える眉山公園麓の天神社前を通って

阿波踊り会館前の編み笠形ベンチで休憩

南に歩いて金毘羅神社近くにある日本一の石灯篭。
天保10巳年(1839年)の刻印があり頼山陽が揮毫(きごう)者と伝承され10.24mは日本一の高さと言われる。

遅い昼食



食事が終わったら、さあ歩こう。お遍路印を見つかったので安心。

地蔵橋を通って


いつの間にかも上がりひたすら歩きます

休憩所で少し座って

遍路道を外れて道を尋ねながら、弘法大師が持っていた杖で地面を撞くと噴水が湧きでたと伝えられるお杖の水に立ち寄って



立江寺から土地を提供され建てられた休憩所「京塚庵」
ここは江戸時代の遍路お京さんの塚が奉られていたが老巧化しそのあとに建てられた。
詳しくは↓

http://www.geocities.jp/henrogoya/koyapage/48/48.html


もう納経時間5時には間に合わない。


お花屋さんを見て、お遍路で出かけてばかりの家の庭が気になる

恩山寺の山門まで行ったけどとっくに納経時間は過ぎている
恩山寺からはの回数も少なく最寄りの駅は立江寺近くのJR立江駅。

途中で東京から来た30代の大学職員のお遍路さんと立江駅まで歩く。
八十八カ所を歩いているけど納経はしていないと言う。
「せっかく歩いているのにもったいなぁ」と言うと「だって300円×88もお金ないですよ~」
N○KTVの「日本の○峰」のナレーションの原稿も書いているのに、そんなにお金ないのかな~。
夕方になると花冷えのする寒い夜だったが、立江駅の引き戸のドアを閉めて駅舎で野宿するそう。手持ちの食料を全部渡して駅を後にした。

せっかくの二ヶ寺をお参りせずに帰るのは残念。ほとんど平坦な道を45765歩。
今までで歩いたことのない長い歩数。

乗り換えの徳島駅近くで軽い夕食をすませ高徳線で帰宅。



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