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知恵の輪の環

知恵の輪に興味ある人、うんちくを皆と語ろう!

はずる(HUZZLE)  「CAST DIAL」(その2)

2016-11-14 | パスル
 黒い三角形のケースの中央に、円形の回転体(DIAL)が嵌まっている。裏表供に同じスタイルをしている。この4個のピースをバラバラに外したり、組んだりするパズルである。
 箱書きに「表と裏、両面にあるダイヤルを回していき、解き進める。はずす道のりは、ただ進むだけでなく、時には一歩下がることも重要である。」とある。またパズルもショップトリトの解説に「ダイヤルを回すうちに、ワクも多少動くようになりますが、そこからが問題。」と書かれている。初めて解く人には全くヒントにならない。
 はっきり言ってこの「はずる」はパズルと呼ぶより、金庫のダイヤル鍵に近い。全くピースの構造が想像できない、ダイヤルを回転した時の、微かな音や指先の感触を頼りに解くことになる。「これは行けるかな」と思ったら、元に戻ってしまう。憎い奴だ。

Eureka!の MINI STRING PUZZLES(その9)

2016-11-01 | パスル
(1)Dion’s Link ** 
  リングとボール、それを結ぶ紐からなる本体に、金属の4角のリングが嵌まっている。このリングを外したり、戻したりする知恵の輪である。写真を見て分かるように本体の紐は木のリングなどから外れない。
  解き方は一本道で、木のリングの中を通したり、越したりすれば、解ける。
  箱から出した時の状態は、4角のリングが球の直ぐ上で2本の紐を通した状態だった。余りに簡単だったので、4角のリングを写真の位置に移動した。

Eureka!の MINI STRING PUZZLES(おまけ)

2016-11-01 | パスル
(4)2 Balls**
  写真の知恵の輪はイギリスの湖水地方のおもちゃ屋で購入したものである(2010-06-01に掲載有り)。ケースの形が面白い。
  もう気づいた方がいると思うが、(その2)に掲載した「2 BEADS」と同じ形をしている。しかし名前は「2Balls」と「2BEADS」と異なっているし、大きさも異なる。  それぞれの球の直径は5.0cmと2.5cmである。「Ball」 、「Bead」はどのように区分するのだろうか?「毬」と「玉」は? 悩んじゃうな~。




Eureka!の MINI STRING PUZZLES(その5)

2016-10-15 | パスル
(4)DOUBLE O **     
  大と小のリングが3個のリング状の紐で結ばれている。これらを外したり結んだりする知恵の輪である。
  3個のリングを小さな紐のリングで結ばれた知恵の輪は「3つの輪」として良く知られている(2009.7.15 「環が2つ、3つ、4つ」に掲載有り)。この知恵の輪では1個の大きなリングが小さなリング2個分の役目をしている。
  解き方は3個のリングとおなじである。しかしウッカリ外すと大きなリングに嵌まった2個の紐の位置関係が分からず、元に結び直すのが難しい。
  難易度が**となっているが、***と言われても頷ける。

Eureka!の MINI STRING PUZZLES(その6)

2016-10-15 | パスル
(5)HEMI-SPHERES ***  
  この知恵の輪を見たとき、何故ボールが半分(半球)になっているのだろう。そしてこの知恵の輪は紐がほどけない、と思った。改めて箱書きを調べると、半球の方を合わせたり、平面の方を合わせたりする図が、描かれていた。(なお箱書きに図があったのはこの知恵の輪だけである。)
  上部のリングへの紐の結ぶ方が異なるが、解き方は「いったりきたり」(2015-05-01良く現れる基本知恵の輪(その14)に掲載あり)に類似している。
  半球を使い、合わせ方の違いが分かるようにしているところが、面白い発想である。

Eureka!の MINI STRING PUZZLES(その2)

2016-10-01 | パスル
(1)BULL’S NOSE **     
  両端にボールが付いた紐がブラックボールを通り、リングを結んでいる。それを外してバラバラにしたり、元に戻したりする知恵の輪である。  
  解き方は易しく見える。紐の折り返し部を黒いボールに通して、2個のボールを越せば解ける。しかし黒いボールの穴は狭く、4本の紐が通しにくい。裏側から解くもう一つの方法で解くのである。逆転の発想が必要である。
  紐が結ばれた状態が牝牛の鼻に似ている(?)ので、「BULL‘S NOSE」と名付けられたのだろう。

古典益智(その2)

2016-09-15 | パスル
知恵の輪は全体で25種ある。それぞれの知恵の輪に名前が記されている。回答パンフレットによれば、写真の第1,2列が難度係数★★★、第3列が難度係数★★★★、第4列が難度係数★★★★★となっている。九連環は難度係数の表示がない。
名前「古典」の通り、ほとんどは昔からある馴染みの知恵の輪でがあるが、「太极神圏」(写真の最上段左から2番目)と「耳朶」(写真の最上段右から2番目)はあまり見かけない。

Eureka!の MINI WIRE PUZZLES(その14)

2016-09-01 | パスル
No.13(**)
 名前は知らない。あまり見かけない知恵の輪である。同じ形をしたシンプルな2個のピースが絡まっている。
 2個のピースを離したり、絡ましたりする知恵の輪である。
 解き方はまず2個のピースを同じ方向にして重ねる。次に足のような所を絡めて、水平に回転しいて外す。と、説明しても多分解けた人しか説明が分からないだろう。
 実にシンプルなピースなのに解くのが難しい。難度が(**)になっているのも納得出来る。

はずる(HUZZLE)  「CAST INFINITY」(その1)

2016-08-15 | パスル
新しい「はずる(HUZZLE)」の第3弾が「CAST INFINITY」が8月6日に(株)ハナヤマから発売された。
名前の通り、「無限大」の記号「∞」の形をした枠の中に2個のリングが嵌まっている。2個のリングはグルグルと左右に回転する。これをバラしたり、組んだりするパズルである。
フィンランドのパズル作家Vesa Timonen氏のデザインで、LEVELは★★★★★★。