知恵の輪の環

知恵の輪に興味ある人、うんちくを皆と語ろう!

NEW「鍛冶屋の知恵の輪」『マスターコース』(その2)

2016-05-15 | パスル
(1)Long Island Catch(ロングアイランド・キャッチ)
  説明書に「〈ロングアイランドの魚〉。ヒャー!こいつは釣り糸を絡ませておいて、餌を取っていくずるい魚だ。しくじっても、無理はないね。」とある。
3個あるリングの内の、鎖に繋がれていない1個のリングを外す知恵の輪である。
  知恵の輪を見て、すぐに気づくと思うが、「SORD」(2015-05-01良く現れる基本知恵の輪(その9)「SORD」を参照されたし。)に類似している。従って解き方も  その通りである。ただ鎖が魚の腹を1回転しているので、少しややこしい。基本通りに忠実に1回1回解かねばならない。


NEW「鍛冶屋の知恵の輪」『マスターコース』(その3)

2016-05-15 | おもちゃ
(2)Matched Set(マッチド セット)
  説明書に「鍛冶屋の見習い職人にとって一番難しいのは2個揃いの部品をそっくり同じに鍛造すること。」とある。確かにそうだが、説明で愚痴を言ってどうする。
  本体の中央部分に鎖で捕らえられているシャトルを外す知恵の輪である。
  鎖は本体中央にある2個の小さな輪の右側を通っている。そしてその鎖がシャトルに巻き付いている。解き方は「SORD」に類似しているが、どの位置で解く操作をするかが難しい。
  珍しい形をした知恵の輪であり、考え出した人を褒めたい。

NEW「鍛冶屋の知恵の輪」『マスターコース』(その4)

2016-05-15 | 知恵の輪
(3)Freedom’s Ring(自由の鐘の音)
  説明者に「ニューヨークで聞いた鐘の音はアメリカ全土、世界中に響き渡る。鍛冶職人の作品中、これまで最も難しい1点。」とある。
  本体下部にぶら下がっている三角形部分に嵌まっているリングを外す知恵の輪である。
  確かに解くのが難しい。「・・鐘・・」とあるのに騙されてはいけない。この知恵の輪には2つのユニークな仕掛けがある。1つは本体の上部、鐘の部分が中央で折り返して重ねることが出来る。もう1つは知恵の輪らしからぬプラス チック製のタグが最上部に付いていて、しかも上部から外せるようになっている。(書き過ぎかな?)この二つをうまく利用すると、「RASSO」(2015-05-01良く現れる基本知恵の輪(その8)「RASSO」も参照されたし。)と同じ方法で解ける。
  仕掛けにタグを使うとは、常識破りの知恵の輪である。


NEW「鍛冶屋の知恵の輪」『上級コース』(その2)

2016-05-01 | パスル
(1)Oddball(へそ曲がり)
  説明書に「とにかく型破りで、突飛で、規則などてんで無視するが、概して無害。これを作った鍛冶職人によく似ている」とある。
  本体下部の三角形部分に嵌まったリングを外す知恵の輪である。
  向かって右の肩部分を上にして、ベル(鐘)に見えれば解ける。従って解き方は「BELL」(2015-05-01良く現れる基本知恵の輪(その7)「BELL」を参照されたし。)である。ただ下部の三角形部分は、折り返すのではなく、上方向にスライドしてベルの中に入れる必要がある。
  なかなか珍しい形をした知恵の輪で、なるほど偏った職人に見えなくもない。


NEW「鍛冶屋の知恵の輪」『上級コース』(その3)

2016-05-01 | おもちゃ
(2)Big Kahuna(ビッグ カフナ)
  説明書に「偉い祈祷師(Kahunaはハワイの祈祷師)に挑戦する時だ。ちょっと怖いような難しさだが、熟練のわざで立ち向かえば征服できる。」とある。
  本体の中央に嵌まっているリングを外す知恵の輪である。
  これも解き方は「BELL」に似ている。
  肩の張った小太りの男を思わせる。手に取るとズッシリと思い。

NEW「鍛冶屋の知恵の輪」『上級コース』(その4)

2016-05-01 | 知恵の輪
(3)Dirty Dog(ダーティ ドッグ)
  説明書に「〈いんちき野郎〉。当社オリジナル製品。パズルマニアにはこたえられない代物。1995年に作られて以来、人気のパズル。」とある。
  本体下部にぶら下がっているシャトルを外す知恵の輪である。
  例えば、右側に注目し、2連環に見えたら、解ける。解き方は「連環」(2015-05-01良く現れる基本知恵の輪(その12)「連環」を参照されたし。)に類似している。
  シャトルの部分がハートになった知恵の輪をよく見かけるが、この知恵の輪がTucker-Jones House,Inc.のオリジナルとは知らなかった。単純な構造なのに解き方が面白い。