知恵の輪の環

知恵の輪に興味ある人、うんちくを皆と語ろう!

良く現れる基本知恵の輪(その9)

2015-05-01 | パスル
(9)SORD
  この写真も学研の「Wizard Ring 賢者の輪」シリーズの1つ「SORD」と名付けられた知恵の輪である。チェーンの部分に嵌っているリングを外すのである。
  解き方のヒントはまずリングを剣先から通して柄の方に移動する。次に写真下部のリングの1つを「SORD」の中央の穴を通す。その後は・・・。
  難易度は上級であろう。
  「SORD」の本体部分を魚など色々な形に変えたものなどが多く見られる。

                   

良く現れる基本知恵の輪(その10)

2015-05-01 | 知恵の輪
(10)HEART(紐)
  写真は平和工業(株)の「GAME & PUZZLE」シリーズ(2012-12-01に掲載あり)の「ハートを射止めて」である。ハートから矢印を外す知恵の輪である。一般的には矢印の所が球になっている。それをHoffman氏の「Puzzles Old and New」では、「The Heat Puzzle」と紹介している。
  解き方はハートの中央にある紐の「U」字部を矢印の所まで持ってきて、矢印を下から上へ越してから戻れば良いのである。肝心なのは紐が捻じれないようにすることである。
  難易度は初級であろう。
  矢印を球に変えたり、紐の長さを短くしたりしたものが多く見られる。

良く現れる基本知恵の輪(その11)

2015-05-01 | パスル
(11)The Imperial Scale
  この知恵の輪はHoffman氏の「Puzzles Old and New」で紹介されていて、名前が「The Imperial Scale」となっている。複雑でユニークな形をしている。盤の中央に嵌っているリングを外す知恵の輪である。
  解き方のヒントは、中央にある紐の「U」字部を、正方形の盤の四隅にある穴まで持って行って通し、盤の下の小球を越してから元に戻れば良いのである。解き方は前(10)項の「HEART」と同じであるが、見た目が大きく異なるので取り上げた。
  難易度は上級であろう。
  「穴に紐を通し、下の球を越して元に戻すと解ける」部分を利用した知恵の輪が多く見られる。

良く現れる基本知恵の輪(その12)

2015-05-01 | おもちゃ
(12) 連環
  「連環」はリングが9個ある「九連環」が有名である。ここでは分かり易いように写真の「四連環」を取り上げた。リングが連なっているので「連環」と呼ばれている。リングの連なる本体から紐を外す知恵の輪である。
  解き方のヒントは、写真の左から2番目のリングの中を通し、次に1番目の外側を越すと、紐が1番目の軸から外れる、このような操作を繰り返すのである。
  リングの数が多くなると解くのが難しくなる。四連環なら難易度は中級であろう。
  リングの数をいろいろにしたり、リングを支える軸の並びを変えたりしたものが多く見られる。

良く現れる基本知恵の輪(その13)

2015-05-01 | 知恵の輪
(13)The Gordian Knot
  ギリシャ神話で、からくり作り名人ブリュギアの王ゴルディアスが作ったとされる「解けない結び目」がある。それに由来する名前「The Gordian Knot」と呼ばれている知恵の輪である。知恵の輪の形から「カヌーパズル」とも呼ばれる。本体の中央の嵌っているチェーンを外すのである。
  解き方のヒントは「U」状の所を上手くかわしながら、両端を越すことである。
  難易度は上級であろう。
  「U」状の重なりを多くした知恵の輪などがある。

良く現れる基本知恵の輪(その14)

2015-05-01 | パスル
(14)いったりきたり
  写真は平和工業(株)の「GAME & PUZZLE」シリーズ(2012-12-01に掲載あり)の「いたりきたり」である。Hoffman氏の「Puzzles Old and New」では「The Two Balls」と紹介している。あまた「アフリカンボール」とも呼ばれる。2つの球を右や左に移動するものである。
  解き方のヒントは前面にある紐の「U」字部を横木の穴を後ろから前に出して解くことである。
  難易度は上級であろう。
  球の形を人や星に変えたり、横木に留める紐の位置を変えたりしたものが多く見られる。

                          (終り)