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知恵の輪の環

知恵の輪に興味ある人、うんちくを皆と語ろう!

馬鈴亭の知恵の輪 Ⅱ(その1)

2015-03-15 | 知恵の輪
(!)木と紐の知恵の輪(その1)
  写真の知恵の輪は「The Imperial Scale」である。黒い紐を束ねた所を持ち、全体を釣るして眺めるのが本来の姿である。中央に嵌っているリングを外す知恵の輪である。1893年にHoffmann氏の「Puzzle Old and New」で紹介せれている。
  解き方は木版の4隅に穴があり、そこに黒い紐が通り、裏側で球などにより抜けないようになっている。そこを上手く利用することである。
  難易度は上級であろう。

馬鈴亭の知恵の輪 Ⅱ(その3)

2015-03-15 | おもちゃ
(3)木と紐の知恵の輪(その3)
  この知恵の輪もアメリカ製で大きくタフである。前項の知恵の輪と同じ金色のラベルが貼ってあり、「OBJECT OF PUZZLE IS TO DEMOVE BRASS RING.」と書かれている。しかしどう見てもリングは外せないように見える。
  いわゆる「ドラムスチック」のようである。試しに一方の紐を他方の木の球とリングを通して外そうとしたら、紐が木のリングから外れて、リングが床に落下した。まさかこれが回答ではないだろう。
  難易度は中級であろう。

馬鈴亭の知恵の輪 Ⅱ(その4)

2015-03-15 | 知恵の輪
(4)木と紐の知恵の輪(その4)
  写真の知恵の輪は中央のリングを外すものである。両側の木のピースは大きな2個の穴が開いている。そして両方のピースは黒い紐で結ばれている。その紐の止め方を良く見ると一般的に「ハート」と呼ばれる知恵の輪と同じである。
  従って「ハート」の解き方を知っていれば解ける。
  難易度は中級であろう。

馬鈴亭の知恵の輪 Ⅱ(その5)

2015-03-15 | パスル
(5)木と紐の知恵の輪(その5)
  写真の知恵の輪はムンチャクのような大きな棒と大きな平たい木の輪、それを結ぶ紐から成っている。すでにお気づきだと思うが、先月紹介した「知恵の輪切り」の一つ「棒外しC」と同じ構造である。
  なぜこんなに大きくしたのだろう、驚かせるためか?知恵の輪としての大きさを超えている。
  難易度は中級であろう。

馬鈴亭の知恵の輪 Ⅱ(その6)

2015-03-15 | おもちゃ
(6)木と紐の知恵の輪(その6)
  写真の知恵の輪は何処にでもありそうな小枝に木の輪を紐で取り付けたもので、その木の輪を外すものである。木の輪は枝の部分も、その下の部分も越すごとが出来ない。実にシンプルな知恵の輪だ。木の枝さえ見つかれば簡単に作れる。
  解き方は紐を何とか工夫して解くしかない。
  難易度は中級の上だろう。

                     (続く)

馬鈴亭の知恵の輪 Ⅰ(その1)

2015-03-01 | 知恵の輪
 馬鈴亭(岩槻勲さん)が閉店することになった。誠に残念だ。
馬鈴亭は、このブログで2009-06-15に紹介したが、串揚げ屋で、店の壁面に数百の知恵の輪が飾られ、お客様に自由に楽しんでもらうと言う特徴のある店だった。
 岩槻さんから「欲しい知恵の輪があったら、どうぞ差し上げます」との、ご連絡をいただいたので、早々に出かけた。
 岩槻さんは収集歴が長く、幅も広いので、私にとって珍しいものが多数あった。写真はその時遠慮なくいただいた知恵の輪である。順次紹介していきたいと思う。


馬鈴亭の知恵の輪 Ⅰ(その2)

2015-03-01 | ゲーム
(1)アフリカンボール(その1)
  写真の知恵の輪は「アフリカンボール」いわゆる「いったりきたり」である。紐に通されているピースを右左に移動するものである。  どこにでもある知恵の輪に見えるが、決して普通ではない。実は写真で白く見える部分は動物(山羊?)の骨である。それを知るとなんだか使いにくい。
  「アフリカンボール」は構造がシンプルであるが、難易度は上級であろ

馬鈴亭の知恵の輪 Ⅰ(その4)

2015-03-01 | 知恵の輪
(3)アフリカンボール(その3)
  これも「アフリカンボール」の変形である。紐に通されているリングを左右に移動するものである。
  紐の両端の止め方が珍しい。本体の左側に1本の短い棒を取り付けて、それに穴を開けて紐が取り付けられている。知恵の輪としは珍しく面白い形をしている。しかしパズルの面白さとしてはどうだろうか、やや疑問に思う。