HONMOKU ANGLERS

本牧で生まれ育った黒鯛師の、汗かきべそかき釣行記!

12月の一枚目!

2007-12-11 22:08:16 | 日記・エッセイ・コラム

12月10日 月曜日 今日もD提です。

前日までは、朝一!

と、気合を入れていましたが、今週も寒くて起きれず・・・(笑)

なんとか9時の船でD提に到着。

堤防に一名、黒鯛師の姿が見えましたが、防寒のフードをかぶっていたので、どなたが確認出来ず、そのままカマボコへ。

今日は釣れるかな・・・。

ソコリは確か11時。

上げに期待。

桶からタンクを取り出し、餌箱に3匹程放り込む。

あと、使わないかもしれないグリーンを少々。

まずは一投。

全く下げが動いていない・・・。

まぁ上げ上げ!

それに、どう見ても終わってる状況下でも、一瞬入れパクになった経験もある。

落とし方が雑にならないように、自分に言い聞かしながら(笑)とりあえず往復。

ナンモ・・・(笑)

で、腹が減ったので早めに腹ごしらえ。

今日は味わいながら完食。

そんなところに仲間からメール。

「どう?釣れた~?」

シーズンはとっくに終わってるっていうのに好きである(笑)

いつものようにソコリを待たずにゲーム再開。

しかし・・・ウンでもなけりゃスンでもない・・・。

なんだよ・・・。

右往左往しると昼を過ぎた。

潮が動かない・・・。

苦戦してると、以前僕の店に遊びに来てくれた彼が。

さっき堤防に居た黒鯛師は彼だった。

どうですか?

お互い口から出るのは「アタラナイ・・・。」

餌をツメにしてみたり、豆タンクをおとしてみたり・・・。

でもグリーンは使う気になれず、大きめのタンクに戻す。

上げはまだ動かない。

それでも黙々と落とす。

しばらくして、落として待っていると、「クン!」と穂先がお辞儀した!

来た!

合わせるもスカ・・・。

でも、タンクがツメを広げて威嚇した状態で上がって来た。

黒鯛に違いない・・・。

直ぐに同じ場所へ落とすが反応なし・・・。

しかし、数分後・・・今度は「グン!」とひったくるようなアタリ!

合わせる!

スカ・・・。

上げてみると、またタンクが威嚇してる。

クッソー!

黒鯛に遊ばれてる・・・。

でも、魚は居る・・・状況さえ良くなれば・・・。

気合を入れ直して落としまくる。

ポイント、落とし方、落下速度、餌の選択・・・。

色んな事を考えながら、喰え・・・喰え・・・と唱える。

すると、やっと上げが効き始めた。

ぶつけの風が吹き、潮位もいい感じだ。

いかにも喰いそうな状況に胸が高鳴る。

ハリスを新しいのにして、針も新しくする。

ノーシンカーからヒューズ2回巻きして、元気なタンクに付け替える。

いつでも来い・・・。

集中力が高まり、マシンの如く落とす!

そして15時になろうとしていたその時・・・。

上げの潮と共に左から右へ流れるラインが止まった・・・。

ん?

聞く・・・。

「ゴン・・・ゴン・・・。」

「喰った!」

「グン!」

と合わせを入れると、重い引きで沖に走り出した!

ヨッシャー!

ズズズ・・・ズズズ・・・とラインを出してかわす!

動きが止まり、一気にラインを巻き浮かす!

1回、2回と抵抗するものの割りと直ぐに浮いた。

しかも2kgありそうな感じ!

楽勝じゃん!

とタモに手を掛けようとした瞬間!

いきなり走り出した!

強い・・・。

同じ魚とは思えないほどガンガン突っ込む!

でもハリスも針も交換済み。

結びもバッチリ!

切れない!

それでも値千金のこの魚・・・バラす訳にはいかない。

大事にやり取り。

するとポカっと沖で浮いた。

こんな時のやり取りも計良さんに教えてもらった。

言われた通りにやってると、なるほど・・・寄った・・・。

2回程ラインを巻いて、タモ!

無事にゲット!

タモを引き上げる時に2kgを確信。

やった・・・。

急いで魚を吊るし、次を狙う。

まだ2時間ある。

が・・・なんの反応もなく終了・・・。

正しく値千金の一枚でした。

宿で検量。

47cm/2.14kgでした。

Dscf0804

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