HONMOKU ANGLERS

本牧で生まれ育った黒鯛師の、汗かきべそかき釣行記!

白灯2kg up!

2009-10-20 19:50:21 | 日記・エッセイ・コラム

10月13日(火) 朝一で赤灯。

今日はソコリが6時半頃。

まずオカマ周りを落としてみるが異常無し。

低い方をゆっくりと往復。

ナンモ。

そろそろソコリ・・・。

壁に上がりRまでを行ったり来たり・・・。

Rに張り付くが皆無。

堤防に上がり右往左往。

高コバで粘り、上げを待ち構えるが流れない・・・。

1時間が経ち・・・2時間・・・。

状況は変わらず・・・。

無風のベタ凪・・・。

「なんだよ・・・これ・・・。」

それでもどこか流れていないか隈なく探り、ピンポイントで流れてる場所を見つけては地蔵と化す。

(笑)

両サイドも流れてるとまではいかないものの、一応動き出してはきた。

際、前、超前。

餌の落下と着底のポイントを気にしながら、黙々と落としてると微妙にゆっくりと「ス~」っとラインが入っていく。

「ん?喰った?」

合わせを入れるが「グン・・・。」

抜けた・・・。

「あ''ぁ・・・遅かった。」

見るとオモリに歯型・・・。

「クッソォ・・・。」

でも、やっとアタった。

少しテンションが上がるが、今度は高コバでアタるもスッポ抜け・・・。

「カワハギだろうか・・・黒鯛っぽいけど・・・。」

近辺を探るが反応は無い。

折り返して際、前、超前と、とにかく丹念に探る。

流れてるとこを何度も何度もしつこく落とす。

ゆっくりと聞いた時、「ガツっ!」

直後に穂先が勢い良く「グンっ!」

反射的に右手が上がる!

「ギュ―――――ン!!」

「ヨッシャ!」

竿に乗った瞬間良型を確信。

重い引きで右に移動。

壁に降りる。

「ギュ――――――ン!!」

「強ぇ・・・。」

止まる事も無く、怯む気配さえ無い・・・。

ラインは08・・・。

ビビリが入る・・・。

Rの沖にある根に向かって重戦車の如く、ラインを引っぱり出していく・・・。

根の場所はハッキリと把握していない。

ここで中途半端に引張りっこすれば切られる・・・。

止まるまで走りたいだけ走らせる作戦を取った。

完全フリーでラインを出そうとした瞬間・・・。

「フワ・・・。」

ラインが宙を舞った・・・。

「あ''ぁ・・・やっぱやられた・・・。」

回収するとハリスがズタボロ・・・。

「クッソォ・・・。」

震える手でハリスと針を結び直す。

「まだ喰う筈・・・。」

10時頃に南東が吹き始め、いい感じにざわつき始めた。

ただ・・・雰囲気だけで、潮は朝より動かなくなる・・・。

昼を過ぎた頃には、何処も彼処も完全に止まる・・・。

たまに動いてる場所は、逆に流れる始末・・・。

「ダメだこりゃ・・・。」

移動を考えてる時に、鈴木丸がこっちに向かってる。

「ラッキー!」

飛び乗り、白灯へ。

ここのとこ夕方に魚が出ている白灯だが・・・。

状況は赤と同じ・・・。

潮位だけ上がって、見た目は良さ気だが表も裏も流れない潮・・・。

落とせど落とせど怪しいアタリも貰えない・・・。

一投一投集中力を奪ってく気さえする・・・。

15時。

16時。

戦意喪失しかけた時、10円玉付近で右へ流れるのに気がついた。

暫し張り付くが皆無。

「他はどうなんだろ・・・?」

コバまで落とすが流れない。

「やっぱあそこだけかぁ・・・。」

もう一度張り付き、落として流してみる。

一番効いてるとこ・・・。

根から少し離れたポイント。

そこから更に右に行くと止まってしまう。

根に放っても流れない。

「やっぱここだけ・・・。」

ピンポイントで落とす。

何度も何度も落とし、流す・・・。

ちょい前に放って際まで寄って来て止まった。

今までより手前で止まった。

聞く。

「ググン・・・。」

「喰った・・・。」

「グン!」

「グングングングン・・・。」

「ギュ――――――――――ン!!」

「ヨッシャ―!」

「キロちょい位か。」

大して強くなく、大して重くない。

少し浮かして楽勝と思った時に、徐々に引きが重くなる。

「あ・・・デカいか・・・?」

根の隣での格闘。

朝に切られたばかり。

とにかく離すか浮かす。

幸い朝のよりは強くない。

なんとか浮かせた。

時折「ギラ・・・。」っと姿を見せる。

2回、3回と締め込んで、完全に姿を見せた。

50は無さそうだが、重い・・・。

「ヨッシャ・・・もう大丈夫。」

切られる心配は無くなったが、浮いてからがシブトい・・・。

何度も何度も抵抗し、タモを入れさせない。

ハリスは08。

いつまでも付き合う訳にはいかない。

浮いたとこでタモを出すが失敗。

もう一度浮かせて、柄をシッカリ持ち替えて・・・。

ネットイン!

「ヨッシャ・・・。」

引き上げる時に2kgを確信。

吊るして次を狙うもアタックは無く、17:30頃にラインが見えなくなり終了。

なんとか一つ獲れました。

宿で検量。

47cm/2.05kgでした。

Pa130191g

《使用ライン》

【道糸】 【サンライン】 【極細天糸0.8】

【ハリス】 【サンライン】 【スーパートルネード0.8】

ホームページ:HONMOKU ANGLERS

http://www18.ocn.ne.jp/~dears/

こちらも、よろしくお願いします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿