HONMOKU ANGLERS

本牧で生まれ育った黒鯛師の、汗かきべそかき釣行記!

強ぇ・・・。

2009-10-31 20:04:26 | 日記・エッセイ・コラム

10月19日(月) 餌を採取して、前日カンデコ喰らった赤灯へ10時に渡提。

前日に小野パパが2.4kgを白灯で獲っている。

他にもアタリはあったらしい・・・。

赤は鈴木さん以外はカンデコだった・・・。

一瞬・・・白か・・・?

頭を過ぎるが・・・。

「いや・・・無いなぁ。」

後追いは危険と見て赤へ。

渡提し、まだソコリまで時間があるので、とりあえず一周。

飽きてランチ。

(笑)

ゆっくりと愛妻弁当を食して、コーヒーで一服しながらボ~っとソコリを待つ。

「さてと・・・。」

少し早いが戦闘準備に取り掛かる。

タンクを餌箱に放り込み、キャップを被り直し、偏光を掛け、タモを挿して・・・。

いざ・・・。

壁に上がり、R。

Rから堤防に上がり平場、高コバ。

際、前、超前とゆっくりと丹念に探る。

右往左往してるとやっと上げが効きだした。

「ヨシ・・・来た。」

高コバから壁に移動。

落とすと、いい感じに流れる。

「昨日と同じ・・・。」

魚は居たはず・・・。

何かが気に入らないんだろう・・・。

昨日とパターンを替え、隈なく探る。

11時40分。

Rの手前。

なんの前触れも無く、「コンコンコン!ギュ―――!」

穂先が海面に入っていく。

「喰った!」

「グン!」

「グングングン・・・ゴンゴン!」

「ギュ――――ン!」

「ヨッシャ―!」

底を這って、少し沖へ逃げる。

大して強くない。

「キロちょっとか・・・。」

止まったとこでガンガン巻く。

「なんだ直ぐ浮きそうだな。」

ナメてると・・・。

「ズシ・・・。」

「ズン・・・。」

「ん?」

「あれ・・・?」

徐々に引きが重くなる。

「ヤバい・・・デカい・・・。」

思わずラインを出すと、重戦車の如く突進していく・・・。

「うわ・・・強ぇ・・・。」

「あっちには根は無いはず・・・。」

走りたいだけ走らせ、止まったとこでガンガン巻いて距離を縮める。

割と素直に巻かせてくれるものの・・・。

今度は堤防の方へ一気に突進。

「ゲっ・・・。」

「マジかよ・・・上がれねぇだろ・・・。」

試してみる。

(笑)

「あ・・・上がれた・・・。」

(笑)

巻いては出されを繰り返す。

澄んだ水の中で完全に姿を確認。

「やっと見えた・・・。」

浮いてからがまたしぶとい・・・。

何度も突っ込んでタモ入れさせない。

「不味い・・・時間掛け過ぎた・・・ハリスが持たない・・・。」

散々引っぱり回され、引きずり回されて、漸く観念し海面に横たわる。

タモを入れて、御用!

「ヨッシャ―!」

オカマに戻り、タモと竿を置くと右腕が攣りそうに痛いのに気づく。

「あぁ・・・痛ってぇ・・・。」

見ると針がカンヌキを貫通。

「お~!これなら絶対に外れない。」

プライヤーで外し、吊るす。

「ヨシ・・・。」

仕掛けを結び直し、2枚目を狙う。

が・・・。

その後は全くナンモ・・・。

17時半に真っ暗になり終了。

宿に帰り2キロ4~5百はイったかな?

と、検量。

2.38・・・。

「あぁ・・・惜しい。」

(笑)

50cm/2.38kgでした。

いや~本当に強かった・・・。

今シーズン一番重い魚でした。

Pa190001n

《使用ライン》

【道糸】 【サンライン】 【極細天糸0.8】

【ハリス】 【サンライン】 【スーパートルネード0.8】【パワーストリーム0.8】

ホームページ:HONMOKU ANGLERS

http://www18.ocn.ne.jp/~dears/

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