HONMOKU ANGLERS

本牧で生まれ育った黒鯛師の、汗かきべそかき釣行記!

上と下の魚

2009-05-28 23:59:25 | 日記・エッセイ・コラム

5月25日(月) 86で赤灯。

最近釣れていない赤灯。

渡提すると黒鯛師の方が1名。

ロープは入っていない。

まずはツブで低い方を一流し。

往復してタンクに換える。

が・・・アタックはない。

オカマに移動し、右往左往。

ナンモ・・・。

高い方に上がり往復。

ツブ、タンク、爪。

ガン玉を打ったり、外したり・・・。

ヒューズを巻いたり、外したり・・・。

ラインを弛めたり、張ったり・・・。

試行錯誤を繰り返すが、同じ事・・・。

ラインを替え、針を替えるもやっぱり同じ。

昨日の例会の疲れもあって集中力が切れてきた。

「上げだな・・・。」

休憩&ランチ。

今日も愛妻弁当を頬張り、つっかえてお茶で流し込む。

育ちが悪い所為か、ゆっくり食べる事が出来ない。

(笑)

完食して冷たいコーヒーで一服。

家族や仕事の事を考えながら、暫し休憩。

ダラダラと時間を過ごして体力回復。

白灯に居る児玉さんから携帯が鳴る。

白灯と赤灯の状況を話して、携帯を胸ポケットに仕舞う。

落ちきった潮を見ながら戦闘準備。

タモを腰に挿し、「ヨッシャ・・・。」

気合を入れてオカマ。

ストレート、R、崩れ。

往復して高い方へ上がる。

とにかく落とす。

喰うと信じて落とす。

ガン玉のサイズを換えようか・・・と思っていた時に、湯浅くんから携帯が鳴る。

「どうスかぁ?」

「8時に来てナンモ・・・。」

「え?マジで?じゃぁ、夕方っスねぇ。」

「だねぇ・・・それまで我慢の釣りだよ。」

「ですねぇ。頑張ってください!」

電話を切ってガン玉のサイズを換える。

我慢の釣りは慣れっこ。

今までどれだけ真っ白になる時間を過ごしたか分からない。

黒鯛との知恵比べ。

負ける訳にはいかない・・・。

昼に朝から来ていた方が帰られ、貸切に。

試行錯誤を繰り返し、右往左往・・・。

14時。

15時。

「そろそろ来るか・・・?」

ラインを戻し、ツブをセット。

オカマに上がる。

タナ。

ストレート・・・。

「喰え・・・喰え・・・。」

R。

巻いた瞬間。

穂先が「クン!」

入った!

「喰った!」

「グン!」

「ゴンゴン!ギュ――――ン!!」

「ヨッシャ―!!」

ギュンギュン突っ込むが、際から離れようとしない。

限界まで巻いて、際から剥がして沖へ逃がす。

「グ――ン・・・ギュ―――ン!」

「ヨシ。」

もう大丈夫。

大して大きくない。

朝からやって、やっと掛けた魚。

大事にやり取り。

無事キャッチ。

「ヨッシャ・・・。」

魚を吊るし、次を狙う。

ツブ。

タナ。

「ん・・・?」

「あれ・・・?」

アタらない・・・。

16時。

「底かぁ・・・。」

タンクをセット。

ヒュ―ズではなく、ガン玉を打つ。

壁に上がり、ストレート、R。

折り返して、ストレート。

底に着いてコンマ何秒か・・・。

ラインが微妙に振れた!

「喰った・・・。」

「グン!」

「ゴン!」

「ギュ―――――ン!!!」

「ヨッシャ――!」

「やっぱ居た。」

しかし、強い・・・。

底を這って右に移動。

「ゴン!ゴン!」

時折頭を振り止る。

「デカい・・・?」

散々引っぱり回され、浮かせて見るとレギュラーサイズ。

(笑)

掬って2枚目。

3枚目を狙う。

「底に居る・・・。」

壁に上がる。

タンクをセット。

ストレート。

すると直ぐに来た。

着底の瞬間、穂先が「グン!」

反射的に右手が上がる。

「グ――――ン!」

「ゴンゴンゴン!」

「プン・・・。」

「あ''―!」

外れた・・・。

「クッソ~!」

直ぐに落とす。

時間がない。

半を回った。

ツブタナ。

タンク地底。

タンクタナ。

ツブ地底。

タンク地底。

18時。

終了。

ふぅ・・・(笑)

ラスト3時間が、あっと言う間でした(笑)

宿で検量。

43cm/1.4kg 42cm/1.39kgでした。

P5250108mm

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09’横浜黒鈴釣友会 第1回月例会

2009-05-28 01:05:17 | 日記・エッセイ・コラム

5月24日(日) 今日は今年第1回目の黒鈴の月例会。

黒鈴のメンバーと、冗談を言いながらの釣りは本当に楽しい。

いつものように談笑しながら戦闘準備。

8時の出船の時間に雨が降り出す。

鈴木さん、小野パパと白灯に降りる。

朝一から来てる湯浅くんに状況を聞くが、「ナンモ・・・です。」

「え?マジで?」

終わったか・・・?

とりあえず低い方を落として行く

開始早々、小野パパがデカいのを掛けてバラし。

外れたそうである。

「一応居るには居るんだな・・・。」

何投目かで雨脚が強くなり、やがて土砂降りに・・・。

しかも北の風が体温を奪っていく・・・。

寒い・・・。

風と大粒の雨で視界は最悪。

穂先を叩く雨がラインを伝う。

「見えねぇ・・・。」

コバまで行って折り返す。

2枚目のケーソンでアタリを貰うが分からず・・・グッチャリ。

「おっ!やっぱ居るんじゃん。」

鈴木さんとすれ違う。

「今、潰された。」

盛り上がって来た。

すると野島の名手、湯浅くんの竹が撓る。

見事良型ゲット!

後に続けと気合で落とす。

テラス。

行き成り引っ手繰られる。

「ギュギュギュギュ~ン!」

「あぁ・・・チンコロだ・・・。」

掬う微妙なサイズ。

一応量ってみる。

「これは500無いな・・・。」

400g。

リリース。

その後はサッパリ。

雨も止んだので遊びだす。

(笑)

腹も減ったので愛妻弁当を平らげる。

で、昼に湯浅くんが帰るので、鈴木さんと第一に移動。

既に落合さんのロープが入ってる。

落合さんに状況を聞いて、戦闘開始。

D提にもメンバーが居る。

水路を隔てて見上くんと青木くんに「どう?」

「全然ダメ~!」

黒鱗会の目黒さんとゴイチくんに挨拶。

ゴイチくんが午前中に1枚獲ったらしい。

「ヨッシャ。俺もなんとか1枚。」

気合で落としまくるがアタらない・・・。

加藤さんに「どうスか?」

「アタんない(笑)」

(笑)

「加藤さんでアタんないんじゃなぁ・・・。」

あの手この手で右往左往。

空気が動かない・・・。

時間だけが過ぎていき、夕方の満潮に向けてどんどん潮が上がって来る。

ラスト1時間が勝負。

16時。

「喰うなら今だ・・・。」

ガンガン落とす。

半になり、40分。

50分。

やっと空気が動いた。

鈴木さんのがまへチが曲がる。

難なく浮かせてゲット!

で、17時。

例会終了。

優勝は最後まで白灯に残って45cm/1.53kgを獲った小野パパ。

おめでとうございます!

05243

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ヨシ。

2009-05-22 22:37:37 | 日記・エッセイ・コラム

5月19日(火) 朝一10時で第一新提。

前日終了間際でアタリだした赤灯。

上げっパナだった。

果たして同じパターンで喰うだろうか・・・。

第一も捨てがたい。

前日、帰りの船宿で落合さんと打木に、その日の第一の状況とアタリパターンを教えてもらった。

「なるほど・・・。」

どうする・・・。

赤か第一か・・・。

午前か午後か・・・。

6時の鈴木の船着き。

船長に第一を告げる。

10時まで・・・。

喰うはず・・・。

ハリスに伊勢尼を結ぶ。

着くと、夜明かしの人達が迎えの船を待っていた。

7、8人は居るだろうか。

荷物をオカマに置き、タモを挿す。

見ると、水路と両コバに誰も居ない。

真っ直ぐコバへ向かう。

少し手前からゆっくりとツブを沈める。

ノーシンカー。

内コバ異常無し。

水路。

水深計の手前。

水深計。

水深計の向こう側。

コバの手前で「プルっ!」

ラインが振れた!

「喰った・・・。」

「グン!!」

「グ――ン・・・ギュ――――ン!!」

「ヨッシャ。乗った―!」

ギュンギュン下へ突っ込む。

1回、2回と締め込み、3回目でタメると・・・。

「プツン!」

切れた感触を残して軽くなった。

「あ''――!!」

天を仰ぐ。

針は付いてる。

唇が切れた・・・。

「クっソ・・・。」

でも居る・・・今日も居る。

気持ちを切り替えて、落としまくる。

高い方、オカマ、低い方。

再びコバ、水路。

ダメ。

朝のバラシが脳裏を過ぎる。

高い方を往復。

怪しいのも無い。

「オイオイ・・・。」

バッグから缶コーヒーを出して、一口、二口。

「ヨッシャ・・・。」

気合を入れ直してコバへ向かう。

内コバ。

ジンタンの2号を打つ。

風にラインを噛ませてイイ感じにコバに落下。

一つ入ったとこで説明し難いアタリに右手が反応。

「グンっ!」

「ゴンゴンゴンゴン!!ギュ――――ン!!」

「ヨッシャ―!」

「ゴンゴンゴン!」

コバから離れようとしない。

一気に浮かせる。

「ギラ!」

「バチャっ!」

タモを出して御用。

「ヨシ。」

狙い通り。

心の中で小さくガッツポーズ。

(笑)

魚を吊るして2枚目を狙うが、全くアタらなくなる。

帰り際に水路で引っ手繰られるもスカ・・・。

ツブは無傷でガン玉に歯型・・・。

「なんだよ・・・。」

10時。

終了。

宿で検量。

45cm/1.7kgでした。

P5190108kk

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終了5分前のドッキュン!

2009-05-21 22:53:39 | 日記・エッセイ・コラム

5月18日(月) 8時に白灯。

まずはゆっくりと確かめながら落とす。

潮、濁り、風・・・。

低い方、高い方。

高コバで朝一で来てる池田さんに挨拶。

ここまでの状況を聞く。

「朝は雰囲気良かったけどなぁ・・・アタんなかったよ。」

「そうスかぁ・・・これからかな・・・?」

石川にも状況を聞く。

「朝に内コバで潰された。」

「おう。マジで?」

タンク、ツブ。

タナ、地底。

皆無。

「アラ・・・。」

池田さんとすれ違う度に「アタんないねぇ・・・。」

右往左往してると、1枚出て、更にもう1枚。

今日も池田さんと顔を見合わせ苦笑い。

(笑)

一気に気合が入るが、空回り・・・。

落とせど、落とせど音信不通・・・。

石川と目が合う。

黙って首を横に振る。

(笑)

16時。

半になった頃、池田さんと石川が帰ると言う・・・。

オカマに上がって話しながら赤灯を見る。

空いてそうな雰囲気・・・。

しかし・・・腰が痛い・・・。

マジで痛い・・・。

一緒に帰ろうか・・・。

どうする・・・。

このまま喰らいたくない。

赤灯。

渡提すると、堀内くんが一人貸切。

状況を聞くが、全くダメ・・・との事・・・。

「なんだよ・・・ここもか・・・。」

しかし、ラスト1時間。

ここで釣るしかない。

タンクをセット。

高い方を往復。

オカマ。

ストレート、R。

崩れ。

内側R。

ストレート。

ダメ。

時計を見ると半を少し回った。

時間が無い・・・。

ツブか・・・?

いや・・・もうタンクでいこう。

迷うと喰らう・・・。

豆タンに換えて低い方。

平場、溝前。

階段の横。

階段の中。

階段の前。

コバ。

水路。

折り返して、1本目の溝前。

着底寸前に引っぱった!

「喰った!」

「グン!」

「ググググ・・・・。」

「プンっ!」

スッポ抜け・・・。

「あ''――!!」

「クッソ~!」

時間を見る。

50分。

まだ10分ある。

豆タンノーシンカー。

周辺を探るがアタックは無い。

何気なしに階段を見ると居る・・・。

丁度いいタイミングで波が一つ二つ。

同時に落とす。

餌が出ていかないように操作しながら着底。

その瞬間。

「ギュ――――――ン!!!」

穂先が水面に突き刺さりそうになる。

「ヨッシャ!喰った―!」

合わせを入れ、戦闘開始。

ギュンギュン突っ込む。

「外れるなよ・・・。」

大して重くないが、結構引く・・・。

止まったとこでガンガン巻く。

「ギラっ!」

水面下で姿を見せて、また突っ込む!

「ギュ――――!」

マルチが弧を描く。

交わして浮かせる。

巻いてタモに手を掛ける。

腰から抜いて伸ばす。

ゲット!!

「ヨッシャ―!!」

時計を見ると55分。

まだ5分ある。

もう1枚・・・。

走る!

(笑)

沖に打木と落合さんが居る。

まだ出来る。

速攻で吊るして、豆タンをセット。

鈴木丸が沖に向かった。

低い方へ急ぐ。

18時。

「第一に着いた頃か・・・。」

階段周辺を落として、オカマの内側R、ストレート。

鈴木丸が近くまで来た。

終了。

ふぅ・・・なんとか釣れました。

(笑)

宿で検量。

45cm/1.57kgでした。

P5180106vv

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2009-05-15 20:37:22 | 日記・エッセイ・コラム

5月12日(火) 昨日のリベンジで朝一10時で白灯。

渡提し、バッグをオカマに置き、タモを挿してタンクをセット。

気合でドバドバの漁場へ突っ込む。

根元からスタート。

グルっと一周。

ナンモ・・・。

やっぱり7時からが時合いなのか・・・?

右往左往してると7時。

昨日釣れたポイント、その周辺を隈なく探るが皆無。

見切って内コバへ向かう。

怪しいのも無い・・・。

「ハァ・・・マジかよ・・・。」

8時になろうとしている。

昨日自分が釣ったポイントへ歩く。

落とす。

そして、その周辺。

ダメ・・・。

テラスで粘るが同じ事。

再び内コバへ向かう。

ダメ。

水路。

ダメ。

豆タンに替えて潮裏の高い方。

ダメ。

ヒューズを巻き、針を替えノーシンカー。

落下速度に変化をつけるが・・・ラインは動かない・・・。

「ヤベぇ・・・喰らうか・・・?」

10円玉まで行って、折り返す。

高コバ、水路、内コバ。

大分潮も落ちた。

流れも止まった。

「カンデコかぁ・・・。」

諦めムード満載の中、それでも交通事故の一発を狙う。

コバから数えて3本目の溝前。

ピックアップして、2、3歩移動。

ヒュ―ズを一巻き千切る。

豆タンのサイズを小さくする。

水面に置き、ゆっくりと落とす。

ユラユラと落下。

そして着底。

瞬間、僅かにラインが「プルっ!!」

「喰った!」

「グン!」

「ゴンゴンゴン!!」

「ギュ――――ン!!」

「ヨッシャ―!」

引きが軽い。

キロちょいか。

その直後、「グン・・・。」

引きが重くなる。

「グ――――ン!」

更に重くなり、一気に沖へ走り出した!

「デカい・・・。」

「ズズズ・・・ズズズズズ・・・ズズズズズズズズ・・・・。」

止まらない・・・どんどんラインが引っぱり出されていく。

あっと言う間に下巻きまで出される。

「大丈夫。獲れる。」

やっと止まり、頭を向かせ一気に巻けるだけのラインを巻く。

が・・・直ぐに出される。

何回か繰り返してると弱ってきたのを感じた。

「ヨッシャ。」

ガンガン巻く。

まだ道糸まで届かない。

「どんだけ走ってんだよ・・・。」

右手が攣ってきた・・・。

いつまでも付き合ってられない。

4連勝が頭を過ぎった時・・・。

「プン・・・。」

「あ''――――――!!!バレた!!」

急いで回収すると、針は付いてる。

「外れたかぁ・・・。」

ヒュ―ズには歯型は無し。

唇が切れたか・・・。

「クッソ~!」

その後は、全くナンモ・・・。

10時。

撤収。

あぁ・・・デカかった。

まぁ、エイかもしれないし、サメかもしれませんが。

(笑)

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