10月26日(月) 台風の前日、北西の強風と横殴りの雨の中、気合の釣行。
(笑)
6時に赤灯。
ここのとこ朝の2~3時間にアタリが出てる。
もしくは上げっパナ。
タンクをセットして壁に上がる。
いい感じに上げが流れてる。
「ヨッシャ・・・。」
張り付いて何度も何度も流す。
6:40。
Rの手前。
「コン!」と穂先が振れた直後、勢い良く穂先が入る。
「喰った!」
「グン!」
「ゴンゴンゴン!」
「ギュ――――ン!!」
「ヨッシャ―!」
ゆっくりと重い引きでRから崩れに回る。
「またデカいか・・・?」
壁から降りて慎重にやり取り。
ギラ・・・。
姿を見せるが・・・。
「またしぶといのかな・・・。」
何度か締め込むが、割とスンナリ浮いてきた。
「ヨッシャ・・・。」
タモを伸ばして。
ゲット!
狙い通りの一発に思わず顔がニヤける。
(笑)
前回のよりは少し軽いが、十分2kgはある。
「ヨシヨシ。」
吊るして次を狙う。
既に、容赦なく吹き付ける北西の強風と、横殴りの雨で体が芯まで冷えてきた。
寒い・・・。
7時。
8時。
潮が止まった。
Rを過ぎた辺り。
少し沖目に放ると、右へ流れる潮と左へ流れる潮がぶつかってる事に気づく。
「ん?」
ゆっくり・・・ゆっくり流して止まった。
そして微妙にラインに違和感。
「喰った・・・?」
聞く。
「ググン・・・。」
「喰った!」
「グン!」
「グングングン・・・。」
「ギュギュ~ン!」
「あぁ・・・小さい・・・。」
しかし、なんとかキーパーサイズありそうなので、慎重に浮かせてゲット!
「ヨシヨシ。」
吊るして3枚目を狙うもナンモで、12時撤収。
宿で検量。
49cm/2.28kg 30cm/510gでした。
10月28日(水) 6時に赤灯。
今日がダービー最後の釣行。
なんとか一つでも獲って終わりにしたいとこだが・・・。
今日は6:40頃にソコリ。
内側を隈なく探るも反応無し。
壁、堤防と落とすと、なんとかトロっトロの流れを見つける。
2回、3回と流してると、ラインが「ス~・・・」っとゆっくり入っていく。
「喰った・・・。」
「グン!」
「ギュギュ~ン!」
「ヨッシャ!」
小さいがキーパー。
いい感じに引いてくれる。
浮かせてゲット!
まずは1枚にホッとしつつ吊るす。
次を狙って堤防に上がる。
さっきと同じパターンで落とすが皆無。
「たまたま喰っただけか・・・?」
壁に降りて右往左往。
やっぱりナンモ・・・。
堤防に上がる。
パターンを替えずに、同じポイントに放る。
流れていたラインが止まる。
「ん?」
聞く。
「モゾ・・・。」
「喰った!」
「グン!」
「ゴン!」
「ギュ―――ン!」
「ヨッシャ―!」
強い引きで底を這い、Rの方へ走る。
「根だな・・・。」
壁に降りてラインを限界まで巻く。
Rの手前から沖に向きを変えた。
「やっぱ根か・・・そうはいかない。」
竿を頭上高く上げ、突進を止める。
「切れるなよ・・・。」
止まった。
「ヨシ・・・。」
高速巻きで距離を縮めて、直ぐに竿を上げる。
「ギュ――――!」
締め込んで止まった。
再び高速巻き。
弱ったのを感じ、移動しながら巻いて引っぱって根から離す。
澄んだ水の下の方で完全に姿を見せる。
大して大きくない。
しかし、これがまた強い・・・。
水面近くまで浮いては来るが、そこからがしぶとい・・・。
何度も突っ込み、やっとタモを入れて御用。
「ハァ・・・強い・・・。」
二つ目を吊るして次・・・。
「今日はこのパターンが正解か・・・?」
まだ7時になったばかり。
今日は11時まで・・・。
まだ時間はたっぷりある。
もう一つ獲れば、去年のダービーの枚数と並ぶ。
なんとか、もう一つ・・・。
気合を入れ直して落としまくるが反応が無い。
「なんか変わったか・・・?」
右往左往してると下の潮が止まり、上だけがカっタるく流れだした。
他のポイントは止まってるか逆に流れる状態・・・。
僅かに動くポイントでタナ、地底と探るがナンモ・・・。
9時になり10時・・・。
「ハァ・・・終わったな・・・。」
右から左へ流れるRで粘ってみるも皆無・・・。
「だよな・・・。高コバも止まってたしなぁ・・・。」
堤防に上がり、際、前、超前と探りながらコバまで来た。
すると、さっきまで止まってた潮がトロくだがいい感じに流れてる・・・。
しかも魚が見える。
目を凝らす。
間違い無い・・・黒鯛だ。
5、6匹が上と底近くをウロウロしてる。
時計を見ると10:40を回ってる。
「もうここしかない・・・。」
タナで粘るがダメ・・・。
「底のヤツか・・・。」
際、前、超前・・・。
どこから流せば喰うのか・・・。
ダメだ・・・。
際。
10:50。
コバの手前まで来て、少し大きめの波が一つ・・・二つ・・・三つ・・・。
まだざわついてるコバに着いた瞬間。
「グンっ!!」
勢い良く穂先が入った!
「喰った!」
「グン!」
「グングングン・・・グ―――ン・・・。」
「ギュ―――――ン!!」
「ヨッシャ――!」
いつもの経路を辿り、水路の沖へ突進して行く。
「強ぇ・・・。」
重さは無いが何しろ強い・・・。
ラインを信じて強気に巻いて寄せる。
少し沖目で浮いた。
さっきのと同じ位のサイズ。
まだタモは早い。
コイツも浮いてからがしぶとい。
強気に抵抗を続ける。
少し弱くなったとこで、内コバへ回り込む。
無理をせず、降りて浮かす。
タモを入れてネットイン!
「ヨッシャ~!」
三つ目魚を吊るしたとこで、遠くに鈴木丸が見えて終了。
宿で検量。
31cm/620g 41cm/1.35kg 41cm/1.28kgの3枚でした。
《使用ライン》
【道糸】 【サンライン】 【極細天糸0.8】
【ハリス】 【サンライン】 【スーパートルネード0.8】
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