HONMOKU ANGLERS

本牧で生まれ育った黒鯛師の、汗かきべそかき釣行記!

連覇

2009-11-19 00:13:40 | 日記・エッセイ・コラム

09’鈴木釣り船店 黒鯛ダービーが11月8日に幕を閉じました。

お陰様で昨年に続き、73枚を釣り優勝をする事が出来ました。

今年も沢山の方々にお世話になり、助けて頂きました。

ありがとうございました。

特に、計良さん、まっちゃんには数々の助言を頂き、結果を出す事が出来ました。

本当に、ありがとうございました。

来年は今年以上に釣りから遠ざかる事になりますが、月に1回、2回は横浜沖提に足を運ぶと思います。

どこかの堤防でお会いしましたら、宜しくお願い致します。

今年は本当に厳しいシーズンでした。

来年は皆様にとって良いシーズンになる事を願っております。

ありがとうございました。

横浜黒鈴釣友会 東京湾黒鯛研究会 

サンライン フィ―ルドテスター

                                                     古後 義和


二つ・・・三つ。

2009-11-17 20:22:02 | 日記・エッセイ・コラム

10月26日(月) 台風の前日、北西の強風と横殴りの雨の中、気合の釣行。

(笑)

6時に赤灯。

ここのとこ朝の2~3時間にアタリが出てる。

もしくは上げっパナ。

タンクをセットして壁に上がる。

いい感じに上げが流れてる。

「ヨッシャ・・・。」

張り付いて何度も何度も流す。

6:40。

Rの手前。

「コン!」と穂先が振れた直後、勢い良く穂先が入る。

「喰った!」

「グン!」

「ゴンゴンゴン!」

「ギュ――――ン!!」

「ヨッシャ―!」

ゆっくりと重い引きでRから崩れに回る。

「またデカいか・・・?」

壁から降りて慎重にやり取り。

ギラ・・・。

姿を見せるが・・・。

「またしぶといのかな・・・。」

何度か締め込むが、割とスンナリ浮いてきた。

「ヨッシャ・・・。」

タモを伸ばして。

ゲット!

狙い通りの一発に思わず顔がニヤける。

(笑)

前回のよりは少し軽いが、十分2kgはある。

「ヨシヨシ。」

吊るして次を狙う。

既に、容赦なく吹き付ける北西の強風と、横殴りの雨で体が芯まで冷えてきた。

寒い・・・。

7時。

8時。

潮が止まった。

Rを過ぎた辺り。

少し沖目に放ると、右へ流れる潮と左へ流れる潮がぶつかってる事に気づく。

「ん?」

ゆっくり・・・ゆっくり流して止まった。

そして微妙にラインに違和感。

「喰った・・・?」

聞く。

「ググン・・・。」

「喰った!」

「グン!」

「グングングン・・・。」

「ギュギュ~ン!」

「あぁ・・・小さい・・・。」

しかし、なんとかキーパーサイズありそうなので、慎重に浮かせてゲット!

「ヨシヨシ。」

吊るして3枚目を狙うもナンモで、12時撤収。

宿で検量。

49cm/2.28kg 30cm/510gでした。

Pa260003k

10月28日(水) 6時に赤灯。

今日がダービー最後の釣行。

なんとか一つでも獲って終わりにしたいとこだが・・・。

今日は6:40頃にソコリ。

内側を隈なく探るも反応無し。

壁、堤防と落とすと、なんとかトロっトロの流れを見つける。

2回、3回と流してると、ラインが「ス~・・・」っとゆっくり入っていく。

「喰った・・・。」

「グン!」

「ギュギュ~ン!」

「ヨッシャ!」

小さいがキーパー。

いい感じに引いてくれる。

浮かせてゲット!

まずは1枚にホッとしつつ吊るす。

次を狙って堤防に上がる。

さっきと同じパターンで落とすが皆無。

「たまたま喰っただけか・・・?」

壁に降りて右往左往。

やっぱりナンモ・・・。

堤防に上がる。

パターンを替えずに、同じポイントに放る。

流れていたラインが止まる。

「ん?」

聞く。

「モゾ・・・。」

「喰った!」

「グン!」

「ゴン!」

「ギュ―――ン!」

「ヨッシャ―!」

強い引きで底を這い、Rの方へ走る。

「根だな・・・。」

壁に降りてラインを限界まで巻く。

Rの手前から沖に向きを変えた。

「やっぱ根か・・・そうはいかない。」

竿を頭上高く上げ、突進を止める。

「切れるなよ・・・。」

止まった。

「ヨシ・・・。」

高速巻きで距離を縮めて、直ぐに竿を上げる。

「ギュ――――!」

締め込んで止まった。

再び高速巻き。

弱ったのを感じ、移動しながら巻いて引っぱって根から離す。

澄んだ水の下の方で完全に姿を見せる。

大して大きくない。

しかし、これがまた強い・・・。

水面近くまで浮いては来るが、そこからがしぶとい・・・。

何度も突っ込み、やっとタモを入れて御用。

「ハァ・・・強い・・・。」

二つ目を吊るして次・・・。

「今日はこのパターンが正解か・・・?」

まだ7時になったばかり。

今日は11時まで・・・。

まだ時間はたっぷりある。

もう一つ獲れば、去年のダービーの枚数と並ぶ。

なんとか、もう一つ・・・。

気合を入れ直して落としまくるが反応が無い。

「なんか変わったか・・・?」

右往左往してると下の潮が止まり、上だけがカっタるく流れだした。

他のポイントは止まってるか逆に流れる状態・・・。

僅かに動くポイントでタナ、地底と探るがナンモ・・・。

9時になり10時・・・。

「ハァ・・・終わったな・・・。」

右から左へ流れるRで粘ってみるも皆無・・・。

「だよな・・・。高コバも止まってたしなぁ・・・。」

堤防に上がり、際、前、超前と探りながらコバまで来た。

すると、さっきまで止まってた潮がトロくだがいい感じに流れてる・・・。

しかも魚が見える。

目を凝らす。

間違い無い・・・黒鯛だ。

5、6匹が上と底近くをウロウロしてる。

時計を見ると10:40を回ってる。

「もうここしかない・・・。」

タナで粘るがダメ・・・。

「底のヤツか・・・。」

際、前、超前・・・。

どこから流せば喰うのか・・・。

ダメだ・・・。

際。

10:50。

コバの手前まで来て、少し大きめの波が一つ・・・二つ・・・三つ・・・。

まだざわついてるコバに着いた瞬間。

「グンっ!!」

勢い良く穂先が入った!

「喰った!」

「グン!」

「グングングン・・・グ―――ン・・・。」

「ギュ―――――ン!!」

「ヨッシャ――!」

いつもの経路を辿り、水路の沖へ突進して行く。

「強ぇ・・・。」

重さは無いが何しろ強い・・・。

ラインを信じて強気に巻いて寄せる。

少し沖目で浮いた。

さっきのと同じ位のサイズ。

まだタモは早い。

コイツも浮いてからがしぶとい。

強気に抵抗を続ける。

少し弱くなったとこで、内コバへ回り込む。

無理をせず、降りて浮かす。

タモを入れてネットイン!

「ヨッシャ~!」

三つ目魚を吊るしたとこで、遠くに鈴木丸が見えて終了。

宿で検量。

31cm/620g 41cm/1.35kg 41cm/1.28kgの3枚でした。

Pa280005n

《使用ライン》

【道糸】 【サンライン】 【極細天糸0.8】

【ハリス】 【サンライン】 【スーパートルネード0.8】

ホームページ:HONMOKU ANGLERS

http://www18.ocn.ne.jp/~dears/

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