HONMOKU ANGLERS

本牧で生まれ育った黒鯛師の、汗かきべそかき釣行記!

あと4枚!

2007-10-28 22:05:16 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf0756

10月26日(金) 今日も昼から白灯です。

目標まで、あと6枚・・・ダービーは11/4まで・・・。

もう後がない・・・釣らねば・・・。

朝から来ている方に聞くと、午前中に二つバラしたとの事。

下げが良かったのかな・・・魚は居る・・・上げに期待。

今日はテラスはやらずに真ん中の低い外側から。

いつもの呪文・・・「焦るな・・・ゆっくり・・・ゆっくり・・・。」

ユラユラと落とし、待つ・・・。

喰え・・・喰え・・・引き込め・・・。

先端まで来て、睨みつけるラインと穂先はピクリともしない・・・。

魚は居るはず・・・この餌に気づいているはず・・・。

なにが気に入らないんだ・・・。

餌のサイズ、付け方、落下速度・・・こまめに替えながら丹念に探る。

内側は風でざわついてるし、濁りも外よりいい感じだ。

内側か・・・?

外は静かだが、トロっトロに上げが利きはじめた。

前日に仲間からもらった情報を、何度も頭の中で繰り返す。

常連さんとすれ違う。

「どうですか?アタりますか?」

「全然ダメです・・・。」

なんだかなぁ・・・と10円玉まで行き、また先端に向かって落とす。

14時になり雨が強く降り出す。

フードをかぶると、やけに静かに感じる。

再び先端まで来て、コバ近辺を隈なく探る。

コバの少し手前から、ゆっくりと落としはじめる。

ちょうどコバで着底するように落としたのだが、思ったより潮が早い。

あぁ・・・余裕でコバ通過しちゃうな・・・やり直し・・・。

と、思った瞬間!

いきなりひったくるアタリ!

慌てて合わせるがスカ・・・。

餌に異常なし。

クッソー!

もう一度流してみるが反応なし。

再び10円玉に向かって落とし始める。

15時。

かなり上げて来た。

あと2時間・・・。

喰うなら今だ・・・。

常連さんとすれ違う。

「今あそこで外れちゃいました!」

「マジっスか!?」

道糸とオモリのサイズを聞いて、自分の仕掛けと比べて引き算。

これで間違っていないはず・・・。

10円玉に上がり、再び先端に向かって落とし始める。

真ん中位まで来て、底で待つ・・・。

すると「コツコツ!」

穂先が入った!

「来たーー!」

合わせを入れると「グーーーーン!」

と沖に走り出す!

あまり強くない。

獲れる。

タメに入ったが濡れて滑ってラインが出てしまう!

高速巻きで浮かせてゲット!

15時30分。

まだいける!

急いで魚を吊るして、道糸を詰めて、ハリスと針を交換。

股下まで浸かりながら10円玉へ向かう。

「焦るな・・・ゆっくり・・・ゆっくり・・・。」

10円玉に上がり、一呼吸。

時間をかけて往復。

さっきのポイントより少し10円玉寄り。

ユラユラと落ちていく餌。

一ヒロ入った位で「ギューーーーン!!」とひったくる!

海面に突き刺さりそうな穂先!

ヨッシャーーー!

少しラインを出し、タメる!

「ギューーーン!」

綺麗に弧を描く愛竿。

抵抗が弱くなったところで、一気に浮かせる。

浮いたとこへタモ!

ゲット!

ヨッシャ!

また浸かりながら急いでオカマへ戻る(笑)

16時30分。

あと30分。

また急いで10円玉へ(笑)

しかし、アタリ無くタイムオーバー。

終了。

いや~!全身ずぶ濡れボロ雑巾(笑)

宿で検量。

44cm/1.58kgと44cm/1.46kgでした!

目標まで、あと4枚!


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