11月9日から11日までの三日間研修に行ってきました。
行き先は新潟県小千谷市山旧古志村の中越地震復興状況の視察です。
当日の朝はさわやかな秋晴れの我が町を出発したのですが、
天気予報どおり新潟県に入ったとたん
本降りの雨になっておどろきました。
「国土交通省の災害普及センター」応急仮設住宅(第一工業団地)→千谷第二応急仮説住宅(千谷運動公園・多目的グラウンド)→千谷第一応急仮説住宅(千谷運動公園・野球場)→小千谷市役所(担当者によるパワーポイントを使った詳しい震災の状況と
現在の復興状況の説明を五時間受けた。
質疑応答の中で、議会はどのような対応をしたかを質問。
制度の中では議会としてのきまりはないが、
地元議員が各地の要望を持ち込み、それらを全体の中で、
議長が調整し本部に24時間つめていたと。
問題点は住宅応急修理制度である。
国の制限
世帯収入が500万以下、世帯主が45歳以上又は要援護世帯せ世帯収入が
500万から700万、世帯主が60歳以上または要援護世帯せ世帯収入が700超から800万以下の条件を満たして、60万円
県の制限
世帯収入の制限なしで大規模100万円、半壊50万円
の補助金しかない現状であった。
新潟県長岡市妙見土砂崩れ現場(優太ちゃんが助かった現場)
小千谷市役所のHPを参照。
弥彦神社を参拝し、菊祭りを見てきました。
11月10日
午後は西部広域消防事務組合を視察。
平成11年にオープンしたこともあって新しく施設は充実している
ようにみえた。しかし合併を予定していた市町村が離れたり、
また新しい市町村と合併が進んでいたり
と不安定な様子であった。
昨年の中越地震はわずかな人しか避難してこなかったと報告があり、
せっかく良い施設でも遠いところへは避難しにくいのかと感じた。
せん定枝リサイクル施設
町内から回収されたせん定枝や刈草等を
リサイクル資源として有効活用するために設置された。
老舗温泉旅館富士屋で宿泊
玄関から全館バリアフリーであった。
トイレも段差がなく手すりやいたるところに
椅子が置かれていた。
11月11日
朝一番に宝山酒造所を見学試飲。
10種類の試飲をしておみやげに買ってきた。
高台にある良寛記念館から佐渡島が見えるそうだが
残念ながら見ることはできなかった。
途中風力発電を見ながら一路帰宅。